面貸しとは?フリーランス美容師として知っておくべき利用料金のこと

[記事内外にPRを含みます]

最近よく聴く面貸し(ミラーレンタル)という働き方や制度について解説をさせて頂きます。
自由に働ける・所得が上がりやすいなどのメリットが多い反面、確定申告手続きが面倒などの手間があるのがネックですね。

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そもそも面貸しとは?

個人事業主として、面貸しのサービスを利用し独立する『ミラーレンタル』とも呼ばれる『面貸し』というシステムがあります。美容室やサロンの一部を借りて働く方法です。出典:美プロ「面貸しとは?」

そうです。面貸し(ミラーレンタル)とは、美容室の一席を借りて、そこで自身の指名客の方を施術することです。
最近話題の「業務委託サロン」のように、フリーの入客込の場合は従来の面貸しとは違うケースになります。
では、面貸しにはどのようなメリット、デメリットが有るのでしょうか。美容室を経営するオーナーの立場と実際に働く美容師の立場で見てみましょう。

美容室経営にとっての面貸しのメリット・デメリット

メリット1 回転率の向上

スタッフの数が足りなかったり、予約が入っていなかったりすると空席ができてしまいます。
店舗を構えて家賃を支払っている美容室側にとっては、空席があることはそのスペースに無駄に家賃を支払っていることにほかなりません。
面貸しですでに顧客を抱えているフリーランスの美容師にスペースを貸すことで効率的に収益を上げることができるのです。

メリット2 採用費、社会保険などコストの削減

一般的に人材会社などを通じて美容師を採用しようとすると40~60万円かかると言われています。また、せっかくお金を使って採用した美容師がすぐに辞めてしまって、採用費が無駄になったという話もよく聞きます。面貸しをしてくれるフリーランス美容師を探すことはもちろん必要ですが、上記のような採用コストはかからないことが多いのでリクスが少なく済みます。
また、直接雇用ではなく業務委託契約を結ぶことになるので、社会保険料などのコストを負担しなくてよいというメリットがあります。

デメリット 既存のお客様への影響

面貸しをしてくれる美容師は自分のお客様に対して、独自のサービスを提供します。料金形態やサービス内容等、自サロンと違う場合がほとんどなので、他の既存のお客様が見た場合混乱する場合があるかもしれません。

美容師にとっての面貸しのメリット・デメリット

メリット1 高収入が期待できる

面貸しでは歩合制や時間制などの料金形態がありますが、いずれの場合も歩合料や使用料を除く部分がすべて自分の収入になるため、努力次第では直接雇用され働くよりも大幅な収入増を狙うことができます。

メリット2 自由な働き方

お客様からの予約があった場合に働くというシステムであるため、時間の融通が利きやすくなります。通常店舗で働くと発生する朝礼やMTG、後輩指導などもないため、労働時間が圧倒的に短くてすみます。

デメリット 失敗するのも自己責任

上記のように、高収入、自由な働き方などメリットが多い面貸しですが、少なからずリスクもあります。基本的に自分でお客様を獲得していかなければならないので、一度お客様が離れてしまうとなかなか新規で集客するのは難しいかもしれません。
また、業務委託という形でサロンと契約するので社会保険などは自分で工面する必要があります。毎年確定申告が必要になるなど、従来は必要なかった業務も増えてしまいます。

面貸しの料金相場は?

面貸しでは主に3つの料金形態があります。

  1. 歩合貸し
  2. 時間貸し
  3. 月額買い取り

基本的にこちらの3つの形式の料金形態ですね。
それぞれの特徴とメリット/デメリットを解説していきます。

歩合貸し

こちらはお客様から頂いた売上のうち一定の料率をお店に渡すという料金形態です。
例えば、歩合還元率が60%の場合は、お客様から1万円頂いたうちの40%をお店に入金するので4,000円をお店に支払う必要があります。

こちらのメリットとしては
「お客様によって単価が違う場合も、還元率は一定で安心感がある」
「時間を気にせず施術が出来る」
という点がありますね。一般的な面貸しサロンでは歩合制を導入しているところが多いです。

デメリットとしては、店側からすると本当にその値段で施術したのかわからない、高単価のお客様の場合は店への支払いが大きくなるというのがあるかと思います。

相場は40%~60%というところがほとんどになります。

時間貸し

時間貸しは一般的なレンタル施設などと一緒で1分45円や、1時間1500円という時間単位で借りるタイプですね。
お客様の単価が高い場合は、時間貸しの方が歩合率は高まるケースが圧倒的に多いです。

例えば
・客単価:15000円(カットカラー)
・利用料金:2h3,000円
・手取り:12,000円
・歩合率換算:80%
となるわけです。

お客様の単価が高い場合は時間貸しでやられたほうが圧倒的にお得ですね。

相場は1時間1,500円~2,500円というところが多いようです。

月額買い取り

最後に、最近頻繁に見かけるようになった月額買い取りケースです。
席を8万円などで買い取ってしまうケース。
全国展開されている「Real me」さんなどはそういうパターンですね。

メリットは時間貸しと同じで、損益分岐点を上回った分だけ利益になるという点ですね。
ただ、店によっては「材料」「備品」など全て持ち込む必要があったりと、結構大変です。

店舗の立地や設備にもよりますが、相場は1ヶ月5万円~15万円というところが多いようです。

色々まとめてみたが、結局どれがいいのか?

高単価の方は時間貸しの方が良いかと思います。
ただ、フリー客の入客がないと厳しいという場合は歩合制で働くのもありだと思われます。
人によってそれぞれですので、一概にこれとは言いづらいですね。。

この記事に関してはまた追記させて頂きます。

■追記:2016/09/23 下記サロンのオープニング情報を頂いたので追記致します。
前例のないくらいの高待遇です。ぜひぜひ。

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出典:by Airsalon

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by Airsalon
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営業時間:24時間利用可能 (ご自身の勤務したい時間)

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OZUMI オズミ
出典:http://ozumi.tokyo/recruit

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面貸し利用の場合も60~70%の高還元とのこと(材料費など込み)

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リクエストQJ掲載記事:OZUMI TOKYO

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