美容師って左利きでも大丈夫なのでしょうか?左利きのハサミがあるかどうか気になりますよね。
この記事では美容師の左利きに的を絞って解説していきます。
美容師は左利きでも大丈夫?②左利き用ハサミはある?
美容師さんが左利きだと、店によっては、右利きに矯正するよう、注意を受ける場合があります。
その時から、イバラの道がはじまります。
ハサミのみならず、箸や鉛筆に至るまで、右手で使えるように練習をしなくてはなりません。
ただし、現在では、ひと昔前よりは左利きに対して寛容な店も増えています。
現在は左利きの美容師さんも多いので、当然、左利き用のハサミも売られていますので、ご安心下さい。ただし、左利き用のハサミは右利き用の持ち手の部分をそのまま左利き用に適用し、動かす方の刃と静刃を逆にしたたものなので、「セミオーダー」扱いになってしまいますので、通常の1.5倍の値段になってしまうのが普通のようです。また、左利き用ハサミは納期も右用のハサミよりも遅いようです。何かと左利き用だと不便なこともありますが、無理に右に治すより、やはり自分の慣れている方でやるのがベストなのではないでしょうか?
美容師は左利きでも大丈夫?②むしろ左手だから便利な場合も
美容師さんが、スタイリストのロッド巻きやカラーのヘルプに入る時、座っているお客様の周りという狭い空間に2.3人が立ち、施術をします。下手をすると、ヒジとヒジがぶつかりますが、1人が左利きなことで、ヒジとヒジはぶつからずに済むのです。
これは大変便利で、むしろ左利きなのが重宝がられます。右利きが多い美容師さんの中で、一人だけは左利きなので、作業スペースがぶつからず、有効に使えるため、左利きは嫌われるどころか、ひとつの美容室に1.2人はいて欲しい存在だと言われています。
まとめ
かつては、とくに女性の左利きはあまり世間的にはよく思われなかった時代もありますが、近年では、むしろ左利きも個性として捉えられるようです。
そればかりか、ワインディングやカラーのヘルプに入る時、他の人と手がぶつからないというメリットがあるため、1つの美容室に1.2人はいて欲しい存在だと言われています。
それにかつては左利きの新人が美容室に入店した際に、左利きだと教えるのが大変なため、右利きに治すことが強制された時期もあったようですが、いまではそのようなことはそれほど多くないようです。
しかしながら、左利きで美容師をやっていくことは、負い目はかつてよりも感じないものの、ハサミの値段が高かったり、納期も右利きよりも遅かったりと、いろいろと大変なことも多いのが事実のようです。左利きの美容師さん、がんばってください。