店販商品のネット横流しは果たして儲かるのか?
Facebookで購読させて頂いている100名美容師のうち1人の田代周さんの下記の投稿を発見。
オージュアめっちゃ買ってる(汗)
ディーラーさんに疑われるほど仕入れるって凄いですね。
しかし、店販商品の横流しは業界全体で本当に課題になっています。
【これはひどい】メルカリで美容室専売品が。/NaotoKimura.tokyo
去年この記事よんで「クソワラッタ」とか言ってましたが、本当に業界的に課題と捉えられています。
こちらアジュバンコスメさんの決算説明会資料。このように上場企業が株主に説明するくらい重要課題となっています。
各ディーラーやメーカーから通達がきているように、バーコードに埋め込んで流出先のサロンを特定されてます。
まじでやっているんです。
ぶっちゃけ儲かるのか?
ぶっちゃけ儲かるのでしょうか?
流出するということは、販売先があるということ。
どういったところで売られているのか知るために「美容室専売品」でGoogleで検索してみました。
結果は下記
ふむふむ・・。上位1位も2位もが「ナカノザダイレクト」というサービスのようです。
(楽天でも売っているようですね。)
サイトトップページを見ると、
知っている専売品が大量に売られている・・・。
楽天などで商品名を検索してもこのECがトップにきており、相当在庫を抱えている事がわかります。
一体、何処から仕入れているんだ・・?
会社概要を見てみると、リーチフェイスという会社が運営しているようです。
そしてリーチフェイス社のWEBサイトを見てみると、
事業内容めっちゃ色々やってる・・。
コンタクロレンズの通販などもやっているようです。というか自社で「sizqu」とかいうヘアケア用品作っちゃってる!!
ミイラ取りがミイラ取ったパターンですね。
会社概要は下記。大阪の会社で林信助さんが社長のようです。
検索したのですが正体はイマイチわかりませんでした。
しかし、美容メーカーが多い大阪が本社とは何だかやるせない気持ちですね。
本社近いんだし、直接メーカーさん乗り込んで止めてくれないかな?
専売品の横流しを行っているリーチフェイスは儲かっているのか?
リーチフェイス社の決算公告を見たところ
売上高:20億円程度
営業利益:1億円弱
でているようです。
※決算広告の購入に関してはLINE@で聴いてもらえれば教えます。
コンタクトの通販などもやっているので実質美容専売品のみの売上はわかりませんが。。
結論、かなり儲かっています。
普通に上場できる水準ですね。。
誰が専売品をネットに流しているのか?
・ディーラーが流している
・廃業したサロンが流している
・経営不信に陥ったサロンが流している
色々な噂がありますが、どのパターンもあるのではないかと思っています。
零細ディーラーは日本全国に1000存在していると言われていますし、
廃業サロンも年間8000程度あると言われています。赤字サロンの数も恐らく多いでしょう。
ぶっちゃけ、施術しなくても儲けられる構造は魅力的で、一度やり始めると止まらなくなるのでしょう。
ヴィダル・サスーンも「自身が寝ている間も売上をあげたい」という気持ちからヘアケア剤をプロデュースし始めたと言われています。
商品を店舗の販売に限定しているメーカーに言いたいのは、早くネットで売れるようにしてくださいということ。
最早ネット化のなみに逆らうのは無理だし、お客は美容室に行ってわざわざ買うのもめんどくさいはず。
例えばですが、ホットペッパービューティーとディーラーさんが連携してしまって、HPB自体をEC化してしまうとか凄く素敵な未来だと思います。
その場で勧められて後から買いたくなることってありますし、購入経路が特定出来ればEC経由でも店へのバックが可能なはず。
店販商品をホットペッパーで買える、とか面白い未来が来るといいのですが。
しかし、シークレットさんのオージュアの購入数は凄い!そして、次回はそんなSecretさんのホットペッパービューティーの集客事例を用いた記事を書かせて頂きます。
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