こんにちは!この記事をご訪問いただいた方には将来の独立、美容室の開業を目指して一生懸命お仕事をされている方も多くいらっしゃると思います。憧れの独立までの道のりを詳しく解説していきます。
美容師が独立する理由
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美容師はほとんどの人が独立したいと思っています。表参道などで華やかに構える店舗の美容師はキラキラして見えますよね。しかし彼らは大変な努力をして美容師として生計を立てています。美容師の仕事はお客様の髪を扱う、皮膚に触れる仕事をしているのでとても繊細な仕事をすることが必要とされます。その繊細な仕事をするためにはしっかりとした技術が必要であり、技術を身に着けるためには泥臭く地道に練習をするしかありません。
サロンの営業時間時間に練習はできませんので練習時間は営業時間終了後になります。ヘアアレンジなどにはトレンドがあり、そのために情報を仕入れることも欠かせません。地道な努力の積み重ねで少しずつ一人前になり、ランクもアップしていき給料もどんどん上がっていきますが給料は30万円が限界でしょう。美容師は使用者からかなりの額が引かれています。そのような状況が続けば実力のある人なら「自分で店を持って収入をあげていきたい」と思うのは当然です。
では、美容師が独立するまでの期間はどのくらいなのでしょうか?
美容師として独立するための期間
美容師として独立を考え実際に開業するための大まかな流れを解説していきます。
独立のためにはサロンで経験を積む
まずは美容師になることを決意し、美容学校に入学、卒業、美容免許を取得しサロンに就職します。美容学校を卒業したばかりでは独立はできません。まだ何もできないからです。サロンに就職したらまずはアシスタントです。1年目のアシスタントはとても大変です。サロンにもよりますが美容業界が体育会系の気質がまだ残っており、社会人デビューの20歳前後の若者は鍛えられます。辞めていく人も多くいます。しかしお客様に喜んでもらえるなどやりがいを感じて仕事をしていき頑張っていくと20代後半頃からマネージャーに昇格していき人事管理、サロン管理などを任されていきます。様々な仕事を任されて始めて独立が現実味になってきます。
30歳前後に独立する人が多い
具体的に独立を考え出す人はサロンで経験を積んだ30歳前後の方が多いです。期間は美容師として働き始めて10年前後でしょう。
また美容師として独立するのならなるべく若いほうがよいです。美容室に訪れるお客様は女性が多く、女性は若い人に髪を切ってもらいたいものです。なので美容師もそこまで年齢を重ねていない方が好まれます。
美容師は40歳定年説があります。40歳で美容師を辞める人も多くいます。少子高齢化に伴い美容室に来店されるお客様の年齢は上がっていく傾向にあると思われますが、それでも50代だときついでしょう。
お世話になったサロンを辞めなくてはいけない
独立する際にはサロンを辞めなくていけません。サロンの店長に独立するので辞めますと伝えてもあなたに腕があって店長に認められているなら引き止めにあうでしょう。店長を何度も対話を重ねて円満な形で退職しましょう。ここで店長と喧嘩だとしてしまうといざあなたが独立して逆境に陥った場合相談しても助けてくれないなんてことになりますし、独立後の苦しみに比べればまだ我慢が足りないといわざるをえないでしょう。
またずっとお世話になっているお客様に報告する必要があります。以下のツイートは独立する美容師の方に髪を切っていてもらった人のツイートとなります。
長年担当してもらってた美容師さんがお店をやめて独立することになって、前のお店やめてから新しいお店オープンするまでにしばらく期間が空いたから別の美容院に行ったら、今日両方の美容師さんから同時にハガキがきた
— ゆけあ@ゆけっちゃ (@yukeaa) 2016年6月27日
美容室の開業までの期間
いざ美容室を開業することを決意したら開業のための準備が必要です。実際独立準備はまだサロンで働きながらの週1回の休みで行うことになります。そのためするべきことが多くあり苦しい期間となります。独立検討から開業までの期間はその人の力量にもよりますが資金の確保がある場合は約半年です。
資金調達
当然のことながら開業のためにはまずお金、資金が必要です。今まで貯めてきたお金、仕事のつながりからの援助、親族からの援助、金融機関からの融資などお金を調達するための方法は様々です。
出店準備
資金が貯まった、確保できたら活動をします。立地を探し、不動産会社を探します。いざ店舗が決まると工事をして、HPを作成するなどして出店をします。店舗を作るわけですからもちろん費用がかかります。物件の賃貸費用、内装費用、外装費用、シャンプー台、広告宣伝費などお金がどんどんかかってきますので準備する必要があります。また都心に開業するか地方に出店するかで費用は大きく変わってきます。
フリーランスとして仕事をすることも
サロンを辞めてすぐ美容室を開業するわけにはいきません。その間は収入がないためフリーランスの美容師と仕事をする必要がある場合があります。
開業までの間フリーランスとしてtwitterでお仕事募集しているツイートを見つけました。
キャンディピンクのグラデーション♪
人との差を付けれる色で可愛いですよ(^-^)
【お知らせ】
3/1より独立への準備期間としてフリーランスの美容師として活動する事になりました!ご予約は… https://t.co/eSy29nPTT9
— 川内 政人 (@kawauchi0105) 2017年2月20日
まとめ
ここまで美容師が独立して美容室を開業するまでの期間を解説してきました。独立するまではとても大変な期間であり地道な努力が続きます。めげそうになることもあると思いますが、今まで努力してきたことを忘れずやっていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。
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