どうもKAMIUです。今回はあの元祖美容師向けオンライン学習サービス「ヘアスタディ」が上場企業に買収されたというニュースが舞い込んでまいりました。
最近はオンライン学習というと「ヘアキャンプ」のイメージが強いですが、ヘアスタディの創業は古く2011年からサービスを開始されています。
今回は、「ヘアスタディ」と「ヘアキャンプ」の2大美容師オンライン学習サービスの比較、またヘアスタディの決算などについてまとめてみました!
ヘアスタディとは?黒字経営の「黒字」の健全経営ベンチャーだった!
そもそもヘアスタディとは?美容師向けオンライン学習としては現時点で最古のサービス。
そもそもヘアスタディとは一体どのようなサービスなのでしょうか?
ヘアスタディとは美容師向けのオンライン学習サービスで、美容室以外の自宅でも美容の勉強を個人的にすることが可能となっています!
創業のきっかけは「お店のカリキュラムに不安があったり、後輩の前で練習するのが恥ずかしいなどや、努力しているのに結果が出ない」
そのような目の前の壁が越えられないそんな美容師が奮起するきっかけを作りたいとして「ヘアスタディ」が誕生したとのことです。
ヘアスタディ運営の「Akubi社」は黒字経営の健全企業だった!
ヘアスタディを運営するAkubi社の業績推移が下記です。
売上は毎年少しずつ低減してますが、利益は死守している健全経営です。
売上高は2018年の21,702 千円から2020年は18,119 千円と少し減少しているのが分かります。
年々減少傾向になっている物の、営業利益は2018年で1,287千円と2020年で171千円と出ており黒字経営となっております。
ヘアスタディを運営していた会社Akubiの売上高や営業利益など上記の図に記載しています。
売上や営業利益など2018年から2020年にかけて、減少傾向なのですが黒字経営は死守していますね。
ヘアスタディvsヘアキャンプの2大美容師向け教育動画サービスを比較してみた
オンライン学習といえば「ヘアキャンプ」の印象ですよね。
実際に2大美容師向けサービスを比較した比較表が下記になります!
同ジャンルの会社であるヘアキャンプ創立日が2013年6月創立なのに対してヘアスタディは2年も早い2011年7月の創立日となっており、美容系オンラインサービスのパイオニアと言っても過言なのではないでしょうか。
現時点では、ヘアキャンプの方が登録者数と動画数が多いという結果になっております。
上場企業の「アジャイルメディア・ネットワーク」が買収したヘアスタディの今後の展開は?
上場企業である「アジャイルメディア・ネットワーク」に買収されたヘアスタディの今後はどのような展開になるのでしょうか?どういう狙いなのでしょうか。
ニュースに記載されていたので引用させて頂きます。
オンライン学習サービスの「ヘアスタディ」を子会社化し、同社の「アジャイルメディア・ネットワーク」との連携を目指していくようですね。
「ヘアスタディ」の美容師や美容室との接点を通じて、同社の「デジタルパンダ」や動画の特許テクノロジー「プリズム」を使用したサービスの提供が可能になるとのことで相乗効果も狙えそうです。
子会社化して幅が広がっていくオンライン学習サービスの「ヘアスタディ」の今後が楽しみです。
最後に:コロナ禍で勢いの増した「オンライン学習」はより一般的になるはず
上場企業が買収、というのは非常に驚きました。
コロナ禍の影響でオンライン学習も一般的になってきた感じがしますよねー。
この分野でいうと昔、「SAKURA ビューティーTV」というサービスもあったのですが、クローズしてしまっていて難しいのかもと思っていた領域です。
コロナの影響でオンライン化がいっきに進んだ2020年。
2大美容師向け学習サービス「ヘアスタディ」と「ヘアキャンプ」がどの様にサービスを展開していくのか今後も目が離せません。楽しみだなー。