こんにちは!KAMIU編集部です。
先日、リクルートホールディングスの2026年3月期 第3四半期決算が発表されました。
「IR資料なんて難しくて読めないよ!」という美容師さんのために、分かりやすくまとめてお届けします。
これからの美容業界を大きく動かす内容かもしれないです…!
日本の美容室の予約、4割が「ホットペッパー経由」に?

引用:RECRUIT 2026年3月期 第3四半期決算
資料によると、ホットペッパービューティー(HPB)を介した年間流通総額が、ついに1.1兆円を突破しました。
日本の美容市場全体が約2.5兆〜3兆円と言われているので、「日本中の予約の約4割がリクルートのシステムを通っている」という計算になります。
もはや、日本の美容業界のインフラそのものですね。
ついに来た?「従量課金型」へのシフト
そんな美容業界への影響力がすさまじいホットペッパーですが、どうやら新しい料金システムに変更しているようです。
これまでホットペッパービューティーの掲載料金は、月額固定の「期待アクション数別プラン」が基本でしたよね。
しかし、今年1月から新たにGMVに対する従量課金率を1%に設定した『GMV連動モデル』が開始されました。
「えっ、完全に従量課金になるの?」と思うかもしれませんが、そうではありません。
あくまで「これまでの固定プラン + GMVの1%の従量課金」というハイブリッド型です。
なぜ完全な従量課金にしないのか?
リクルート側の説明によると、「美容室のリピート率はスタイリストの技術や接客に依存するため、すべてをプラットフォームの成果として課金するとサロン側の納得感が得られにくいから」とのこと。
リクルートとしては、サロンの「客単価アップ」や「売上最大化」に本格的にコミットし、その対価として売上の一部をいただく、というスタンスにシフトしていくようです。
ちなみに、この1%の追加課金により、来年度のリクルートの売上収益(美容分野)は約120億円もアップする見込みだそうです…!スケールが違いますね。
サロンボードに「AI経営相談」機能が爆誕!

引用:RECRUIT 2026年3月期 第3四半期決算
「単価アップにコミットするって、具体的に何をしてくれるの?」という疑問に対する答えの一つがこれです。
なんと、私たちが毎日使っている「SALON BOARD(サロンボード)」にAI機能が搭載されます!
例えば、「客単価の上げ方を教えて」と入力すると、自店の実際のデータを分析して、AIが具体的な解決策を提案してくれるんだとか。
AIからの提案例:
「ショートカットが得意」「韓国風が得意」といったスタイリストの強みに合わせたメニュー設計
曜日ごとの稼働を平準化させる提案
LTV(生涯顧客価値)を前提とした、リピートしやすい価格設計
現在はまだ限定的な提供とのことですが、「できるだけ早いタイミングで大多数のサロンに提供したい」とのこと。
AIに経営相談する時代がすぐそこまで来ています!
閑散期の2月に「50億円」投下!「ビビビ祭」の裏側

引用:RECRUIT 2026年3月期 第3四半期決算
サロンの売上(GMV)を伸ばすためのもう一つの打ち手が、超大型の集客キャンペーンです。
2月といえば美容業界の閑散期ですが、ここでリクルートは約50億円もの追加販促費をドカンと投下しました。
先月話題になった「先着100万予約限定で利用金額の50%を還元するイベント(ビビビ祭)」がまさにそれです。
今後もこういった「適切なタイミングでの強力な需要喚起」が行われるようなので、サロン側としてはこの波にうまく乗って新規集客や売上アップに繋げたいところですね。
KAMIU的まとめ:固定費+従量課金時代をどう生き抜くか?
いかがでしたでしょうか?
美容サロン市場の約4割をリクルートが占めている、、、という点に衝撃でした、、、。
今回の決算発表から見えてきたのは、ホットペッパービューティーが「単なる予約サイト」から「サロンの売上(GMV)を共に伸ばすビジネスパートナー」へと明確に舵を切ったということです。
1%の従量課金が追加されることへの負担感はあるかもしれませんが、その分、AIを活用した単価アップの提案や巨額の予算をつぎ込んだ集客キャンペーンなど、サロン側が受けられるメリットも大きくなりそうです。
今後のサロン経営はさらに二分化しそうですね。
KAMIUでは引き続き、美容室経営に関わる最新情報を追っていきます!それではまた!
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