【調査】美容室のシャンプー台の耐用年数は何年か?中古で買った場合の減価償却も調べてみた

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どうもKAMIUです。美容室の設備類の中で一番大きなものといえば【シャンプー台】ですよね。
2019年でもフルフラットシャンプー台の「ユメシャン」などは新品で買えば1台50万円以上…
過去にもシャンプー台記事をKAMIUでは書いております。

参考:【保存版】美容室のシャンプー台の中古・YUMEの値段は?おすすめ3選まとめ
参考:【安い!】フルフラットシャンプー台が20万円!NEXTユメシャンとなるか?急成長するBURLYを徹底調査

バーリーは中々反響のあった記事でした。そんな中で読者さんから質問が多かったのが
「シャンプー台の耐用年数は何年?中古で買った場合は減価償却の年数は?」
などという税務的な質問です。ちょっと調べてみたので情報を共有させて頂きます。

そもそもシャンプー台の購入費用を減価償却しないとどうなるのか?国税庁が定めた耐用年数について

最近美容室を開業されて経営を始めた方でも「耐用年数」「減価償却」というワードは聞き慣れないと思います。
ざっくり税務上での「減価償却」という考え方についてご説明させて頂きます。

下記の図を御覧ください。

減価償却をしないと1年目に大きな赤字を出すことになり、経営の実態が不明瞭になる

開業時の設備費用などの購入した費用をそのまま経費として落とすと、1年目が急激に赤字になってしまうんですよね。
これだと1年目だけ赤字で2年目以降黒字になると税金がかかるという事で、税金の優遇策として「減価償却」という概念があります。

初期費用などにかかった大型な投資額を年数を分けて経費として落とせるんですよね。
そしてその設備費用などを「何年経費として分割できるか」というのを定めたのが「耐用年数」というものです。

耐用年数は国税庁が一品一品定めている。シャンプー台は5年

耐用年数はどのように決められているのかというと、これは国税庁が一品一品決めてるんですよね。
耐用年数で減価償却の年数が決まるイメージです。下記のようなイメージですね。。

減価償却の年数は「耐用年数」で決まる

↑は4年ですが、シャンプー台は大体5年のようです。
なのでシャンプー台は5年間減価償却できるということですね。
(ある意味5年で価値がゼロになるということになります。)

美容室のシャンプー台の投資費用は高額。耐用年数に併せた「減価償却」の徹底を

美容室のシャンプー台といえば超高額です。
ユメシャンの最新モデルだと87万円なんですよね。。。

高すぎる。。これを例えば減価償却せずに経営した場合どうなるのでしょうか?

美容室のシャンプー台を耐用年数に応じて減価償却しない場合、数百万円の損も?

シャンプー台を例えば減価償却しない場合と、した場合の比較を、東京都でしてみました。
年商5000万円、営業利益250万円程度のサロンだと想定致して行ったところかなりの金額の差異が・・

エリアによっても違ったりと、会計的なロジックが多々あるので、ぜひ税理士さんにご相談くださいませ
(赤字の繰越も可能だったりするので、一概に減価償却しないから損するとは言い切れませんが・・)

中古シャンプー台の場合の耐用年数・減価償却は?

中古の場合、経過年数などによって計算方法が違うとのこと。。
5年経過しているものだから0円かというとそうでもないですよね。。

このあたりは税理士さんにご相談頂いたほうが確実かと思われます!

最後に:耐用年数や減価償却については税理士さんにご相談を

こんな感じで「減価償却」「耐用年数」などを知らないだけで税金の支払額が大きく変わります。
シャンプー台は非常に高額なので、このあたりは徹底したいですね。。

税理士さんを使われてないサロン経営者さんも多いと思います。
このあたり非常に重要な考え方になるので念頭においておいて頂けると幸いです!

また、そもそも減価償却が必要ないくらい安いシャンプー台を購入するという発想もありますね。
過去に紹介したフルフラットシャンプー台のバーリーなどは、非常に高品質な割に20万円程度で購入ができます。
参考:【安い!】フルフラットシャンプー台が20万円!NEXTユメシャンとなるか?急成長するBURLYを徹底調査

ぜひ色んなシャンプー台を探してみてくださいね。以上、シャンプー台の耐用年数についてのご紹介でした!
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