面貸しとは、美容室の余っている席や、空いている時間に他の美容師さんにその場所を貸すことを指します。貸し出すオーナー側は空いた時間や場所を有効に使うことができ、借りる美容師側はお店を出すよりも経費を安く抑えることができるというメリットがあります。
では、面貸しをする際に美容師と契約書を交わす必要はあるのでしょうか?
面貸しでも契約書は必要?契約書がないと美容師さんとのトラブルの元に。
気軽なイメージの面貸しですが、きちんとした契約書を交わすことでトラブルを未然に防ぐことができます。
例えば利用料について、売り上げ金額によって変動する場合や、借りた時間によって金額が決まっている場合などがあります。
また、カラー剤などの材料費は利用料に含まれるのかなど利用料以外に金銭が関係してくる部分についてもあわせて書面に残しておくと安心です。
美容室が面貸しスタッフとの契約書として使えそうなテンプレート3選
美容室の面貸しについては、業務委託契約書という名前で出ていることが多いです。1枚だけの簡易的なものから、何枚にも及ぶ詳細なものまでボリュームも内容も様々。
ここでは、美容室の面貸しに使えそうなテンプレートを3つご紹介します。これらはあくまでも簡易的なものなので、細かい条件がある場合は契約書作成を専門にしている業者にお願いして作ってもらったり、弁護士に内容を確認してもらうのがおすすめです。
美容室の面貸し契約書テンプレートその1
福岡の美容室・サロン専門税理士さんで公開されている面貸し契約書のテンプレートです。
引用:http://salon-taxsupport.jp/2017/06/23/biyoushitsu-mengashi/
美容室の面貸し契約書テンプレートその2
JobMedleyさんで紹介されている面貸し契約書のテンプレートです。
引用:https://job-medley.com/tips/detail/1185/
最後に:契約書を結ばないはトラブルの元。必ず契約を。
親しい人だからといって契約書を結ばずに口約束で面貸しをしてしまうと、トラブルが起こったときにその人との関係も悪化してしまいかねません。
きちんと契約書を作り、契約内容についてお互いが納得しておくことでスムーズに面貸しをすることができます。