美容室のシャンプー台で「苦しい」「首痛い」という経験をする人は意外に多くいます。
今回はヤフー知恵袋やツイッターに寄せられている声を紹介し、シャンプー台の苦しさを解消する方法を紹介します。
シャンプー台が快適かどうかはお客さんのリピート率にも影響するため、ぜひ参考にしてください。
美容室 シャンプー台で調べると「首痛い」「苦しい」という検索文が。
Google検索で「美容室 シャンプー台」と検索すると、関連の検索文として「首痛い」「苦しい」が表示されます。
美容室のシャンプー台で悩んでいる人は多く、首が痛くなったり苦しくなったりする原因や解決策を調べているようです。
シャンプー台で首が痛くなる原因は?
シャンプー台で首が痛くなる原因の1つは、シャンプー台の形状です。座った状態で首を後ろに傾けるシャンプー台だと、首に角度がついてしまうため首を痛めてしまいます。
さらに、シャンプー台の頭部に付いているクッションが1つしかないと、髪の毛の重みが首と頭に集中するため苦しくなってしまいます。特に髪は濡れると重くなるため、ロングヘアの人ほど辛くなるでしょう。
「美容院脳卒中症候群」の可能性も?
シャンプー中に頭痛やめまい、吐き気といった苦しさを感じる人は「美容院脳卒中症候群」かもしれません。「美容院脳卒中症候群」は、首を後ろに反らせるような姿勢でシャンプーすることにより発生すると考えられています。心臓から脳へと繋がる血管が圧迫されて、血流が低下して吐き気やめまいなどの症状が表れるようです。
ごく稀に、体勢を戻したときに血管が詰まって脳卒中や脳梗塞を引き起こすことがあります。「美容院脳卒中症候群」にならないためには、首の血管の圧迫を避けることが大切です。
実際に「Twitter」「知恵袋」でシャンプー台で苦しい思いをしている方の声を調べてみた
ツイッターとヤフー知恵袋に投稿されている、シャンプー台に関する声を調べてみました。シャンプー台で苦しい思いをしている人が多くいることがわかります。
Twitterリアルタイム検索でも月間1,200回、「シャンプー台」「苦しい」「首が痛い」という声が。
腕が挙がらないから、髪をくくれない!髪の毛切りたい!あ、でも、シャンプー台に仰向けになったり、椅子から起き上がったりも苦しいから美容院はダメだ~
— ななな (@nanae_yasuda) March 17, 2010
Twitterのリアルタイム検索では月間およそ1,200回も「シャンプー台」と検索されています。
ツイートのなかには「肩と首が痛い」といった声もあり、シャンプー台に悩んでいる人も多いようです。
美容院でカラーの処理でシャンプー台に長くいたから首が痛い
— りねこ (@2x6cm) July 16, 2021
シャンプー台に長時間いたことで、痛みを感じるようになった人もいました。
カラーや縮毛矯正、パーマなどの施術をすると、1日に何度もシャンプー台を使うことになるため、首や体への負担が大きくなってしまいます。
Yahoo知恵袋でも、定期的に相談がきていました
(引用:Yahoo知恵袋)
座ったままシャンプーするタイプのシャンプー台だったことから、首と肩が痛くなったという相談が寄せられていました。
相談者はもともとストレートネックだったようで、首を後ろに倒すのが特に辛かったようです。
「座った状態で洗うシャンプー台を見ただけで帰りたくなる」と言っていることからも、シャンプー台が原因で美容院の印象が悪くなることもあります。
さらに、身長が低い女性からの相談も投稿されていました。
(引用:Yahoo知恵袋)
シャンプー台が合わないことで、美容院に行くたびに首が痛くなってしまうそうです。
こちらもフルフラットタイプのシャンプー台ではなく、椅子が少し後ろに傾くだけのシャンプー台だと書かれています。
「そろそろ美容院に行きたいけど、行けずに困っている」と言っていることから、快適なシャンプー台がある美容院に移る可能性も考えられます。
シャンプー台の苦しいや、首が痛いの解消方法はフルフラットシャンプー台に鍵が。
シャンプー台による苦しさや首の痛みを解消するために、フルフラットシャンプー台の設置をおすすめします。
フルフラットシャンプー台のメリット
フルフラットで仰向けの姿勢になるため、お客さんの首や腰に負担がかかることがありません。
さらに、フルフラットシャンプー台にすることで、お客さんの後ろに立って行なう「バックシャンプー」が可能になります。
バックシャンプーでは洗髪だけでなくマッサージもできることから、リラックス効果が生まれてお客さんに快適に過ごしてもらえます。
おすすめのフルフラットシャンプー台:SPAZIO Ⅱ【BASIC】
(引用:BEAUTY GARAGE)
体を包み込むようなデザインが特徴のシャンプー台です。
人体工学に基づいて設計されたセパレート状のシートは、体の重みを分散させるため負担がかかりません。
背もたれにはクッションを取り付けているため、フラットの時でもお客さんの背中をサポートしてくれます。
「シート回転機能」と「ヘッドレスト」は取り除かれていて、シャンプーボウルは広くて深めの作りとなっているので、ヘッドスパにも最適です。
バックからサイドにかけて本物のウッドパネルを使用し、レザーは本革のような質感の「PVCレザー」を採用していることから、見た目にも優れたシャンプー台になっています。
おすすめのフルフラットシャンプー台:MORV
(引用:BEAUTY GARAGE)
極上の寝心地を追求したリラクゼーションシャンプーユニットです。
贅沢なクッション厚のソファにより、ベッドのような快適な寝心地が味わえます。
首の負担が少なくなるように、3点で首を支えるネープクッションを採用していて、お客さんに最高のシャンプータイムを提供できます。
さらに、美容師が座りながら施術できるように、シャンプースタンドは低めの設計となっているため、美容師の負担も少なくなります。
高品質で使いやすいフルフラットシャンプー台ながら、価格は20万円を切っていてかなりお得です。
おすすめのフルフラットシャンプー台:D903 Ⅱ
(引用:BEAUTY GARAGE)
ワンランク上のフルフラットシャンプー台として人気が高い「TOUGH DESIGN PRODUCT」シリーズの1つです。
陶器とシャワーヘッドがリニューアルしたことで、より上質の安らぎをお客さんに提供できます。
ヴィンテージレザーを使用したダークカラーの本体とブラックのシャンプーボールにより、美容室の雰囲気も高級感あふれる空間に様変わり。
頭部を支えて首への負担を軽減できる、特性のネープクッションが標準付属されていて、長時間のヘッドスパでも快適な時間を過ごすことができます。
最後に:お客さんのためも考えてフルフラットシャンプーという選択肢を。
シャンプー台で「苦しい」「首痛い」という経験をしているお客さんは多く、シャンプー台の形状によっては脳卒中などを引き起こすおそれもあります。
シャンプー台が原因で美容室を変えるお客さんも多いでしょう。
お客さんのためも考えて、ぜひフルフラットシャンプー台を検討してみてください。