どうもKAMIUです。久しぶりのホットペッパービューティー関連の話題です。
読者の方から「ホットペッパービューティーがまた値上げするらしい」とコメントを頂き、調査致しました。
2019年4月号からのEPRPプランのみ値上げ開始。全体の25%のサロンに影響か
値上げの概要は下記です。2019年の4月号からEPRPプランのみ2.5倍値上げをするとのこと。
EPRPプランって何?という感じですが、なんと【月額1万円】の一番安いプランです。
まぁ最も下のプランですね。EPRPプランは殆ど機能がついていなくて、下記のような機能になります。
クーポン10枚、スタイル写真4枚って、、、何故このしょぼいプランの値上げに踏み切るのでしょうか?
売上目標達成のため、、というところでしょうか。噂によると202X年までに美容事業で売上1000億円を目指しているとも聴きます。
EPRPプランを値上げするホットペッパービューティーの狙いはさらなる収益拡大。個人店は足切りされる時代に
EPRPプランを掲載しているサロンはどのくらいあるのでしょうか?
現在、ホットペッパービューティーの契約店舗は3.8万店舗です。
この3.8万店舗のうちおよそ25%、およそ9500店舗はEPRP、もしくはBSプランと想定しましょう。(大体エリアによってですがその水準のようです)
下記で試算してみました。今回は月1万円のプランが月2.5万円になるという価格の値上げです。
なんと、年17億円の売上増加が見込めるようです。凄いですよね、、、
EPRPプランはキャンペーンで1万円。正価は3万円。だけど創刊から7年、3万円での販売実績はないです →一般向けだと景表法違反ですがBtoBならセーフ!
そして今回面白かったのが「EPRPプランはずっとキャンペーンで正価3万円を1万円で安く提供していた。だけど3万円での販売実績はない」とのこと。
今回の値上げまで、実際に3万円で販売したことはないとのことです。
このような価格の表示方法は二重価格表示といって、一般向けだと景表法でNGになる行為です。
、一度もその価格で販売をした実績がないにもかかわらず、いきなり割引価格を表示して販売した場合は“二重価格表示”とみなされます。
引用:二重価格表示とは? リンクソリューション
ただ、ホットペッパービューティーの場合、サロン様向け(BtoB)なので大丈夫だということ。
BtoBには景表法が関係ないケースがあるようです。面白いですね笑
では今回の値上げ、切り抜ける方法はないのでしょうか?ホットペッパービューティーの営業担当の言う通り値上げにのっかるのがよいのでしょうか。
返答期限は10月2週目まで…!期限が迫っています。KAMIUでは、切り抜ける方法を1つご提案します。
サロンボードだけ使いたい方は【無料】のBSプランを。
サロンボードだけ使いたい方は、BSプランという裏メニューがあるとのこと。
このプラン、通常は案内しておらず、「辞める寸前」のサロンさんに対して提案しているとのこと
特殊メニューですね。そういうのありなんでしょうか(笑)
最後に:ホットペッパービューティーの経営戦略が正すぎる
今回の値上げという判断ですが、経営的にはただしすぎるんですよね。
ある程度独占している市場で値上げするというのは間違いではないのです。
ただ、その利益をどこに使うのかというのが気になりどころですね、、、!
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