美容室を開業した後、経理で悩むことが多いのではないでしょうか?
今回は美容室の経理で使う勘定科目やおすすめの会計ソフト、本についてご紹介していきます!
そもそも美容室の「経理」とは?
美容室の経理では、以下の勘定科目を使うことが多いです。
- 売上:サービスを提供したときに使用
- 仕入れ:カラー剤やパーマ液など、売り上げを立てるために購入した際に使用
- 給与:従業員の給与が発生したときに使用
- 水道光熱費:水道代や電気代などが発生したときに使用
- 消耗品費:雑誌などの消耗品を購入したときに使用
- 交際費:取引先との飲み会などがあった場合に使用
- 旅費交通費:出張時の交通費や宿泊代などで使用
- 支払家賃:事業所の家賃で使用
管理をする場合は、適切な勘定科目を使用しなければなりません。業務内容が比較的シンプルなので、勘定科目の選定に困ることはほとんどないでしょう。
おすすめの美容室向け経理ソフト3選
会計freee
初心者でも簡単に利用できることが売りの会計ソフトです。毎日少しの記入だけで経理作業を行うことが可能なので、忙しい美容室でも効率的に使用できます。3つのプランがありますが、美容室の場合にはミニマムプラン(1980円/月)で問題ありません。
マネーフォワードクラウド会計
AIによる自動入力、自動仕分けが売りの経理ソフトです。自動化で業務を50%カットできます。スモールビジネスプランなら、月々2,980円で利用可能です。
やよいの青色申告
インストール型とクラウド型が存在し、クラウド型のセルフプランであれば、1年目無料で使用可能です。2年目以降も年間8,800円で使用できますので、コストパフォーマンスが非常に良いです。あまりコストをかけたくないと感じている場合におすすめです。
おすすめの美容室向け経理本5選!入門から応用まで
美容室の経理を勉強するなら、以下の5冊がおすすめです。それぞれの難易度も記載しています(5段階評価)ので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめ美容室向け経理本:難易度1
経理以外の人のための日本一やさしくて使える会計の本
経理に携わったことがない人が大まかに「経理の本質」を理解するのにおすすめの1冊です。
おすすめ美容室向け経理本:難易度2
図解即戦力 勘定科目と仕訳がこれ1冊でしっかりわかる本
経理や簿記の業務に必要な仕訳とその際に使う勘定科目を初心者でもわかりやすく理解できる1冊です。
おすすめ美容室向け経理本:難易度2
「経理の基礎知識」から「数字をつかった提案力の高め方」まで、様々なノウハウが解説されています。 図解入りなのでとても分かりやすいです。
おすすめ美容室向け経理本:難易度3
美容室の会計と税務
美容院の会計と税務について、基礎知識から実践方法まで理解できます。
おすすめ美容室向け経理本:難易度4
図解美容室経営の数字に強くなる本
美容師の経理に関係する「数字」の見方がわかります。図版でわかりやすく解説されているので、数字が苦手な人でも簡単に理解できます。
最後に:経理はクラウドで自動化を。美容室で経理を始める方はまずは本を2冊は読もう。
美容室は忙しく、経理業務に手が回らないということも少なくありません。会計ソフトを導入することで、簡単に経理作業ができます。クラウド会計ソフトを利用してみてはいかがでしょうか。
導入前には「経理とはどんなものか」ということを知るために、難易度が低い経理本を2冊以上読むことをおすすめします。