どうもKAMIUです!今回は美容室の専売品転売サイトは儲かるのかを調査してみました!
また、独自に入手した楽天転売1位の決算書が手元にある為、業績推移表などにまとめていこうと思います!また、実際に書類送検された事例があった為そちらを元に商流図も作成したので気になる方は是非御覧ください!
では早速記事の方、見ていきましょう!
そもそも美容室の専売品の転売ECとは?違法ではないのか?
まずそもそも美容室の専売品をECサイトに転売するのは違法ではないのでしょうか?
美容室の専売品 転売ECとは?
ECとは、正式名称で電子商取引と呼ばれ、インターネット上で物やサービスを売買する事を指します。
「インターネット通販」や、「ネットショップ」といった、普段使われるサイトの事をECサイトと呼びます。大手のネットショッピングサイトの楽天やAmazonなどもこのECサイトに含まれます。
美容室の専売品も、近年ではECサイトを介して購入することが可能となっています。
代表的な美容室専売品のECサイトは「ビューティーガレージ」や「鼻通販」「インフィニティ-ビューティー」など複数のサイトが存在します!
違法ではないの?過去の逮捕事例とは?
転売と聞くと違法なイメージがあると思うので一旦、ここで違法なのか調査してみました!
まずはじめに、美容室専売品の商流図と違法になる商流のケースをまとめました!
下記の図参考にしてみてください!
ロット番号を消して横流しすると違法となるようですね。。
実際に、書類送検された事例があったため下記にてご紹介致します!
今年6月、警察は神戸市の美容室運営会社「ダブルカラー」を捜索。8月14日、会社と経営者の男(29)を、今年1月~6月にかけて製造番号を消した「COTA」のシャンプーなどをインターネット上で大阪府内の女性ら4人に販売した医薬品医療機器法違反の疑いで書類送検しました。
警察によりますと、男は除光液を使って製造番号を消していて、「2年前からネットで販売していた。製造番号を消していれば転売できると思った。」と容疑を認めているということです。売り上げは少なくとも約7200万円に上るとみられています。男は「ほかのメーカーの商品も大量にネットに出品した」と話しているということで警察は注意を呼びかけています。
なんと、高級シャンプーのメーカーの1つである「COTA」の不正転売で書類送検されたというニュースが過去にありました。
転売での売り上げ総額は少なくとも約7200万円に上るとみられています。
こうした高級シャンプーは「髪質にあった商品」を選んでもらう為、美容室の店頭のみでの販売に限られておりました。
しかし、製造番号を消してメーカーからの追跡をできなくすることでネットを通じた転売を行っていたようです。
しかし、7200万円分もバレないように横流しってすごいですね。。
*犯罪の為、真似しないようにしましょう。
KAMIUはとある美容室専売品ECの決算書を手に入れました
なんと、楽天1位のこちらの会社さんの決算書を手に入れました。
少し古いですが・・・
上記がとある美容室専売品ECの業績推移になっています。
2014年から2016年にかけて右肩上りなのがグラフからも見て分かります。
しかし、営業利益が2015年に比べて2016年はやや下がっています。
最近では美容室の専売品転売ECが上場企業に買収される事例も
専売品転売ECであるインフィニティービューティが上場企業に買収された事をご存知でしょうか?
実際に「インフィニティ-ビューティー」の事例をご紹介します!
化粧品や医薬部外品・健康食品全般の通信販売事業サービスを展開している「株式会社JIMOS」が、2018年12月、化粧品ECサイトの運営などを手掛けるインフィニティービューティーを買収しました。
今回の買収により、ナックはグループの通信販売事業にて、モール型ECサイトの販売ノウハウを獲得し、販路拡大を図ることが可能となりました。
その一方で、JIMOSが持つオリジナルブランド開発のノウハウや自社ECサイトでの通信販売のノウハウを「インフィニティ-ビューティー」に提供する事で、商品ラインアップの拡大や販売力の上昇を図ることが可能になり、グループの収益向上に繋がる見通しとされています。
いやぁ、販売ノウハウや商品の追加などで幅が広がり規模が大きくなっていく予感がします!
また、コロナ禍の影響により一層、オンライン化が進むことが見越されるため注目が必要となっていますね!
メーカーが直販ECを整える動きも出てきている
あの大手メーカーのミルボンも「ミルボン プロフェッショナルEC」をオープスンするなどECサイトを整える動きが活発に!
今回、ミルボンの調査によると、美容室でヘアケア用品を購入したことがあるユーザーの約60%がリピート購入していないという事実が判明。
リピート購入しない理由の約30%の人が「美容室に買いに行くのが面倒」との回答だった模様。
美容室専売品であるミルボンの商品は、美容室に足を運ばなければ購入できない為、BtoBtoC-ECのスタートにより、商慣習を維持しつつ、消費者は美容室に足を運ばなくても専売品を購入できるように変更したとのこと。
最後に:美容室専売品の転売は違法ではないが、ロット番号を消すと違法
いかがでしたでしょうか?実際に専売品を転売して書類送検されているケースなどがあるようです。最悪の場合逮捕になる恐れもある為、注意が必要となっています。
実は、転売自体は違法じゃないのですが、方法を間違えてしまうと違反になるようですね。。
ロット番号を削ったりするのは横流し防止のために禁止になっているので気をつけましょう!
その他にもメーカーごとで定めているルールがあるため、禁止事項に触れる可能性があるのでできるだけ転売はしないようにしましょう。
また、KAMIUのLINEにて「とある美容室専売品EC」の決算書をお見せします!
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