こんにちは、KAMIUです。ドレッドヘアの編み込み、難しいですよね。。。
あまり注文がない美容師さんも多いのではないでしょうか?
普段の生活の中ではあまり見かけませんが、ドレッドヘアに憧れる人は少なくないと思います。
今回は、いつドレッドヘアについて頼まれても対応できるように徹底的に調査をしてみました。
ぜひご覧になってください!
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歴史から見るドレッドヘア
みなさんはドレッドヘアというとどんなものを想像するでしょうか?
ドレッドヘアは長い髪をいくつかの束にして編みこんでいるヘアスタイルです。別の呼び方で「ドレッドロックス」です。
レゲエにはこの髪型のアーティストが多いので、レゲエが好きな方にはたまらない髪型なのではないでしょうか。
そもそもなんでレゲエ界隈で人気なのでしょうか?
レゲエの発祥の地はジャマイカです。ジャマイカでは、若者の間で「ラスタファリ・ムーブメント」(アフリカ回帰を謳う運動)が1930年代に起こり、その運動が各地に広まっていきました。
この運動では、例え自分の髪の毛でも刃物を当ててはいけないという思想が教えとして広まっていました。そ
れがきっかけで髪を伸ばす人が増え始め、ドレッドヘアが増えたのです。
ドレッドヘア自体はこの運動以前からありましたが、広まるようになったのはこの運動がきっかけです。(誕生は古代エジプトまでさかのぼるようです。)
その後レゲエミュージックが世界的に有名になり、世界へと広まっていったのです。
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ドレッドヘアの種類
一概にドレッドヘアといってもいくつか種類があります。
今回は大きくわけて4つご紹介します!
パイプに似ているドレッドヘア「パイプドレッド」
ドレッドのセクションがパイプのように丸くなっているドレッドヘアです。
髪が長くなくても施術できるのが特徴です。
よく見るレゲエアーティストのドレッドヘア「アフロドレッド」
毛束のセクションを太めにしてアフロのようにみせるドレッドヘアです。
ジャマイカ人はこちらのスタイルが一番多いと思います。
エクステでもおすすめのドレッドヘア「ソフトドレッド」
ドレッドパーマに比べて緩く編み込んだドレッドヘアです。
長さも毛束のセクションの幅も広く、地毛のドレッドはもちろんですが、エクステのドレッドを使う際はこちらのスタイルをつかうことが多いです。
ねじりが加わったドレッドヘア「ツイストドレッド」
ツイストパーマのように、かなり細くねじった状態のドレッドヘアです。
ドレッドヘアのやり方・編み方
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ここでは基本的なドレッドヘアのやり方・編み方をご紹介します。
①髪を洗い、乾かす
汚れをしっかり取るまで洗い、濡れている箇所がないように完全に乾かしましょう。
②髪をドレッドを作るためにセクションを作る
この工程でドレッドがどの太さになるのか決まります。
理想としている太さを決めておいてから、この工程に進みましょう。
頭の頂上は分け目が真っ直ぐにならないようにギザギザにセクション分けをすることが成功するコツです。
③バックコーミング
セクションにわけた髪をブラシを使って逆毛を立てる工程です。
すべてのセクションで根本から何度も繰り返しましょう。
④軽く編み込む
セクションごとに逆毛にしたら、三つ編みの編み目がボケるように、軽く編みましょう。
⑤編み込んだ髪の毛を毛束に絡ませる
編み込んだ髪をドレッドヘア専用のかぎ針を使用して、うまく編み込めていない髪を毛束に絡ませましょう。
最初はある程度のところまでにして、どのセクションもできたら太さを調節しましょう。
締めれば締めるほど細くなります。あえて太さをバラバラにするのもいいかと思います!
参考動画はこちらです。この動画内でもかぎ針が使用されています。
⑥ドレッドワックスをつけながら、髪をねじる
ワックスを髪に直接塗り込みながら、髪をこすり合わせてください。
こすり合わせる作業は次の作業にもなります。
ドレッドワックスでおすすめなのはこちらです。
⑦パームロールする
パームロールとは手のひらでドレッドをこすり合わせることです。
この作業このときは根本もしっかりとねじることが大切です。
参考動画はこちら
⑧すべてのセクション完成させる
あとはすべてのセクションを終わらせることができれば、完成です!
かぎ針を使うところからパームロールまでは1回でやりきるのではなく、必要あれば何回も繰り返してください。これを残りのセクション全てやりましょう。
実際のドレッドの作り方の動画も貼っておきます!
ぜひ参考にして見てください!
ドレッドヘアでのシャンプーのやり方・手入れ
ドレッドヘアでのシャンプーのやり方について説明します。
興味のなかった人は、いったいどうやって洗っているの??と思われている方もいるかもしれませんね(笑)
ドレッドに推奨されるシャンプーは無添加石鹸かコンディショナー成分が入っていないシャンプーです。
余計なものが入っていると臭みが出てきてしまったりやドレッドが取れやすくなってしまいます。
そのため、できるだけ添加物が入っていないものを選びましょう。
シャンプーに関しては基本的には揉み洗いです。
シャンプーを手にとって泡だてて、頭皮を指で軽くこするようにに洗っていきます。ドレッド部分に関しては泡だてたシャンプーをつけて、揉むように洗っていきます。
お風呂にお湯を張って、頭ごと湯に沈めるという方法もあります。
実際にやっている人もいます。参考にして見てください(笑)
洗う頻度に関しては、毎日ではなく週1〜3日程度。
どのくらいの頻度で洗うかは自分の体調を考え、不快にならない程度の回数を見つけましょう。
ドレッドヘアを長く保たせるためのアフターケア・手入れ
ドレッドにしたあとの数カ月はワックスを形が崩れないよう、少しずつ毎日つけましょう。
この際に注意することは完全に髪が乾いた後にワックスを付けることです。
濡れた髪でワックスを付けると髪が臭くなりますので気をつけましょう。
ワックスをつけることで、髪の毛をチリやホコリから守ることができます。
細部まで洗うことが大変なドレッドヘアなので、このメンテナンスはとても大事な作業になります。
ワックスを付けた後はドライヤーで乾かしてください。
この作業を怠るとベタベタしてしまうので、気をつけましょう。
レース編みに使用するカギ棒を持っていれば、新しく生えてきた髪、ほつれてきてしまっている髪をドレッドヘアに編み込むことができます。
ここまでのケアができるならば最高です!!
エクステを使うドレッドヘア
カラーのドレッドが良い方や初心者の方はエクステのドレッドをつけることをおすすめします。
アフターの管理も地毛でやるよりは楽ですし、やめたくなったらすぐにやめることができますからね!
ドレッドにしようか悩んでいる人はエクステも検討してみてください。
またエクステを使用することで、髪の長さを気にすることなくドレッドヘアにできるのでおすすめです。
終わりに
いかがでしたでしょうか?ドレッドヘアの歴史や種類、編み方・やり方を研究してみました。
この記事を見ればドレッドヘアに関して詳しくなれたのではないでしょうか?
ぜひ参考にしてドレッドヘアの編み込みを得意スキルにしてください!