どうもKAMIU編集部です。
本日10月19日(月)11時、Amazonによる美容室ディーラー業の参入が発表されました。
コロナ対策のためテレビ説明会による開催となり、多数のメディアが参加。
美容室ディーラー、メーカーさん大注目の説明が本日開催されました。
速報ニュースとなりますので、簡潔なレポートとなります。予めご了承ください。
Amazonビジネス理美容特化版の概要
Twitterで速報をいくつか流させて頂いておりました。
まずはAmazonビジネスの歩みです。
国内版Amazonビジネスの歩み、日本の商慣習にローカライズさせ成長した4年の歴史。
Amazonビジネスの参入国としては世界で4番目となった日本。
独自の商慣習にあわせ、Amazonビジネス側でも様々な機能を日本独自に追加されたとのこと。
例えば、請求書による月末締め、翌月末払いなども独自実装されているそうです。
今回のAmazonビジネス美容版も商慣習に合わせた実装にしていくとのことです。
理美容業界の商慣習にあわせ、Amazon本体でも様々な機能追加があったようです。
Amazonビジネス理美容版は特別サイトもあり「Amazonによる承認」が必要
早速今回、開発中の画面が公開されていました。
以前特集した海外版と似たようなページのようです。
参考:【報道】ついにAmazonが美容室ディーラー領域に参入。早速Amazonでウエラ製品がいくらか見てきた!
メーカーごとに検索するページや、
各商品のカテゴリー別検索ページなどもあります。
すでに評価や価格がついていますが、価格はそこまで、という感じですね。
そして、本日10月19日から理美容向けのプロ商品は販売規制がされるとのことです。
審査どのくらい厳しいのでしょうか?気になります。
ちなみに下記のようなメーカーが参入するとのこと。
Amazon直仕入れもあれば、ディーラーからの仕入れもあるとのことです。
資料に出てるメーカーさんは直仕入れ的な感じですかね‥?
こちらのメーカーラインナップに思うところがあるかたも多いのではないでしょうか。
なぜAmazonは日本の理美容ディーラー市場に参入してきたのでしょうか?
なぜAmazonは理美容業界に参入してきたのか?個人店が90%を占める業界構造と、課題への解決だった。
こちらが説明会で使われていた資料。個人営業が90%を超えており、年々増えているという調べです。
こんなにも個人経営比率高いのですね。
そしてAmazonが行ったインタビューによると、個人経営のお店は下記のような課題を抱えているとのこと。
最低発注金額はたしかにあるあるですね笑
しかし、Amazonで1本単位で高い製品を買うかというと、、どうなんでしょうか。
表向きな理由で、本当な「市場としてチャンスがあるから」というのが理由だと思われます。
Amazonディーラー、正式な開始は未定とのこと。いやーどうなることか、楽しみです。
最後に:Amazon理美容ディーラーは当分は”非正規流通”で運営か
いやー、いよいよはじまったという感じのAmazonの美容ディーラー参入。
気になる販売、仕入れの部分ですが、下記のような現状とのこと。
- 数百ブランドから数千種類の商品を取り揃えている
- 卸売業からの仕入れだが、一部はAmazonの直接仕入れの商品もある
- 当初は大半が卸売業からの仕入れとなる。
とのこと。ちなみに「メーカー側の許可は得て販売しているのか」という質問に対して、Amazonからの回答は
「メーカーとの流通契約はあくまでメーカー業と卸会社間の契約であって、Amazonは関与していない。Amazonとしては卸売業に対しサービスを提供している」
とのことでした。あくまで非正規流通である、というのは黙認した上で展開を進められるようです。
いやー便利になるのは楽しみです!プロ用シャンプーとか2剤の定期購入とかあればいいなー。
■参考:
トイザらスを破滅させた「アマゾンとの10年契約」
Amazonと組んだトイザらスが裏切られ破滅するまでの10年のフォーブスによるレポート記事です。