【第5弾】最年少21歳、女性フリーランス美容師の武田志桜里さんに月収などリアルを聴いた。

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好評頂いている”フリーランス美容師”密着シリーズの第5弾です。
今回、なんと”21歳”で活躍されている女性フリーランス美容師がいると聴き、伺いました。
表参道・原宿ではなく、立川。どのような女性なのでしょうか?
 
今回色々とリアルな数字含めインタビューさせて頂きました。
では、インタビュー本編に移らせていただきます。

誰よりも早く半年でスタイリストデビュー。その先を誰よりも早く目指したかった

今回、インタビューさせて頂く武田さんです。
よろしくお願い致します。

今回インタビューさせて頂く女性フリーランス美容師の武田志桜里さん

-KAMIU編集部です。本日はよろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。

-早速なんですが、21歳でスタイリストというのも業界から見ると”若すぎる”年齢です。どのような経緯でデビューされたのでしょうか。

2016年に立川方面にあるグループ展開している美容室に入社しました。そんな中で、美容師として働くのであれば、誰よりも早く、そしてトップを目指そうと心に決めており、当時深夜3時や、早朝4時からなど勤務時間以外は殆どレッスンをさせて頂いておりました。その結果、入社3ヶ月目にはカットに合格し、10月にスタイリストデビューしたという経緯になります。

-異例すぎますね(笑)そんな中で何故、女性フリーランス美容師としてキャリアを歩もうと思われたのでしょうか

当時、全国の美容師が集まる技能五輪という競技コンテストに出場させて頂いた際に、京都の美容師の方に「フリーランス美容師という働き方がある」と教えて頂いたのがきっかけです。自由かつ成長に上限がないということに魅力を感じ、色々と調べていく中で、売上が安定するまで給与保証があるOZUMIというフリーランス美容師向けのシステムを知り、挑戦してみようと思い立ちました。そして、2017年3月から女性フリーランス美容師として活動しています。

フリーランス美容師になった変化。なんと平均手取り60万円に、しかし自己責任の世界というリスクも

-フリーランス美容師としてデビューされて半年ほど経ちますが、変化はありましたか?

かなりありました(笑)大きく「収入」・「ワークライフバランス」・「環境」の3つに分けてお話します。「収入」に関しては、現在平均50~60万円ほどの手取りとなっています。アシスタント時代の2、3倍になりました。売上からお席代の月11万円と薬剤費を抜いた分が手取り収入になります。

「ワークライフバランス(働き方)」も休みの日はお料理教室やジムなど好きに過ごせるようになりました。また、お客様のいない時間は帰れたり、おやすみも自分で調整できるので、そのあたりの自由度も高まりました。特に土日なども休もうと思えば休めるのが良いですね。私は休みませんが(笑)

最後に「環境」ですが、現在のお店はすべてフリーランス美容師のための美容室(by Airsalon)なので、切磋琢磨し合うという環境が素敵です。人間関係も年上の方が多く成長できる環境にあると感じています。

-良いことづくめな気もしますね。。逆にフリーランス美容師になって悪かったことはありますか?

悪いことというほどでもないのですが、「収入の不安定性」は常にあります。7月は良かったけど9月は、、という風に少し上下すると心配になりますね。
あとは、確定申告などの手続きも自身でする必要があるので、大変だなと思っていたのですが、「Air Life」という記帳代行サービスを利用しており、そのあたりはサポートして頂いております。ただ、逆に自己責任の世界なので「出来ない事も挑戦しよう」という前向きな気持ちになりますね。

-ありがとうございます。お客様との関係性などに変化はありましたか?

女性フリーランス美容師になって良かった点としては、マンツーマンで「個と個」の関係性になれるので、深いお話なども出来て非常に楽しいです。たまに同業者の方など来られると、店舗に属していると出来ないような情報交換や経営のお話もできるので、勉強させて頂いております(笑)

お休みの日はお料理教室に通っている

美容師という道を通じて、より多くの人を幸せな気持ちにしていきたい

「より多くの人を幸せにしていきたい」と語る武田志桜里さん。


-最後に2つ質問させてください。「美容師になったきっかけ」は?

高校生のとき、なりたい職業が溢れていました。歌手・看護師・CA・ブライダルプランナー・美容師などです。共通しているのは「人とかかわる」「人を幸せにする」という点でした。進路に悩んでいる中で、高校のクラスマッチ(※山形の一部エリアでは体育祭のことをクラスマッチそうです)で、私のヘアアレンジが評判になり、同級生たちが私の席の周りに順番待ちするという体験をしました。その際に、「美容師は人を幸せにできるんだ」と感じ、美容師を目指すことにしました。

-では、最後の質問になります。「今後どのようなキャリア」を歩んでいきたいと思われていますか?

フリーランスになってから様々な職種の方やオーナーの方と出会うことができたので、コラボなどを行い、自身のスキルの幅を広げていきたいと考えています。フリーランス美容師というポジションだから出来ることは多いので、発信しつつ幅を広げていきたいです。「一人でも多くの人が自分と同じような幸せを感じてほしい」という気持ちなので、より多くの人に幸せになってもらいたいです。

武田さん、カラオケは常に92点以上キープとのこと。100点も数回。

-幸せになりたいですね。ありがとうございました。

ありがとうございました!

武田さんは折り紙も得意とのことなので、作っていただきました。

21歳の女性フリーランス美容師へのインタビュー後記

今回「21歳」と聴き、耳を疑いましたが、とても受け答えもしっかりされており、生き方として常々目標設定をされてきたのだなという印象を受けました。また、歌手という目標も捨てていないとのことなので、次回は歌声も聴いてみたいですね。

また、フリーランス美容師のための空間・サポートも充実しており、よりフリーランス美容師になるハードルは下がってきているという印象です。
今後も増えていくのでしょうか?KAMIUでは引き続きフリーランス美容師の実態を調査致します!

また、武田さんなんでもご質問くださいとのことなので、質問のある方はKAMIUのLINE@までご連絡くださいませ!

■ご紹介したリンク
by Airsalon – フリーランス美容師向けの空間レンタルサービス
Air Life – フリーランス美容師向け税金・保険サポート
OZUMI – フリーランス美容師のデビュー支援パッケージ
※OZUMIの募集状況に関してはお問い合わせください

過去の密着取材シリーズ

第1回:【密着取材】原宿で働く現役フリーランス美容師の一日に密着!
第3回:【密着取材 第3弾】有名店を経て26歳でフリーランス美容師独立 | 新宿 永田一弥さん
第4回:【密着取材第四弾】25歳の若さでフリーランスとしてマルチに活躍!久米村啓太さん