独立・廃業?美容師39歳~40歳はターニングポイント!

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こんにちは!KAMIUの美容師年齢別シリーズも今回が最終回です。今回は美容師のターニングポイントでもある39歳から40歳の美容師について詳しく解説していきます!

美容師40歳定年説

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美容師は40歳定年説があるのをご存じですか?40歳が美容師のターニングポイントだと言われていて、独立するか開業するかの選択を強いられます。

美容師は芸能界に似ているところがあります。若い人が売れて年齢を重ねると需要が減っていきます。美容室を訪れた際、40歳前後の人(特に男性)はほとんど見かけることはできません。これは40歳前後の美容師はお客さんからの指名が減ってくるからです。お客さんはなるべく若い美容師、もしくは若さと大人な感じが混じった30歳前後の美容師に髪をカットしてもらいたいと思っています。どうしても40歳前後の美容師は淘汰されていきます。このような傾向は30歳中盤から始まります。ここで悩みを抱え独立か美容師の廃業という選択を迫られるのです。

時代に合わなくなっていく

これまで活躍していた美容師も時代が変われば求められてくるものも違います。昔、松田聖子さんの「聖子ちゃんカット」が大流行しましたが、現在では誰も聖子ちゃんカットはしていません。このように時代と共に流行は変わってくるため、常に勉強しなければなりませんが、昔売れた美容師ほど過去の栄光にあぐらをかいて勉強しないので淘汰されていきます。

アラフォー女性美容師はバリバリ仕事している

39歳から40歳の男性美容師の場合は仕事が徐々になくなっていきますが、女性の40歳の美容師の場合は現役でバリバリ働いている人の割合が多くなってきます。特に若い頃からしっかりと勉強して仕事をしてきた人はお客さん、スタッフから支持されているので、40歳定年説など影響がないです。

40歳になった美容師はどこへいくのか

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40歳になって独立か廃業かの選択を迫られた美容師はどのような人生を歩んでいくのでしょうか?

独立する場合

40歳で独立する美容師の場合、開業という選択は難しいです。まず開業する場合は資金が必要となります。資金は金融機関から融資してもらう方法がポピュラーでしょう。しかし金融機関側も40歳を過ぎた美容師の需要が急激に減ることを知っていますし、ローンを組んだ場合、需要が減ってくる中で返済できる見込みがありません。なので金融機関も貸してくれない可能性があります。

融資できる場合というのは多くの固定客、仕事を持っている場合の保障がある場合に限られてきます。

固定客を連れて面貸し美容師

独立資金を得るのは大変なので面貸し美容師として独立するという選択肢があります。面貸し美容師とは、美容室と業務委託契約を結んで美容室のスペースを貸してもらい、そこにお客さんを呼んで仕事することです。これまでの固定客を連れて面貸し美容師として独立する人もいます。

介護が必要な人への出張カット

最近は少子高齢化の影響もあり介護が必要な人へ出張カットを行う人もいます。以前は美容施設以外での美容施術を行うのは禁止されていましたが、美容師法の改正によって美容師免許があれば美容施設以外のカットが可能になりました。

介護施設入居者は年々増加しています。今後もベビーブーム世代で生まれた人が介護施設へどんどん入居していくと思われますので、それに伴い入居者で髪をカットして欲しい人の数は増えていくでしょう。単価は安くても介護施設入居者の数は多いので食べていく分には稼ぐことができます。

他の美容室に先手を打って営業をかけるなどしてみてはいかがでしょうか?

美容師を廃業する?

美容師を廃業する場合は再就職しなければなりません。しかし40歳で別の業界に再就職するというのは現実的ではありません。運送業系でないと再就職は厳しいでしょう。運送業系の仕事も肉体労働で美容師時代よりも大変かもしれません。美容師を辞めないことをおすすめします。

まとめ

ここまで39歳~40歳の美容師の現状について紹介してきました。美容師40歳定年節といいますが、これまで一生懸命努力してきた人はそれほど深刻にとらえる必要もないと思いますが、やむをえず独立する人もいるでしょう。人生80年時代ですので、残りの人生半分あります。後悔のない選択をしていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございます。