【実録】違法な面貸し美容室、シェアサロンとは?契約書は結ぼう

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面貸ししたいオーナーと借りたいフリーランス美容師は、違法な面貸しになっていないか注意する必要があります。

今回は面貸しの注意点や実際に起きたトラブルについて調べました。

違法な面貸し美容室とは?オーナーの義務である保健所への届け出などの留意点

違法な面貸し美容室と、オーナーの義務である保健所への届け出について調べてみました。

違法な面貸し美容室とは?

面貸し美容室では、美容室オーナーとフリーランス美容師が業務委託契約をしています。
オーナーが美容師に対して業務命令や指示を出してしまうと、美容師を労働者として扱うことになるため違法になる可能性があります。

オーナーの義務である保健所への届け出などの留意点は?

引用:https://www.city.shibuya.tokyo.jp/assets/com/000043317.pdf

面貸しの契約書を新たに美容師と交わした場合、オーナーは保健所に変更届の書類を提出しなければいけません。

提出する書類は「届出事項変更届」「理容師免許証または美容師免許証(原本)」「結核、皮膚疾患等の疾病に関する医師の診断書(1ヶ月以内)」です。管理美容師を採用した場合は「管理理容師講習会修了証または管理美容師講習会修了証(原本)」が必要です。

各自治体によって提出物が違う可能性もありますので、採用する際には事前に確認しておきましょう。

美容師免許の持たない美容師を雇う面貸し美容室は危険!書類の提出を。

美容師免許の持たない美容師を雇うと美容師法違反になります。

面貸しで美容師と契約するときは、美容師免許を(外国人の場合は在留資格も)提出してもらうことが重要です。

理美容ニュースで実際に「美容師法違反容疑でベトナム人を逮捕」というニュースがありました。

引用:https://ribiyo-news.jp/?p=27876

美容師法違反になると「30万円以下の罰金」「美容所が業務停止」「美容師免許がはく奪」などの罰則が科せられます。

美容所が業務停止になると他の美容師にも多大な迷惑が掛かってしまうため、美容師法は遵守するようにしましょう。

「参考リンク:理美容ニュースHP

最後に:保健所のルールを守っている面貸しで

オーナーと美容師は必ず契約書類を交わし、契約内容に含まれていない仕事の依頼や契約内容の虚偽が無いかを気をつけなければいけません。

心配であれば税理士に書類を作成してもらい、保管しておくことをおすすめします。