カラー剤に新たな革命か。世界初※、クレイを利用したカラー剤「terra」が凄すぎた。毛髪検証もやってみた！

どうも、KAMIU編集部です！久しぶりのプロダクト紹介です。

今回は今年の春に発売された初のクレイを利用したシュワルツコフのカラー剤「terra（テラ）」のリピート率が92％だという噂を聞いて、品川にあるヘンケルのラボで本格機器を用いたカラー剤検証をやってまいりました。

※世界初：ヘンケル上市品において

「クレイ」って”泥”という意味なんですが、この泥を新素材として利用したカラー剤がterraなんです。

• 圧倒的な密着性で液垂れしづらいカラー剤
• 色持ちがよく、色の艶やかさもアップ。コーラル＆オーシャンが可愛い！
• 頭皮への刺激が大幅減少

というようなクレイカラー、高額な設備を使った実験もしてまいりました！
KAMIU限定の無料サンプルもご提供頂きました！
いやー、凄い研究施設でした。早速、解説してまいります。

そもそもクレイカラーとは？「terra」という革命的なカラー剤について

今回の新カラー剤「terra」はクレイ（泥）が新素材として採用されています。
実は今まで無かったクレイを使用したカラー、世界初とのことです。

そもそも、クレイってよく聴くけど髪にも良いの？という方も多そうですので、早速クレイという新素材について見ていきましょう。

クレイカラーの効果がすごすぎる。

クレイは、「ミネラルが豊富で粒子が非常に細かく、密着性がある」という特性があります。

この成分の特性を生かして造られたのが今回のクレイカラー「terra」です。

クレイが何億年もかけて、自然界で生成されます。人工物では類を見ない特性を活かした”クレイカラー”。

このクレイの特性を活かした事によってterraは従来のカラー剤に対して下記のような特長を生み出すことに世界ではじめて成功しました。

シュワルツコフの発売した新たなカラー剤「terra」とは？ 554回/377時間のために出来ることを。

554回/377時間という数字。何のことだかわかりますか？
こちら女性が一生涯にヘカカラーをする回数と付着させる時間とのことです。

terraはこのカラー剤と触れ合う時間を「大地の力（クレイ）」を用いて、より優しく・より濃密にというコンセプトで誕生しました。

実際のクレイカラーの検証結果をご紹介致します！

①カラー剤の高浸透…色艶と色持ちを従来よりも深く。

クレイはしっかり密着する特性があるため、染料が深く浸透します。
下記は実際に旧製品との比較した実験の結果です。

染料が毛髪の深層部まで「深く」浸透していることが分かります。
この浸透によってカラー剤が色持ちしやすく、艷やかな表現を実現します。

②毛髪への優しさを追求…クレイの力で髪と頭皮を支える

terraは通常のカラー剤に比べ、刺激が少ないのも特長です。下記の刺激実験の結果に驚愕しました。

カラー剤ってしみるから何か嫌だよね、というお客さまは多いのです。
クレイカラーとスキャルプセラムを併用することによって実験では刺激が50％程度低減する結果となっています。

これは良さそうですね…さらに面白い特長もご紹介。

③髪への高密着…髪1本1本に、まさに泥のように密着します。

泥って凄くくっつくイメージがありますよね？
実際にクレイカラーは毛髪にしっかりと密着するのです。

こちらの実験ではクレイカラーを塗布したウィッグは「毛の飛び出し」がほぼなく、しっかり髪と髪が密着しあってることがわかります。
このクレイの密着性によって塗ムラや液垂れをなくしてくれるのが、クレイカラーなのです。

こんなパンフレットに載っているような情報だけだと物足りない…？そうですよね、そうですよね…！
という事で、今回は実際にヘンケルのラボ「ジャパンビューティー イノベーションハブ」に訪問し、本格機器で検証させて頂きました！

いやー、良い実験でした。ありがとうございます。
早速terraの無料サンプルをもらう場合はこちら

KAMIU編集部がヘンケルのラボに潜入！検証実験を観察させてもらった

早速、品川にある、先月リニューアルしたばかりだというヘンケルのラボに来てみました。

こちらのラボは新しくなっただけでなく、面積も以前の倍になったそう。
つい最近、Henkelさんのグループになった「SHISEIDO Professional」のロゴも。凄い。。

ラボの中は基本撮影禁止なのでお見せできないのが残念ですが、研究に必要な新しい機器類も導入されていて最新ファシリティ（設備）が揃っていました。
様々なイノベーションがここで生み出されているそうです。

ブランドマネージャーと研究員の方々

今回は旧製品とterra(クレイカラー)の比較検証をして頂けるとのことで、特別に研究室に入れてもらいました！

粘度は硬めなのに、”「柔らかい」だけど、垂れない”という新感覚。

まずはクレイ入りカラーと通常のカラー剤の粘度をterraとESSENSITY（旧製品）で比較。
規定の比率で1剤と2剤をミックスします。
薬剤を出したところから既にterraのクレイ感が見て取れます。

この「液垂れの無さ」凄くないですか？まさに密着、密着でした。

それぞれ同じ量を同時にガラス板に刷毛で塗布し、垂直の板の上でクリームがどんな動きをするかの実験。
右側のように垂れていくのが通常のカラー剤ですが、左側のterraは密着性が高く、微動だにしません。柔らかいのにずれない、クレイだけが見せる特性とのことです。

この密着加減、凄くないですか？しかも柔らかいので塗りやすさもあるんですよね…。
まさに新感覚でした。

この新感覚が髪の上でねらった部分だけにカラー剤を塗布できたり、塗布した部分以外の頭皮や髪に薬剤が浸透しないという点に繋がります。

ゼロテクに自信のある美容師さん、クレイカラーを使えばそのゼロテクがより光るはず…。

「伸び」の実力を実験！しっかり密着性はあるけど、しっかり伸びるんです。

続いて、クレイカラーの「伸び」の実験を行います。
クリップとハケを活用した実験機材も、、面白い…！

ちなみにこの装置、今回の実験のために研究員の方が特別に手作りしてくれました。

頑張ればKAMIUでも作れそうな気がしたのでいつかやってみたいですね。
このような感じで、クリップにハケをかまして、伸びを実験していきます。

はたして、密着性が高い分、クリームの伸びはどうなのか？の実験してまいります！

それぞれの製品をセッティングし、それぞれ同じ分量を正確に量り、台の上にのせます。
そして、刷毛をセッティングし、機械を使って一気に同じ力で伸ばします！

一番右がterraなんですが、なんということでしょう。

左が旧製品（エッセンシティ）、中央が現行品（ピクサム）、右がterra

通常のカラー剤と同じ伸び方なのが目視できますね。硬いと真ん中くらいでクリームが途切れるそう。これほど柔らかさはあるのに、垂直な板の上で動かない密着性、不思議です。

世界初のクレイカラー、面白すぎるでしょ…。このテクスチャーだと頭皮にも付着しづらいはずなので、ブリーチとクレイとかも相性良さそうですよね。

クレイは”色持ちが良い”は本当か？20回シャンプーで比較！

最後に色持ちの実験を行います。染めて、流す・流す・流す！

色持ち実験は同じレベル、色相の新旧製品（terraとエッセンシティ）で比較します。
白とブリーチ毛の2種類に塗布していきます。

KAMIU編集部もよく見る光景が、ヘンケルのラボにも…！
毛束ごとの放置時間の測定をやりやすいタイマーあったらニッチですけど売れそう。

そして、研究員さん手馴れていて素早い。1分の狂いもなく放置時間を測ります。
続いてシャンプーを塗布していきます。シャンプーは、しっかり小数点第二位まで測ります。
（KAMIUは小数点第一位までなので、なんだかいつもすみません…）

シャンプーとコンディショナーを塗布し、洗い流し、とドライします。
このドライヤーの固定方法、めちゃくちゃ良いなと思ったのでパクらせて頂きます。

そして、3週間後を想定した回数分、地道な作業を繰り返します。
塗布・流す・ブロー・塗布・流す・ブロー・塗布・流す…
まるで修行です。最後に精密な機械を用いて毛髪分析を行っていきます。

最終的に毛束は色持ちを測る測定器にかけられ、人の目に頼らない、正確な数値で計測されます。
この機械が欲しい…！

また、見た目の違いも比較するため、写真も撮っていきます。

結果がこちら。いやー歴然とした違いがでてしまいましたね…。
terraの色持ちが凄すぎる。

ベーシックなベージュ系のカラー（7レベル）ですが、terraの方がしっかり色が残っているのがわかります。

一番右の旧製品3週間後は色素が抜け、毛束の黄色が出てしまって黄緑色に見えています。
terraの3週間後はベージュ系の色のまま、薄くなった感じです。

精密機器の結果によると、カラー直後と比較した3週間後想定の色持ちの数値を比べると、terra（①）と旧製品（②）の差が約41%と出たそう。

つまり色持ちが旧製品より1.4倍になっているということ。すごい。。
これ公に他社メーカーさんとの比較はできないんですが、相当凄い色持ち力な気がしました。

KAMIUでこの機械欲しい！

クレイカラーは”次の指名検索”になりえるかも

いやー面白い実験でした。しっかりとパンフレット通りの色持ち・ツヤ・密着力でしたね。
編集部的に、次の指名検索に入るのでは？と思ったくらい良い製品でした。

薬剤で集客するな！と言われる美容師さんもまだまだ多いですが、お客様はやはり「カラー剤ブランド」に惹きつけられるもの。

出典：Googleトレンド

未だに「カラー剤名」での指名検索での来店は多い状況となっています。
すでにグレイカラーをterraに総切り替えしたサロンもあるとか。
「terra」も次の「指名検索カラー剤」となる予感がしますね…楽しみです。

terraはグレイカラーだけでなく、トレンドカラーにも対応

ちなみにこちらのterra、ベージュ系とかコンセプト的に「グレイカラー」っぽいダークトーンのイメージだと思いましたよね？

実はしっかりとトレンドカラーにも対応されています。カラーチャートがこちらです。

terraのクレイカラーはグレイシェードとファッションシェード、クリア、コントロールカラーの計20色がラインナップ。

そのため、定番の人気カラーはもちろん、今年のトレンドカラーにも対応が可能なんです。
いやぁー、この新発想のカラー剤「terra」すごいですね、、。

そして、クレイのオーシャン9と、コーラル9が可愛すぎる件

オーシャン、コーラルという色名に惹きつけられてしまう編集部なんですが、terraのオーシャン9とコーラル9がめちゃくちゃ良さそうでした。

オーシャンやコーラルというワードに惹きつけられる美容師さん、是非一度サンプル請求してみてください笑

気に入るはず…！（KAMIU編集部はお気に入りになりました）
毛束検証でもかなり綺麗な色味だったので、ぜひサンプル請求で試してみてください。

最後に：美容業界で主流だったクレイ原料が、世界初のカラー剤に。

クレイカラー「terra」…。恐るべしという実験結果でしたね。

実際に編集部でも触ってますが、めちゃくちゃ面白い質感なので、是非試して欲しいです。
いやぁ～、この操作性の良さ。。
慣れると手放せなくなるのも納得。リピート率が92％の理由が分かりました。

今回KAMIU限定で無料サンプルお手配頂けるとのことで、下記より是非試してみてください。
terraの無料サンプルはこちらから

いやー、クレイの原料を使ったカラー剤自体が「世界初」で、さらにシュワルツコフの日本拠点から誕生した製品という話を聴いてますます応援したくなりました。
カラー剤市場、長らくプレイヤーの変化がそこまでありませんでしたが、これは来てしまうかもな…と感じたカラー剤でした。

以上、KAMIU編集部でした！