どうもKAMIU編集部です。皆さんご存知のファイバープレックス..!
過去にKAMIUでも取材させて頂いております。
【シュワルツコフ】FIBREPLEX(ファイバープレックス)の開発経緯・展開を直撃取材!
【薬剤】ケアブリーチ・プレックス・ボンド5メーカー(種類)違いを効果検証&使い方を解説!
そんなシュワルツコフさんからなんと”ファイバープレックス入りカラー剤『ファイバープレックスカラー』”が発売されました。
今回はグレイカラーのみとのことですが、検証してみたすぎる・・ということで検証してきました。
髪を保護・強化してしまうカラー剤『ファイバープレックスカラー』とは?
皆さんも各ディーラーから連絡が既にきていると思いますが、10月1日にファイバープレックスカラーが発売されました。
近年話題のボンド製品が”組み込まれたカラー剤”とのことです。
引用:シュワルツコフプロフェッショナル ファイバープレックスカラーPressRelease
この広告文「新時代」を「芯」時代と書いちゃってるんです。
これ決して間違いではなくて、本当に芯を強化するようなカラー剤でした。検証結果は後ほど…
そもそもファイバープレックスカラーのテクノロジーは?驚異のジカルボン酸配合済みカラー剤だった
こちらがファイバープレックスカラーのパンフのテクノロジー紹介になります。
『パサつく、ツヤがない、切れる、ごわつく。そんな加齢やダメージによる髪の悩みを補修で解決するのではな
く、ダメージを受けにくい髪へと導くことでサポートする革新的テクノロジー』
とのこと。
傷む、傷まないという次元ではなく、ダメージを受けにくい髪へと導くのが今回の技術です。
めちゃくちゃ面白いですね。
また、アミノセラミドが配合しており、ダメージを受けたCMCに対してケア成分を導くとのこと。
CMCやコルテックスといった毛髪内部にまでケア成分を届けてくれるとのこと。
これ、、、カラー剤ですよ!かなり革新的だなと感じました。。
カラー剤をしているのにも関わらず、髪が強固になっていく…
まさに芯時代だなという印象です。
ファイバープレックスカラーのカラーチャートはこちら!
次にカラーバリエーションをご紹介致します。
また、今回の新たなテクノロジーの特徴として、染料の構成を大きく変えたとのこと。
濁りの少ない色味で施術することで次回施術もしやすいとのことです。
今回の検証は1度染だったので、そこまでは検証できてません。。
まず、カラー構成は下記の4色展開。
ファッションカラーの登場が待ち遠しいですね。。
■ファイバープレックスカラー 色味&シェード構成
- ベージュブラウン:柔らかな印象のブラウン
- ストーンベージュ:上品な品質と清潔感を感じる寒色系ベージュ
- スモーキーアッシュ:ニュアンスアッシュ
- クールアッシュ:クールで冴えたアッシュ
いやー検証が楽しみです。。。では早速検証に入ります!
ファイバープレックスカラー検証の準備物と方法
- ファイバープレックスカラー:G-BeB7fp ベージュブラウン
- ファイバープレックスカラー:G-SBe7fp ストーンベージュ
- ファイバープレックスカラー:G-SA7fp スモーキーアッシュ
- ファイバープレックスカラー:G-CA7fp クールアッシュ
- 通常のイゴラカラー:7トーン
- イゴラ オキシジェンタ2剤
- ファイバープレックスNo2ボンドシーラー
- ハイトーン毛束5本
- ハホニコ製 ヘアアナライザー
実はヘアアナライザーを購入したんです笑
いままでは「質感」などで傷みを判断していたのですが、これで公正に判断出来るようになりました。
ファイバープレックスカラー検証開始!
では早速検証をはじめていきます。
【STEP1】まずファイバープレックスカラーを塗布していきます
まずはファイバープレックスカラーを10gずつ出していき塗布の準備。
そして塗布していきます。
3名でいっきに塗布しました。
【STEP2】ファイバープレックスカラー塗布後、30分放置しました
目一杯置いてみようということで30分放置。
待ち時間はカラーグローブ25種フィッティングなどをして楽しみました。
【STEP3】洗浄開始&ファイバープレックス ボンドシーラーを塗布
カラー剤は通常洗浄し、ファイバープレックスカラーはシーラーをつけます。
【STEP4】条件統一のために水につけてからヘアアナライザーで強度測定
次に条件を統一するために、一度ブローした後、お水につけ直しました。
ハホニコ推奨の強度実験方法とのことです。
ちなみに傷んだ神は水に沈みやすいので第一段階での検証の意図も含んでいます。
【STEP5】強度を測定し、ホワイトボードに書いていきます
アナライザーで測定して、ホワイトボードに記入していきます。
アナライザーめちゃくちゃ面白いです..
ムラのないようにするためにそれぞれの毛束を5本ずつ測定していきます。
【検証結果】ファイバープレックスカラーがの強度が凄すぎた
まずは、染まり具合を御覧ください。こちらです。
中々いい感じじゃないでしょうか?
では次に、ヘアアナライザーでの強度を黒板に書き、5回測定した平均値で勝負していきます。
結果がこちら。。。
毛束種類 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ストーン | 13 | 82 | 13 | 69 | 102 | 55.8 | ★勝ち |
クール | 10 | 74 | 13 | 60 | 78 | 47 | ★勝ち |
ベージュ | 16 | 74 | 79 | 65 | 73 | 61.4 | ★勝ち |
スモーキー | 97 | 22 | 11 | 62 | 89 | 56.2 | ★勝ち |
通常カラー | 19 | 22 | 11 | 20 | 90 | 32.4 | |
元毛束 | 83 | 74 | 62 | 47 | 60 | 65.2 |
流石に元毛束よりも強度が強くなる..というのはなかったようですが、
通常カラーと比較してかなり毛髪の強度が強くなっていました。
ファイバープレックスカラーは傷みを軽減するといえる気がしますね。
最後に:PLEX入りカラー剤は「カラー≒傷む」という概念すら変えるか
今回の検証いかがでしたでしょうか?
正直編集部的にはかなり面白かったです…
カラー剤≒傷むという概念すらなくなれば、さらにカラー剤がブームになるはず。
またブリーチへのハードルも下がることでいろんな色味を楽しむお客様も増えそうです。
今後の展開が非常に楽しみですね。
ファイバープレックスカラーの資料やサンプル請求などご希望の方で取り扱いディーラーさんが不明な方は、LINE@までご連絡ください!
取り扱いディーラーさんのご紹介をいいたします!
次回は同じ流れでイルミナカラーの強度を比較してみます。傷みにくいテクノロジーと言われていますが、本当に傷まないのでしょうか・・?
結果をお楽しみに!