結婚したら指輪をはめて仕事しようか、迷う方もいらっしゃるでしょう。美容師さんは様々な化学物質が入った、パーマ液やヘアカラー剤などを扱うので、指輪が変色してしまったり、金属アレルギーの症状が出て、仕事をする際の支障になる場合があります。最終的にはそれぞれの美容師さんの判断になりますが、必ずしも結婚指輪をはめて仕事することに、こだわらない方がいいかもしれません。
美容師は結婚して指輪をして仕事していい
結婚していない美容師さんも、ファッションで指輪をしています。仕事がやりにくいと思っているなら、指輪をつけることもありませんし、個人の判断によります。結婚したので仕事中も、指輪をはめていたい美容師さんは、指輪をはめて仕事して大丈夫です。仕事に支障があるのであれば、はずして仕事すればいいでしょう。例えば、お客さんの髪の毛を洗髪する仕事だけ、指輪をはずした方が仕事がやりやすいなどです。又、仕事中に指輪が汚れたりしたら、ショックだと思いますので、指輪を傷つけないために、はずして仕事をするのもいいでしょう。
美容師は指輪を他の付け方にしてみる
結婚して指輪を指にはめる場合、基本的には左手の薬指になります。ですが美容師さんは職業的に、センスが求められるため、外見はトータルでおしゃれでなければいけません。そのため結婚して指輪を、必ずしも左手の薬指にはめていないようです。他の指にはめて、仕事をしている美容師さんもいます。又、ネックレスに指輪を通して、身に付けていたり、他の方法で結婚指輪を、おしゃれアイテムに変えて楽しんでいます。化粧品のポーチに付けてもいいかもしれませんし、左手の薬指にこだわらず身に付ける方法も、美容師さんらしくていいかもしれません。仕事中も、指輪を気にしないで済みます。
美容師は指輪を仕事中に変色させる可能性がある
仕事柄、美容師さんは化学物質入りの、ヘアカラー剤やパーマ液、シャンプーなどを使用します。そのため、結婚指輪をして仕事をしますと、変色させる可能性があります。パーマ液に硫黄成分が入っていると、ホワイトゴールドやゴールドなどは、変色してしまいます。ダイヤモンドは、白髪染め液で変色する場合があります。K18の指輪も、純金ではないので変色してきます。指輪は通常でも、ある程度は変色します。どのような場合かと言いますと、酸化して変色したり、汗に反応して変色したり、シャンプー剤で変色したりします。シルバーの指輪は黒くなりますし、ピンクゴールドは緑色っぽくなります。なので、指輪の素材によっては、仕事中はずしておいた方が、変色を防ぐことができておススメです。又、変色しない素材としては、プラチナ(白金)と純金です。
美容師は指輪で金属アレルギーが出る人もいる
結婚して毎日指輪をはめるようになったため、今までは金属アレルギーなどが出なかった美容師さんでも、かぶれの症状が出る場合があります。指輪をはめている部分に、湿疹が出てきたり、皮膚のただれを起こすことがあります。特に指輪の素材としては、ニッケル・クロム・錫・銅などです。美容師さんは水を使用しての仕事が多いため、指輪をはめている部分に、金属アレルギーの反応が出る可能性があるのです。指輪をはめたまま水で手を洗い、タオルで拭いても、指輪の下は湿っています。これが金属と反応して、指の皮膚の状態が悪くなる場合があります。湿疹などが心配であれば、指輪をはずして仕事した方がいいでしょう。
まとめ
美容師さんの職業は、化学物質入りのシャンプーやリンスなどを、毎日扱うため指輪をはめないで仕事した方が、指荒れを防げていいかもしれません。結婚指輪が傷むのも、回避することができるでしょう。指輪は邪魔にはならないですが、皮膚が痛むのが心配であれば、はずして仕事をして下さい。