【衝撃】美容室内の犯罪経験率は約70%!?防犯カメラで「レジ金横領」、「材料の窃盗」を防ごう。実際に防犯カメラをつけてみた。

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どうもKAMIU編集部です。先日Twitterで下記のようなアンケートを取ったところ衝撃の結果が…

【アンケート】お勤めするサロンで「レジ金の横領」、「薬剤の無断持ち帰り」が起きたことありますか?
・あった 56%
・なかった 32%
・過去3年以内にあった9%
・やっていた3%

あくまでTwitterの匿名アンケートなので参考程度に、という感じではありますが、実際に美容室内での窃盗や横領は多いと言われています。
実際に、ヤフー知恵袋などでも下記のような相談が多く寄せられていました。

出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1090533810

美容室でのレジ金横領や材料窃盗が多い理由は?現金商売、サービス業ゆえの抜け穴

美容室での横領や材料の無断持ち帰りは跡を絶たない状況です。
実際に美容師さん向けのオープンチャットで質問してみたところ、同じような体験談がちらほら…。

何故美容室業界で横領が多いのか?
他の業態との会計の仕組みの違いが関係しています。小売店を例にあげると、以下の違いがあります。

小売業:商品数が多いのでモノの値段がレジを通すまでわかりづらい/トータル金額を出す必要があるので必ず”レジを通す
サービス業:モノに値段がないので”レジを通さなくても会計処理が可能

この違いにより、起こりやすくなっているのです。美容室の横領に関しては次の章で詳しく解説します。
レシート発行もしていないサロン様も多いのが要因と言われています。

POSを置いていても”美容室の横領”は防げない。追加メニューによる横領の抜け道

また、オプションメニューの追加での横領の抜け道もよく起きています。
下記のようなフローですね。。追加メニュー分は未申告でレジを通すという方法です。

美容室やサロンの中には「売上管理」「在庫管理」の機能がついたPOSを使用しているところもあると思いますが、このように抜け道をくぐられる可能性が高いのです。

これがPOSでも防げない、追加メニューによる横領の抜け道。商品が目に見えないサービス業であり、現金商売だからこそ、レジを通さなくても会計処理が可能なのです

現在はPOSの導入とともにクレジットカードや電子マネー決済ができる美容室が増えてきました。
キャッシュレス店舗だとこういうのもないんでしょうねー。。

大手の美容室はどのように防いでいる?券売機のススメ

QBやカラー専門店は券売機で対策をされているんですよね。
下記のような感じです。ラーメン屋さんとか飲食店も券売機が主流になってきていますよね。
<font size=引用:グランデュオ

券売機の価格は安いものでも50万円、高いものだと200万以上になります。
防犯カメラ付きの券売機とのこと。。

お手頃に横領含め防犯対策を行うにはどうすればいいのか?
今回、お知り合いのサロンで防犯カメラを設置するとのことで同行してまいりました。

いやー、これは便利ですね・・。

美容室に防犯カメラを置く4つのメリット。トラブル防止や犯罪抑止に。

その前に美容室で防犯カメラを設置するメリットを考えていきましょう。

美容室が防犯カメラを置くことで得られるメリットとは?

防犯カメラを置くことで防げるのは「横領」や「薬剤持ち帰り」だけではありません。防犯カメラ設置の4つのメリットを紹介します。

1.お客様とのトラブルを防ぐ

お客様と会計時の「お釣りをもらっていない」というような金銭トラブルや、「貴金属や財布の中に入っていたお金がない」などの盗難トラブルが起こった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

繁忙期や複数の作業をしているときなどはどうしてもミスが起こりやすくなりますし、店舗側のミスじゃなくてもお客様が勘違いをして訴えるケースもあります。

防犯カメラを設置することで証拠が映像に残るので「やった」「やっていない」という泥沼化を防ぐことが出来ます。

2.スタッフによる商品の横領防止

美容室の中にはシャンプーやカラー剤などの様々な商品や美品があります。きちんと管理していないとスタッフが私物化して家に持ち帰る、なんてことも少なくありません。ひとつひとつの値段は少額かもしれませんが、積み重ねれば大きな損害になりえます。

証拠がつかみにくかったり、身内の犯行だと明らかにしにくかったりするので、スタッフに対する警告の意味も込めて防犯カメラを設置しましょう。

3.店舗内外での防犯対策

防犯カメラは店舗の中と外につけることをおすすめします。

店舗内に関しては空き巣被害の防止です。美容室を狙う空き巣は、薬剤やシャンプー、ドライヤーなどの備品を転売目的盗みます。美容室は定休日が決まっているため、夜以外にも「人がいないとき」が把握しやすく、狙われやすいのです。

たとえ空き巣被害にあったとしても、映像が残っていれば、盗難被害に合った証拠になります。

また、店舗の外に植木鉢や看板を出していたり、駐車場のある美容室も多いと思います。「お店の外に置いていた花壇が取られた」「荒らされていた」「車に傷がつけられていた」なんて話も少なくありません。

外にも防犯カメラを置いておくことで、そういったトラブルの防止になりますし、空き巣のターゲットになりにくくなります。

4.店舗の様子を把握できる

複数店舗を運営するオーナーであれば、防犯カメラを設置することで、お客様の入状況やスタッフの動きなどを離れた場所からでも確認することが出来ます。

どの店舗が、いつ混んでいるのか、ということを把握して、人が足りていない店舗に人材を送る、ということもできるようになりますよ。

 

実際に美容室の防犯カメラ設置に立ち会ってみた。これは簡単だ‥!

美容室でのカメラ設置に立ち会ってみた。

今回美容室に設置した防犯カメラはTP-Link「TAPO C200」スマホでも見れる

下記の商品の取り付けに立ち会ってきました。

いやー、箱だと大きそうですよね。
実際に手に持ってみてるとこんな感じです。

小さいッ‥!しかも軽い!
おもちゃみたいですぐ壊れそうなんですが、どうなんでしょうか。

今回設置するTAPO C200ですが、上下左右に動く&不審人物にアラームとライトで警告するアラーム機能や、夜間や薄暗い場所でも映像の視聴や録画ができるナイトビジョンなどを備えています。

めっちゃ十分やん…

防犯カメラの設置は電動ドライバーでらくらく、手ドライバーでも頑張ればいけそう

こんな感じで壁に打ち付けていきます。

実際の設置感がこちら。時計の近くに2つ設置しています。

近くで見るとこんな感じです。

TAPO C200はスマートフォンのTapoアプリでカメラの設定から利用までが可能となっており、1つのアプリで最大32台のカメラを確認できます。カメラを映す位置やアラームの操作もスマホから操作可能です。

アプリでこんな感じで見れます。
設置も簡単で、カメラを使用したい場所に台座を取り付け、台座にカメラを固定するだけです。電源コードをさして電源を入れ、アプリから設定すればセットアップは終了です。

電源コードがだらんとしていると見栄えが良くないので、モール等で隠すのがおすすめです。

今回買ったTAPOとモールはこちらです。
たった4000円程度で防犯カメラ環境がつくれます。Wifi環境さえあればOK!

カメラ単体だと録画時間が限られているのでマイクロSDも。

配線を隠した方がおしゃれなのでモールも買いました。

総額1万円以内なんですよね。。
レジ周りに1台あれば良いとおもうので、お手頃に防犯環境が整えられます。

  • カメラ:4190円
  • SD:1000円
  • モール:1300円

1台つけるなら合計6000円程度です。防犯カメラが、、安すぎる。。

美容室の防犯といえば「アルソック」「セコム」、いくらくらいなの?

ちなみに防犯と言えばアルソックとセコムですよね。
ざっくり金額感を調べてみました。

月額でどちらも5000円以上はかかりそう。
簡単に防犯環境を整えたいなら防犯カメラを自分で買うのも良さそうです。

【おすすめ】アルソックシールはAmazonで買える!

ちなみにあまり知られていないのですが、アルソックの窓ロックを買うと、アルソックのシールがおまけでついてます笑

このステッカーだけでも防犯効果がありそうなので、おすすめです。

最後に:美容室業界の負の連鎖を”防犯カメラ”で断ち切ろう。

いかがでしたでしょうか。いやー、美容室業界の犯罪、多すぎます。。
防犯カメラの設置に関して、スタッフから「監視されている」「疑われている」という声があったという話も伺います。

でもこれ、例えば駅のホームやコンビニに設置されてるカメラには文句言わないですよね?

また、美容室で強盗に襲われたりしたときに証拠が残っていなければ、自分が盗んだと疑われる可能性もあるのです。
美容室に防犯カメラを設置することで、薬剤の無断持ち帰りやレジ金の横領を防ぐだけでなく、スタッフの身の安全を守ることにも繋がるということを理解してもらえるとよいなと感じました。

いやー、、美容室内の犯罪は本当になくなってほしいものです。