美容師求人最大手リクエストQJの「セイファート」が引き抜き行為か。職業安定法違反の可能性も。

[記事内外にPRを含みます]

どうもKAMIUです。リクエストQJさんに関してTwitterで話題になっていたのでまとめさせて頂きました。
どのような内容かというと、「QJの人材紹介サービスを通じて採用したスタッフに対して、再度転職しないか勧めている」とのこと。

今回の流れと、人材紹介会社による美容師の引き抜き行為は違法行為をなのか?などに関して調べてみました。

「美容室 社長」ワードで日本一のGULGUL大河内社長のTwitterで衝撃的な内容のツイートが

5月12日に、KAMIU編集部がビューティワールドジャパンに来場するか悩んでいたときにTwitterで大河内さんから衝撃的なツイートが流れてきました。

なんとリクエストQJが一度紹介料を支払ってもらったサロンのスタッフを、再度転職させるために(?)連絡をとっているとのこと。

この行為に対してホットペッパーのサロン紹介の方が可愛いとつぶやかれる大河内さん。
リクエストQJは「スカウト」(登録ユーザーへの求人メール)の仕組みが強みなんですけど、スカウト機能以外に直接営業マンが連絡もしているようです..

リクエストQJの引き抜きに関してTwitterでの反応

今回の大河内さんのTwitter、すでに75リツイート以上されており、各Twitter界隈からもリプライが多くされています。

紹介料数十万払って転職斡旋さらにされてたら、ちょっとやめてほしいですよね。。

実際のメッセージの写真も、、QJの競合としてリジョブやホットペッパー、Indeedなど競合が増えているのも事実。差別化戦略としての「密な関係性構築」だとしても転職勧奨はNGですね、、


KAMIUでは、【保存版】リクエストQJに掲載してみた。料金と反響/効果実績を完全レポートという記事も書いてますのでぜひご参考に。


他の求人サイトも疑ってしまいますね。

人材紹介業の転職勧奨は倫理的・法的にもNG。QJの件は職業安定法違反になるか?

今回の件ですが、「違法ではないのか?」と思い調べてみたところ、平成29年頃に改正された「職業安定法」にも反している可能性が高いです。


引用:厚生労働省 公式通知

こちらの一番に当たります
これは何かと言うと、紹介した人材に対して2年間は「転職勧奨」してはいけないというもの。
上記は人材紹介業を行う上で義務として遵守しなければいけない事項になります。
これらを反していたとすればかなり問題ですね。。

今回のリクエストQJ騒動を図解化してみました

今回のリクエストQJさんの件ですが、図解化すると下記のようなイメージです。

1.美容室に対して求人手数料を貰って紹介。
2.紹介した美容師に対して他のサロンにいかないかアプローチ
3.再度紹介手数料を貰おうとしている

ということですね。。。

最後に:

退職や独立が多い美容業界。どのサロンさまも「人材不足」な状況が多いと言われています。
1名の採用に30~50万円ほどかかると言われている美容師採用。

思ってもいないところから引き抜きなどが起こってしまうと、信用問題に関わるかなと感じました。
今回のきっかけとなったGULGULさんにも連絡がいったとのこと。良い方向での解決になればいいのですが..

正直、QJさんで他に同様の案件がなかったかも気になるところですね。
QJから紹介された人材が早めに転職してしまった、、などの事例は今回と似ているケースの可能性が少なからずありますね。

GULGUL大河内さんのブログも非常に勉強になる記事が多いので、美容室経営者の方はぜひ..!
■リンク:
うちの美容室は給与改定しました。 – GULGUL大河内社長ブログ