こんにちは。KAMIUです。ご存知の美容師さんも多いかもしれませんが、今回は日本で初めてボンディング市場に進出したFIBREPLEX(ファイバープレックス)についてシュワルツコフ様に直撃取材!!開発の経緯や今後の展開などを深掘りしてきました!ぜひ最後までお読みください。
ブリーチしても傷まない??シュワルツコフの「FIBREPLEX(ファイバープレックス)」
今回、取材させていただいた商品はブリーチしても傷まない?「FIBREPLEX(ファイバープレックス)」です。皆様はご存知でしょうか?FIBREPLEX(ファイバープレックス)はもともと美容室にあるブリーチと併用して使用することで、枝毛、切れ毛を94%削減((ドイツ本社研究所にて、・ブリーチ剤[2剤は9%を使用]・ファイバープレックス No.1 ボンド ブースター・No2. ボンド シーラーとブリーチ剤[2剤は9%を使用]で比較した研究データ[最大値]))してしまうという革命的な商品です。
FIBREPLEX(ファイバープレックス)は、No.1 ボンド ブースターとNo.2 ボンド シーラーからなり、施術方法としてはボンド ブースターを水で希釈して、スプレイヤーで髪に塗布した後、普段どおりにブリーチをします。この中に毛髪保護成分ジカルボン酸が含まれており、毛髪内部のフィブリルにしっかり定着することで酸化のダメージから髪を守ります。
その後、通常どおりシャンプーし、ボンド シーラーを塗布して洗い流したら施術終了です。ボンド シーラーはコーティングの役目でジカルボン酸を閉じこめるため毛髪保護効果を長持ちさせ、ツヤを与えます。
2018年6月4日からは、ホームケア商品として「FIBREPLEX(ファイバープレックス) シャンプー&No.3 ボンド メンテナー」を発売しています。こちらもジカルボン酸が配合((シャンプーのみ))されておりサロンで施術した後もホームケア商品のシャンプーとヘアトリートメントとして使うことで毛髪の素地を維持し、まとまりやすくしなやかな髪を保ちます。
日本でのボンディング市場の先駆者シュワルツコフ
それでは、早速ですがシュワルツコフさんへの取材のためヘンケルジャパン東京本社に行ってきました。
シュワルツコフさんは全世界共通でこの社内と同じ様な作りに統一されているとのこと。
ジカルボン酸配合FIBREPLEX(ファイバープレックス)の開発・発売の経緯
今回は、FIBREPLEX(ファイバープレックス)の開発経緯や今後の展開についてお聞きしたいと思いシュワルツコフ様に取材をお願いしておりました。
-本日はよろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
-FIBREPLEX(ファイバープレックス)開発から発売に至った経緯を教えていただけますでしょうか?
開発はシュワルツコフの本社があるドイツでジカルボン酸を研究し、2015年からドイツで先に発売をしていました。
その後、2017年に日本でも発売となりました。日本人は海外の人のように、多くの人がブリーチをする文化がないので、そもそもFIBREPLEX(ファイバープレックス)のニーズがあるか悩んでいました。
ですので、発売当初は限られた一部のサロン様のみの取り扱いとなっていましたが、実際にいただくお声やSNSでの拡散による反響が大きかったため、全国のサロン様にも展開を始めました。
-ボンディング系製品が最近は多く出ていますが、違いはどこにあるのでしょうか?
成分の違いもそうですが、FIBREPLEX(ファイバープレックス)の特徴としては施術がシンプルなところにあります。前処理剤を普段からお使いの方は多いかと思いますが、そちらを置き換えていただくだけで良く、効果もしっかりあります。
【満員御礼】ブリーチ デザイン アカデミー開催中
-セミナーを開いているとお聞きしました。どのようなセミナーを行なっているのでしょうか?
「Bleach Design Academy 2018」を開催しています。こちらはスタイリストを対象とした、2日間でブリーチの使い方や旬なブリーチデザインを学べるセミナーです。人気のスタイリストの方を講師にお招きし、実際に教わりつつ実践するパートもあり、毎回募集してすぐに満席になる人気セミナーとなっています。
FIBREPLEX(ファイバープレックス)が狙う今後の展開〜カラー市場に新たな道を〜
-今後の展開について教えていただいてもいいでしょうか?
先日大きな美容関係のイベントに出展した際に、もっとFIBREPLEX(ファイバープレックス)を知りたい、導入を検討しているといったサロン様が多いことを知りました。引き続きより多くの美容師様にまず知っていただきたいと思っております。直近では、新製品カラー剤「ファイバープレックス-G」をこの10月から発売します。
FIBREPLEX(ファイバープレックス)搭載のヘアカラー剤「ファイバープレックス-G」 10月発売
-10月から発売されるカラー剤「ファイバープレックス-G」について説明をいただいても良いでしょうか?
こちらの商品はFIBREPLEX(ファイバープレックス)のテクノロジーをすでに搭載したカラー剤となっています。この商品は研究を重ね、苦労して開発した商品です。
-カラー剤の中にファイバープレックス、、利点がたくさんありそうですね。
大きなメリットとして
- カラー剤を併合する際のFIBREPLEX(ファイバープレックス)が適正量で入っているため、量を間違えるという失敗がない
- 通常と同価格((シュワルツコフ イゴラロイヤルと比較))のカラー剤だけを購入すれば良いので、小さいサロン様でもFIBREPLEX(ファイバープレックス)製品に手が届きやすい価格になる
といったところにあります。
-「ファイバープレックス-G」の狙いはどういったものでしょうか?
“白髪を隠す” “染めて身だしなみを整える”といった言葉に代表されるように、ワクワク、楽しいものでなくなってしまう白髪染め世代のヘアカラーですが、それをFIBREPLEX(ファイバープレックス)各種製品を使用して、“若い頃よりキレイ”を育むものにすることが私たちのミッションだと思っています。海外の素敵なオトナ女性のように、様々な髪色、デザインを積極的に楽しむ日本人女性を増やしたい。そのためには白髪の存在が消え、デザインが映える健康的な髪の素地が必須です。まずはこれから発売されるファイバープレックス-Gで髪の姿勢を整え(ダメージでバサバサした髪に、しなやかさやツヤを与える)ことからスタート頂きたいと考えています。
-「ファイバープレックス-G」は、これからのカラー業界の常識を覆すものになるかもしれませんね。本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
終わりに〜直撃取材を終えて〜
いかがでしたでしょうか?これからのFIBREPLEX(ファイバープレックス)の展開には心踊る期待をしてしまいます。
「ブリーチ=傷む」という定説を覆しつつあり、ヘアカラーをファッションのようにより多くの人に楽しんでもらおうとする姿勢はこれからの美容業界を大きく変えていくでしょう。