どうもKAMIUです。先日のこちらのニュース驚きでしたね。
シェアサロンのGoTodayさんが10億円調達というニュース。
15店舗の美容室が10億円の調達..!
10億円で買収という話ではないので、恐らく評価額は15億円~30億円程度でしょうか。。
地方で店舗展開されているオーナーさんも驚きの方が多いと思います。。
ということで、この先、美容室業界で起きそうなこと4選として少し予想していきます。
(完全な編集部見解なので、ご了承ください)
そういう未来が来そうだなッ..と思った方はTwitterでFavお願いします笑
この先、美容室業界で起きそうなコト4選
① 全国各地に個人オーナーの”シェアサロン”が増加
② シェアサロンでも委託でもない”ハイブリッドサロン”が増える
③ 業務委託サロン大手が上場。そして業務委託サロンの”M&A”が増える
④ 美容専門学校で”卒業したら即デビュー”的なポジションの学校ができる— KAMIU 美容師のためのメディア (@kamiu_jp) August 28, 2020
Twitterでご紹介した4つを順番にご説明していきます。
未来その1.全国各地に個人オーナーの”シェアサロン”が増加
いやー、この流れは避けられないというか自明だと思います。
過去に起きた業務委託サロン大手3社の超成長。
引用:速報】業務委託美容室、最大手のAguが100億円で買収!FCオーナーが15名突破!?そのビジネスモデルとは。
そのときに起きたのが、「大手委託サロン出身者による業務委託サロンの設立ラッシュ」だったんですよね。
関西の委託サロンチェーンさんとかも大手の業務委託サロン出身だったりと、出身サロンが同じというケースが多々あります。
皆さんのまわりでも多いのではないでしょうか。。
あとは銀座LABO出身の業務委託サロンオーナーが多いのも、有名ですね。
発起人といわれている北海道のあの方はお元気でしょうか。。
ということで、こちらを予測します。
シェアサロンの個人オーナーが急増する。
次はこちらです。
未来その2.シェアサロンでも委託でもない”ハイブリッドサロン”が増える
次の予測はこちらです。
シェアサロンでも委託でもないハイブリッドサロンが増える!
これどういうことかというと、結局シェアサロンの場合「集客は自分でやってね」というケースが多いんですよね。
ではなく、集客もやるし、顧客ついたら場所貸すよというモデルですね。
イメージとしては下記の様な感じ。
既にいくつかでてきているそうです。
シェアサロンが増えた後は、このようなサロン内での独立を支援するハイブリッドサロンが急増すると予測します。
未来その3.業務委託サロン大手が上場。そして業務委託サロンの”M&A”が増える
次の予測はこちらです。
この辺はかなり有名ですが、Aguさんが今年夏に上場するとインタビューなどでも語られていました。
美容業界には2020年夏頃をめどにマザーズ上場を目指している企業があります。
日本最大手の業務委託サロンAgu.(アグ)を展開する株式会社AB&Company。
引用:Beautopia – Aguインタビュー
もし未来にAguグループが上場し、市場から評価された次に来るのは、M&Aの急増が来ると予測します。
現在各エリアごとに「業務委託サロングループ」が誕生しています。
四国、九州だとイーサロングループ、関西だとラクスビー、名古屋だとコムズグループ(コムズさんはかなり古くから運営されています)的な感じですね。
ということで、上場され”価値が評価されれば”、さらにファンドによる買収が起きると予測します。
一方Aguが上場後に市場から評価されなかった場合はその逆で、、買収とかはこれまでのように数十億単位というのは減るのではないでしょうか。
未来その4.美容専門学校で”卒業したら即デビュー”的なポジションの学校ができる
最後に、こちらです。教育面の変化。
これは結構起きるかなー?起こりなさそうだなーという気もするんですが、美容専門学校出たら即デビューできるカリキュラムが出来る。ですね。
GoTodayでは新卒でフリーランスという方が既に数名いらっしゃるようです。
引用:美容業界最速!新卒フリーランスでスタイリストデビュー!!東京スタイリストアカデミーとGO TODAY SHAiRE SALONの共同プロジェクト始動!!
あとGoToday以外にも、鈴木毅樹さんなどとか、新卒の下積みほぼなしでかなり売上を上げるプレイヤーさんが増えてきています。
このような前例が出てくると、美容専門学校にも「そういう人材を育てて欲しい」という圧が来るような来ないような気もするので、、、
(でも昔から言われてるし、、どうなんでしょう、、)
卒業したら即デビュー的なポジションの学校 or スクールが流行る!を予想します。
いやー、でもこれ実際にできたらオーナーとしてはいいですよね。
昔のように「育てた途端やめてしまった」という哀しい話が減るので。
この業界、ジュニアスタイリストデビューした途端に辞めて業務委託サロンに転職するという事例はめちゃくちゃ多いんです。
そうではなく、既にデビューできる状態で入社してくれれば、業界全体の悲しみも減るような気がします。
最後に:5つ目の予測「ホットペッパービューティー集客」は終わらない
ここまで4つほど予測しましたが、最後にもう一つ。
変わらない未来の予測です。
いわゆる「ホットペッパービューティー集客」はこれからも終わらないと予測します。
残念ながら美容室業界においてリクルート並の広告費を投下する企業が存在していない事が最大の理由です。
図でかくとこんな感じの現状なんですが、誰も競争してないのが2020年現在です。
リクルートの広告は四半期に1度必ずテレビで見るのに、他の媒体は見かけないですよね?そういうことです…
また、美容サロンの業種拡大などをされており利益率は高まる一方。
利益率は30%程度あるとミラクルストーリーにかかれていたので、広告費や開発費は制限なく投下できるような状況にあるはずです。
競合が出てきても、同種の広告で打ち負かしてきたリクルート。
(ミニモが若年層向け広告を打ち出したあとに、同ターゲットに向けた広告を積極展開された経緯があります)
なのでホットペッパービューティーとはうまくお付き合いするのが良いと思っております。。
どこが「ガツン!」と広告を投じてくれる企業が現れれば戦況は変わりそうですね!
そんな感じの未来予測でした。何かの参考になるといいです。
(こういうコラム系の記事は需要あるんでしょうか・・・)