みなさん美容室でのシャンプー大好きですよね。
1日1回洗ってますか?実はこのシャンプーの洗う頻度。
50年ほど前に花王が「5日に1回はシャンプーを」というキャッチコピーで新聞広告を大々的に打っていたこともあるのです。
頻度が増えてきたのは1980年代と言われています。
それまではシャンプーは多い人で2日に1回程度だったとか。。。
もうすでに驚きですが、簡単に国内シャンプーの歴史をご紹介させて頂きます。
シャンプーはいつ日本に来たのか?知られざるシャンプーの歴史。
シャンプーが本格的に使われるようになったのは1950年代と言われています。
1926年に初めて商品名にシャンプーが使用されました。
葛原工業が「モダン髪洗粉」というシャンプー粉を販売したのです。
もともとは粉で使われていたんですね。
そのあと1932年に花王が花王シャンプー、1933年に資生堂が資生堂シャンプーを発売し、
一気に日本全国に広がっていきました。
そして、第一次世界大戦の影響で石鹸の原材料が足りなくなり、
現在も使われている合成洗剤(石油を原料としたもの)で作られたシャンプーが一般的になりました。
当時の花王製シャンプーの広告がめちゃくちゃ面白いです。
1955年の花王製シャンプーの新聞広告「ムチャです。大切な髪を石鹸や洗剤で洗うのは。。。」
1959年の花王製シャンプーの新聞広告「5日に1度はシャンプーを。」
日本人のシャンプー頻度は変わったのか?
先ほど紹介したように、髪を洗うのは一般的ではありませんでした。もちろんシャンプーなんて存在してませんでした。
江戸時代は月1回程度といわれています。
そのあと、60年代に花王や資生堂の広告の影響で大衆文化となり、1週間に1度程度シャンプーをすることが定着しました。
70年代には風呂が家庭にとりつけられ、1週間に2回程度、85年には朝シャンという言葉がはやり、回数が一気に増えていきました。
現在は1日1回するかたが65%いるそうです。そうですよね笑
いかがでしたでしょうか。
今は一般的なシャンプーも、昔は当たり前ではなかったのです。
シャンプーのように、新しい当たり前が登場するかもしれませんね。