「覚悟がある方はフリーランスを」 3名の美容師によるフリーランス美容師宣言

[記事内外にPRを含みます]

2月1日、インターネット上のサービス「Twitter」、「Facebook」、「ブログ」のそれぞれの媒体で同日に接点のない3名からフリーランス美容師となる旨の宣言が行われた。
宣言を行なった3名の経歴はそれぞれで、アシスタントから元オーナー、売れないスタイリストと多彩な顔ぶれとなっている。

「エリマキ・トカゲ」と呼ばれた男。堂前貴裕氏としまじろうは美容業界の明日のジョーになれるか。

フリーランス宣言を行なった美容師のうちの1人、堂前貴裕氏(hair salon cocoa所属:歴8年)は宣言に関して、「ハードルは高ければ高いほどくぐりやすいのです。根拠のない自信ですが、このような自信がないと行動出来ないと考えている」とTwtter上で語った。


堂前貴裕氏のイメージ画像
堂前貴裕氏は、他美容師・美容室企業に対して礼節のない対応を行い、炎上した経験がある。
一部の美容師ツイッタラー界隈の間では、「堂前を再成長させるのは無理だ」とも懸念されており、堂前貴裕氏をプロデュースすると言われているしまじろう氏(大阪 和泉中央美容室オーナー)の手腕に期待されている。

美容業界の明日のジョーのようなストーリーになるのか、堂前・しまじろうコンビに期待が集まっている。

アシスタントからのフリーランス美容師への飛び級は可能か。松下汰樹氏の挑戦

2月1日、世界一周美容師としても有名な桑原淳氏のブログにて突如発表された「ガチンコ美容師クラブ」の企画、そちらにてはじめて名が上げられたのが大阪でアシスタントをされていた松下汰樹氏である。


出典:JUN KUWABARA公式サイト掲載の松下汰樹氏

松下汰樹氏は桑原淳さんの主催する「サロカリ」(サロンを借りるのでサロカリ)というコミュニティの初期メンバーであり、まだ大阪のアシスタントだったとのこと。

彼らを支援するのが銀座ROYSの佐伯オーナーなどの早々たるメンバー。
Facebook、Twitter上での拡散は累計100件以上行われており、美容業界以外からも注目されている取り組みとなっている。

元美容室オーナー、現アパレルメーカー社長。香取正博氏のリベンジ

美容師Twitter界隈で注目されていた上記2つの流れの他に、もう1名からフリーランス美容師宣言が2月1日に行われていた。
岩手県の久慈市でアパレル企業を経営する香取正博氏である。


引用:香取正博ブログ

岩手県久慈市でアパレルメーカーを経営している香取正博氏は1984年生まれの33歳、以前は都内で美容室を2店舗経営していたという異色の経歴の持ち主である。

香取正博氏の運営する9o clockは上質な国内産Tシャツメーカーとしてメディアに多数掲載されており、アパレル事業でも注目をされている企業である。

香取正博氏はフリーランス美容師宣言において、こう述べている。

「ああ、今ほどホットペッパービューティーに掲載したいと思ったことはない。だけどそんな逆境でデビュー初月指名100名を目指す」

結果は翌月3月1日に公表され、目標を達成した際にはパーティが開かれるとのこと。
大きな2つの流れの他に発生したもう1つのうねり。
どのフリーランス美容師の企画にも注目である。

「フリーランス美容師はあくまで一つの選択肢。覚悟のあるものだけが選択を」美容師裏表事情

これらの流れに関して業界の流れに詳しい美容師 裏表事情氏(千葉県柏のオーナー噂されている)は下記のように述べている。

長年業界の流れを見てきた美容師 裏表事情氏。
覚悟のない方々がフリーランス美容師にならないようにと、危惧している。

参考リンク

■フリーランス美容師になる方々のブログ・Twitterへのリンク
香取正博
松下汰樹
堂前貴裕