昨今話題になっている「働き方革命」によって、世の中では多様な働き方をする方が増えました。従来の一つの会社で定年まで勤め続けるというモデルは、近い将来に無くなるでしょう。
そして、それは美容業界でも当てはまっており、美容師の働き方は多様化しました。
美容師の4つの新しい働き方
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以前は美容師は正社員として働くのが一般的でした。ところが最近では、様々な働き方が登場しており、具体的に4つの働き方が挙げられます。
業務委託サロン
個人事業主として独立している美容師が、業務委託という形で美容室と契約を交わし報酬をもらうという働き方です。一般的に、美容室は売上の40%~50%を報酬として支払います。尚、集客などは美容室側で行うので、固定の客がいないという美容師の方でも業務委託として働くことができます。
1000円カット
男性の方であれば、1000円カットを利用したことがある方はいるのではないでしょうか。1000円カットの最大の魅力は、低価格でカットしてもらえること。通常カットの平均単価は3,500円と言われているため、非常に安いです。
ただ、それでは美容師側はあまり儲からないのではないか、と思われる方がいるかもしれませんが、そのような事はありません。
1000円カットは回転率を非常に重要視しており、1人のお客さんの施術時間は10分程。すると、1時間あたり6,000円の売上が想定できることになります。
そのため、求人情報を見ても、給料は25万円~30万円と通常の美容室よりも高く設定されている働き方になります。
面貸し
美容室の一室を借りて、業務委託と同様に売上に対する報酬を受け取るような方法です。業務委託と大きく異なる点としては、面貸しは自分で集客を行うことです。元から固定のお客さんを持っていて、自分でお店を開きたいけれど資金面に不安がある、という方にはおすすめの働き方です。
派遣美容師
美容室は、土日休み・お正月・夏休み前などの長期休暇前は非常に忙しい傾向にあります。そのような時に、美容室がお願いするのが、派遣会社に登録されている派遣美容師。美容師側は必要な時に応じて、美容室のヘルプに行きますが、それ以外は自由な時間なので別のお店で業務委託として働いたり、他の仕事をすることも可能です。
自分に合った働き方をみつけよう
いかがでしたか。どこかの美容室で正社員の美容師として働くのも良いですが、もしそれが向いていないのであれば、今回ご紹介したような働き方を検討してみても良るのもアリだと思います。
自分に合った働き方を見つけて、楽しく仕事をしましょう。