美容師が独立して開業する時は場所が命!美容室出店の立地について徹底解説

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こんにちは!美容師が独立する際の場所、立地選びってホントに大変ですよね。立地の選定に関しては色々な悩みがあると思いますがこの記事ではそんな悩みを解決するためのコンテンツをお届けしていきます。

美容師が独立する際に最も大事な場所・立地

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美容師が独立する際に最も大事なのは場所・立地です。立地は関係ないなんて話は聞き流しましょう。場所、立地にあなたの開業後の成功の80%以上がかかっているといっても過言ではありません。細かい面をおろそかにしたばかりに集客がうまくいかなかったなんてケースはザラです。なので立地選びでは妥協してはいけません。

立地選定のポイント

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立地選定には様々なポイントがあります。

人口調査・世帯数調査

まずはあなたが立地の候補と考えている物件周辺の人口調査、世帯数調査をする必要があります。人口調査、世帯数調査とは候補地の周辺に何人住んでいるかを把握することです。どのような人が住んでいるのか(職業、性別など)を調べましょう。

車の交通量・歩行者人数

美容室の場所の候補地の車の交通量、歩行者人数を把握しましょう。これはかなり大事になってきます。開業を考えるなら表通りにしましょう。歩行者があまりにも少なすぎる場合にはその場所で集客することはかなり困難です。近くに人がたくさん人が通っている表通りがあっても、店の目の前が表通りでなければ、認知されない可能性が高いです。非常に細かい点ですが大事なことです。人は歩いているとき気になる店が目に入っても「何の店なんだろう?」と一度立ち止まることはありません。歩いている流れの中で何のお店かを判断します。またその際目に入るものは自分が意識しているものになります。美容室は普段の生活の中で意識されるものではありません。なので分かりやすく認知されるのが最も大事になってきます。歩行者に認知される回数が多い場所を立地候補の前提条件にしましょう。

また人は人通りが少ないお店を繁盛していないお店を判断しがちです。

周辺施設の把握

候補となる物件の周辺に何があるかで集客は変わってきます。駅、スーパーマーケット、ショッピングモールなどの商業施設が多い場所周辺では人が多いので比較的人は集まりやすいです。また周辺施設に何があるかで客単価の設定も変わってきます。

お客さんが来店しやすいか・道を覚えやすいかどうか

お客さんが来店しやすいか、道を覚えやすいかどうか、また簡単に説明しやすい場所からどうかは大事になってきます。ホームページに来店までの道案内を写真つきで掲載することを念頭に入れて場所選びをする必要があります。

競合店の確認

当たり前ですが美容室を開業する際に候補にいれている場所の周辺にどのような競合店があるのかを的確に把握する必要があります。美容室は年間10000店オープンし8000店が廃業すると言われています。競合店が周りにある、将来的の競合店が参入してくることを前提に物事を考えなくてはなりません。実際競合が少なくて売上を上げていたが大手チェーン店が参入してきて一気に来客数が減り廃業に追い込まれたなんてケースはザラにあります。競合が参入してきて大きく来客数が減るということはお客さんがサービスに満足していなかったことの裏返しなのでそうならないようにサービスにはしっかり力をいれましょう。

居抜き物件かどうか

候補とする場所が居抜き物件がどうかもポイントになってきます。居抜き物件とは前テナントが使用していた内装、設備がまだ残っている物件です。居抜き物件は前テナントとの交渉がうまくいけば内装費がいらないため大幅な経費削減となりますが前テナントが失敗した場所でもあるので縁起が悪いのに加え、美容室に来客する立地としては問題がある可能性があります。居抜き物件ほど細かい、気がつかない面で致命的な問題を抱えている可能性がありますので要注意しましょう。

美容師が独立して開業する際どんな場所ならよいのか?

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立地の問題はとても難しいです。ここではどんな場所に開業するべきかアドバイスしていきます。

あえて競合店の近くに開業する

あえて競合店の近くに開業する方法があります。競合店の近くは人が集まりやすいです。なので認知される可能性が高いです。また競合がチェーン店の場合には外装がガラス張りになっていることが多くお客さんがどのくらいいるのか見えます。髪を切りたい人がチェーン店の様子をみて人が多そうだなと判断した場合、近くの美容室に来客してくれる可能性はあります。その際に手厚くサービスをすることができれば固定客になってくれる可能性は高まります。

業界は違いますがお弁当、惣菜販売をメインとするオリジン弁当はあえてスーパーマーケットの近くにあります。スーパーが近くのあることで人は集まります。オリジン弁当はスーパーにない惣菜を用意することで集客しています。女性をターゲットとしてヘルシーな食材を豊富にそろえることで業績も非常によいです。

地方で開業する場合

地方で開業する場合も表通りをなるだけ候補として考える必要がありますが、地方の場合は立地が全てではありません。むしろサービスがすべてといっても過言ではありません。あまりにも来客に適していない場所は問題外ですが、地方の場合サービスが良ければまた来てもらえる可能性が高いです。

まとめ

ここまで美容師開業の際の立地、場所について解説してきました。独立の際は立地選びには徹底的にこだわりましょう。たくさん勉強しましょう。よい場所がなければ妥協して出店する必要はありません。今はタイミングではないと考え、よい場所が見つかるまで待つことも大事です。あなたが成功することを願っています。最後までお読みいただきありがとうございました。

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