【必見】美容師は何歳で定年?そしてその後の人生とは!?

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昨今、美容師40歳定年と言われていたりしますが本当にそうなのでしょうか?確かに美容師は若いイメージがありますしお客様のニーズとして若い方に施術して欲しいというのも多いと思います。しかし、40代や50代なっても頑張っている美容師の方は沢山います。
定年する主な理由や定年後の生活はどうなっているのか?皆さん気になりますよね?今回は、美容師の定年についてフォーカスを当てていきたいと思います。

美容師の定年の定義

美容師の定年を大きく三つに分けると、所属しているサロンをやめるか,独立したお店を廃業するか,またはフリーランスの美容師をやめるかです。すべてに共通しているのは美容業界から足を洗うことです。美容業界から足を洗うことが定年の定義となりそうです。

そもそも定年とは?

定年(ていねん)とは、ある一定の年齢に達したら仕事を退職・退官する場合のその年齢のこと。またそうした仕組みによって退職・退官すること。労働者が一定の年齢(定年年齢)に達すると自動的に雇用関係が終了する制度を「定年制」という。定年により退職する(雇用関係を終了する)ことを「定年退職」という。定年制が導入されているか、されていないか、ということは、国ごとに状況は異なっており、また同一国内であっても職種によっても異なる。
引用:定年

日本の世間一般的な企業の定年年齢は60歳というのが主流でした。ですが、日本の年金制度では60歳からの支給が難しくなった為、高齢者の雇用促進として、より長く働ける制度が確立されました。それによって定年の年齢は65歳へと事実上引き上げられました。
この事を考えると美容師40歳定年説が流れる美容業界は厳しいと言えますね…

美容師の40歳定年説の理由

美容師は40歳で定年といわれているのには訳があります。美容師の賃金は40歳をピークに下降していく傾向があります。40歳といえば普通のサラリーマンなら年収右肩上がりで部下もいて責任ある役職に就いているのが一般です。そんな中、賃金下降って…
このような理由があり美容業界では40前後で定年されているのが多いようです。

美容業界の年齢の割合

エイチビイエムの「理美容ニュース」によると、男性の美容師は20歳~34歳までが約90%を占め、35歳以上は12%となり、40歳以上となると6%しかいないようです。この結果には、美容師の40歳定年説の理由でお伝えしたように40歳をピークに賃金が下降していくのが大きな原因の一つかもしれません。
理美容ニュース

続いている人は何が違うのか?

一概には言えませんが、器用な人が美容師を長く続けられるか?と言ったらそういう訳ではないようです。美容業務で必要とされるスキルなどは器用,不器用関係なくアシスタント時代や実践で経験を積んで努力していけば身につけられます。
では、どういう人が長く続けられるのでしょうか?もちろん賃金や生活との色々な兼ね合いはありますが一番大切なことは、いつまでも探求心をもって美容と人間が大好きで仕方ないと言うことが大前提であるようです。

定年後の生活

やはり、40歳前後で美容師をやめる方が多いのでその後何も仕事をしないで生きていくということも難しく転職する形になるのが多いようです。もちろん美容師という仕事は続けようと思ったら60歳でも70歳でも続けられる仕事なので定年後に年金で暮らす方も多少はいるようです。
若いうちに美容業界を離れてしまう人は,その後の職業は比較的多く見つかると思われます。他業種でも言えることですがやはり若い方が再就職しやすいのが現状です。例えば,美容メーカー、美容コンサルタント、ネイリストなどです。美容学校を卒業していることなどが優遇されるケースもあるようです。
では、30歳や40歳を過ぎた決して若くない方たちはどうでしょうか?他職業に就職するのは困難なのが現状です。ある程度経験を積んだ方は美容師の経験を活かせる仕事にした方が成功するかもしれません。

定年後何をしているの?

定年後の職業、しかも今までのスキルにあった職業となると中々限られてきますよね?そんな中でもスキルを活かせる職業が結婚式場の美容スタッフ、エステティシャン、アパレル関係、ネイリストなどです。30オーバーの方は美容と関係ない職業に就くのが多いと聞きますがどうせなら今までの経験を活かせる職業に就いてみては?

定年しても大丈夫?

定年した後の生活が不安で定年もできないし転職もこの年齢じゃねえ~と板挟みになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?確かに60歳まで頑張り定年を迎えてもその後の生活は厳しいのが現状です。
もし、60歳で定年を迎えて平均寿命の83歳まで生きる場合23年間無収入(年金のみ)で生活をしなければなりません。社会保険に加入していないサロンで働く男性美容師の場合で、貯蓄しておかなければならない金額は…夫婦で7500万円必要とされています。
そんな大金貯蓄してないよ…という方が大多数だと思います。

それでも頑張る

今までは定年の話や転職の話をしてきました。(結構暗い話…)しかし、これにもめげず頑張りたい!自分は生涯美容師として生きていくんだ!という固い決意を持った方々もいらっしゃることだと思います。確かに美容師として大成功を収めた方もいるのも事実です。
そんな素晴らしい決意を持った美容師のための本もあるのでここで何本か紹介します。
・現代広告の心理技術101
こちらの書籍は、お客様の心理を掴んで自分のサービスを受け取ってもらえるようにする本です。お客様が反応して行動してお店にきてもらえるアピールの方法が具体的にわかる本です。
現代広告の心理技術101―お客が買わずにいられなくなる心のカラクリとは
・リピート率90%超!あの小さなお店が儲かり続ける理由
こちらの書籍は、お店を運用し大成功をおさめている著者がその成功の仕方を3つに分けて紹介しているものです。
リピート率90%超!あの小さなお店が儲かり続ける理由

最後に

今回は美容師の定年について色々紹介させてもらいました。今までに紹介したように転職など様々な理由があるようです。理美容業界は厳しいですが定年・転職する前にもう一度何で自分が美容師を目指しなったのか考えてみて下さい。