どうも、KAMIUです!
ブリーチの髪に使う紫シャンプーなのですが、ブリーチと言っても明るさの範囲が広すぎて抽象的になりがちです。。
なので、今回はどの程度の明度までなら紫シャンプーに効果があるのかという事で検証しました!
ヘアカラーでよく聞くカラーレベルとは?
「カラーレベル」または「レベルスケール」とも呼ばれ、髪の明るさのレベルを表記したものです
美容院で聞いたことや見た事がある方も多いのではないでしょうか。
それぞれの美容院ごとでカラーの明るさに違いが出ないようにと、日本ヘアカラー協会(JHCA)が基準を定めているそうです!
また各カラー剤の会社がレベルを作っています!
NPO法人日本ヘアカラー協会のレベルスケールは、ヘアカラー施術前の髪の明るさを測り、仕上がりの髪の明るさを想定するのに使用されます。
レベルスケールはもともと美容師のの勉強のために作成したツールで、現在でもレベルスケールを教材にしてヘアカラリスト検定やセミナーを実施しているらしいです。
そんなカラーレベルの段階は何段階まである?レベル別で特徴を説明!
一応1から20までのカラーレベルがあるそうです。
上記はシュワルツコフのカラーレベルです。
JHCAの基準では4トーンからしかないのですが、メーカーによっては3からのと5からのなどカラーレベル表記の数字の始まりが違うものもあります!
*メーカーに寄ってカラーレベル表記は異なります。
カラーレベル3から5トーン
日本人の黒髪がおよそこのくらいだと言われています!
美容室で黒染をお願いされた場合、一般的にこの範囲でするそうです。
- 基本的な黒髪の仕上がり。
- ブリーチ状態からこの辺りまで染めると色の抜けはほとんどないけれど、「太陽の光が当たると独特の透明感が若干出て暗いけどカッコいい!」や「良い色!」と美容師さんはよく言われるそうです!
- 太陽の光があたってもそこまで茶色に見られない。
- 3トーンは漆黒になっています。カラスみたいな色で本当の真っ黒。
カラーレベル6から9トーン
このあたりのカラーレベルから黒から茶色に変わっていきます。
基本的な茶色がカラーレベル7と8だそうです。
- カラーレベル6トーンは有名航空会社の基準にもなっています。上品な女性的なイメージに仕上がる。規定が厳しめな会社だと6トーンまでが多い。
- カラーレベル7トーンはホテル業界や、接客業などで許容されていることが多い。色合い的にはここらへんから色味が出てきます!
- カラーレベル8トーン頃から学生が初カラーをする際によく染まっている色がイメージです。
- カラーレベル9トーン位から見た目で直ぐ分かるような色合いです。
カラーレベル10から12トーン
この辺りからかなり明るい色になっていきます!
ただ、まだこの辺りは日本人特有の赤みが残っています。
- カラーレベル10トーンは規定緩めの職場なら許されることが多いイメージ。美容室に来られる方は10トーンくらいの明るさに抜けてしまっている事が多いそうです。
- カラーレベル11~12トーンは黒髪からのブリーチ無しカラーです。ブリーチがないので極力ダメージを少なく1番明るく出来るレベル。
- カラーレベル10~12位の明るさになると流石に悪いイメージが付きやすくなってきます。会社的にもNGが多いイメージです。
- ダブルカラー希望ならここら辺がおすすめ。ただ色持ちがあまりしないイメージ。
カラーレベル13から15トーン
この辺りまで明るくなると外も歩いていて目立ってくる色合いです。
日本人特有の赤みも感じなくなります。
- カラーレベル13~14トーンだと細毛や軟毛なら、1度のカラーでいける場合があります。
- カラーレベル15トーンはブリーチ必須になります。ダブルカラーとハイライトの土台になるカラーが15トーンよりも上の明るさになります。がこの辺から。
- 髪の毛に強度なダメージを感じてしまう明るさです。
カラーレベル16から20トーン
この辺りはハイブリーチレベルになります!ブリーチを何回も繰り返して作って行く色合いですね!
シルバーぽい色にする方がこの辺りのレベルをベースにするイメージですね!
- カラーレベル16トーンは赤みがなくなり黄色味だけの状態になります。 ちなみに通常ブリーチ2回でたどりつく明るさです。
- カラーレベル17トーンはブリーチが3回は必要になります! 基本的にブリーチ3回だと髪が切れてくるので、ここまでできる方は髪質がブリーチに強い1部の方に限られてきます!
- カラーレベル18~19トーンまでくるとブリーチでは実現不可能な色合いになってきます。
- カラーレベル20トーンは白髪です!基本的に黒髪をいくらブリーチ重ねても20レベルは到達出来ず、人工的に作れない明るさになっています。
紫シャンプーはカラーレベルで言うとどこから使用可能?
紫シャンプーは、ハイトーンカラーで12レベルより上のブリーチを使ったカラーをしたとき退色するに連れて黄色っぽさを取り除く為に使われるそうです!
逆に言えば、黄色みが残っている様ならカラーレベル12トーンじゃなくても使用可能ということにもなります!
【動画有り】実際にカラーレベル15の毛束に紫シャンプーを使用&検証してみた!
用意した紫シャンプー「クオルシア」と「グッバイイエロー」
フィオーレの「クオルシア」とシュワルツコフの「グッバイ イエロー」を用意しました。
STEP.1 適量の紫シャンプーに浸す
適量の紫シャンプーを浸けていきます。
STEP.2 紫シャンプーに5分間放置
5分間放置
結果:カラーレベル15の毛束で5分放置だとあまり変わらない
元の毛束に対して色味が少し変わってはいるが対してわからないという結果になりました。
ただグッバイ イエローに対してクオルシアが気持ち紫味が入っている見栄えになっています。。
動画にもしたので是非見てください。
最後に:カラーレベル15以下だと紫シャンプーの濃さは薄い!?
今回の検証どうでしたか?個人的にはカラーレベル15~16の今回の毛束にも少し黄ばみがあると思ったんのですが、結果はご覧の通りになりました。。
カラーレベル15辺りになると効果は薄そうですね。
また、紫の濃さで有名なクオルシアを使用すると紫味が出てきたという事で、ムラシャンを使用する際は、カラーレベルが低くても細心の注意が必要という事と、メーカーによっても紫シャンプーの濃さが全く違うと言うことが分かっていただけたのではないでしょうか?
以上、KAMIUでした!