美容室ではヘアカラーや縮毛矯正、酸熱トリートメントなど、様々な薬剤を使用します。
今回は美容室で使われる薬剤について徹底解説します。
美容室においてある薬剤の種類
美容室に置いてある薬剤の種類について解説します。
一番メインの「カラー剤」
ヘアカラー剤は一番美容室で使われる薬剤です。
髪を染めるためのものですが、主に薬剤には「髪に色素を浸透させ定着させるアルカリ性のカラー剤」と「髪の表面を色素でコーティングするヘアマニュキュア」の2パターンあります。
その他、ブリーチ剤(脱染剤)やヘナ、カラーバターなどがあります。
シャンプー/トリートメント
シャンプーやトリートメントも美容室で使用します。
サロン専売の上質なシャンプーやトリートメントを使用した、洗髪のみのメニューがある美容室もあります。
パーマ剤
パーマ剤は髪にウェーブを作るための薬剤です。
基本的に1剤と2剤の2種類のパーマ液を使用します。
ストレートパーマ剤
上記で説明したウェーブパーマ剤とは違い、髪をストレートヘアにするための薬剤です。
酸熱トリートメント
ストレートパーマ剤を使用せず、熱と酸を利用してストレートヘアにするための薬剤です。
ストレートパーマ剤よりも髪にダメージを与えないのが特長です。
薬剤の成分について美容師は知っておくべきか?
薬剤の成分の知識を美容師が知っておくべき理由について説明します。
薬剤の成分について美容師は知っておくべき?その理由とは
美容師は薬剤の成分などの特徴について深く知っておくことで、薬剤の効果をより発揮させることができます。慣れているかどうかも薬剤を使った施術の価値を左右しますが、薬剤の知識の有無も同じくらい施術の価値に影響します。
当たり前のことですが、薬剤はメーカーによって成分や特徴が異なります。どのメーカーがどんな成分から薬剤を作っているのか、特徴は何があるのかを明確にしておくことで、薬剤を使用した施術の価値を上げることができます。
最後に:薬剤の知識はかならず役に立つ
美容師をやるうえで、薬剤の知識は一つの武器になります。
薬剤の知識があれば、お客さんの髪の状態から一番適した施術を行うこともできます。
薬剤の知識は必ず役に立つので、技術向上を目指すなら薬剤の成分や性質なども詳しく調べてみてください。