長く美容師をやっていると、アシスタントや新人の教育を任されることも増えてきますよね。今回は、美容師が知っておくべき教育のポイントをご紹介します。
アシスタントの教育方法によって駄目なスタッフになる!?
アシスタントが美容室に欠かせない人材になるかどうかは、教育方法にかかっていると言っても過言ではありません。モチベーションを保ちつつ、仕事のやりがいを感じさせることが大切です。
美容師の教育カリキュラムで気を付けたいポイント3つ
では、美容師の教育カリキュラムで気を付けたいポイントを詳しくみていきましょう。
ポイント1:基本からきちんと教えること
これくらいはわかっているだろう、と思わず専門用語やお店のルールを基礎から教えていきましょう。
また、どうしてこの作業が必要なのか、何のためにやっているのかを伝えることでミスを防ぐことができます。将来的に、一本先を読んだ行動ができるようになるためにも、きちんと仕事を教えていくことが重要です。
ポイント2:他の人と比べず、本人ができたことを褒めること
少しずつでもできたことを褒めることで、仕事のモチベーションを保つことにつながります。
また、同時に複数人のアシスタントが入ってきたときに注意したいのが比較しないということ。その人なりの成長スピードがあると考えて指導をしていきましょう。
ポイント3:気軽に質問できる雰囲気を作ること
円滑なコミュニケーションのためにも欠かすことができないポイントです。仕事には関係のない話を普段から少しでもしておくことで、気兼ねなく質問できる雰囲気を作ることができます。
また、アシスタントの質問や考えは頭ごなしに否定するのではなく「どうしてそう思うのか」を聞きましょう。お互いの思い違いなどを防ぐことができますよ。
教育改革で顧客からもスタッフからも信頼のある美容室に
アシスタントや新人の教育が上手な美容室は、スタッフ間だけでなくお客様からの信頼もアップします。ぜひ、今回ご紹介したポイントを抑えて教育を行ってみてくださいね。