どうもKAMIUです。今週月曜衝撃のニュースがTwitterで話題になりました。
なんと、「ホットペッパーが休業するサロンに対して減額対応」をするというニュースです。
各美容師オープンチャットでも話題になりました。
ついにホットペッパーが動いた!
掲載費用の減額!!血が通った対応ありがとうございます!一時休業が対象
コロナ感染拡大防止にに一躍かってくれましたね。 pic.twitter.com/lmtYLRpO5t— 美髪師 MASA (@DresserMasa) April 13, 2020
なぜかTwitter上では「来週月曜日、情報が公開になるらしい」と出回っていたので、KAMIUでは下記のような仮説検証を行う想定で動いていました。
ホットペッパー、減額すれば休業対応するサロンさんが増えるのではないかという検証です。
発表前の4月12日、日曜日に取得した「休業」or「臨時休業」を含む美容室件数の比較です。
ホットペッパービューティー上での休業サロンは渋谷・池袋は40%超え
調査方法はとてもシンプルで下記のようになります。
ホットペッパービューティーフリーワード検索で「休業」「臨時休業」を含んだサロン件数を調査。
そのエリアのサロン件数と割っております。
上記の計算式です。4月12日の測定分と、本日4月16日分の比較が下記になります。
こちらの表は4月12日時点の休業率順に並べています。
※渋谷、池袋に関しては「休業」ワードでの検索数比較、その他エリアは全て「臨時休業」ワードの比較数になります。
なんと池袋・渋谷エリアの休業を含んだサロン数は驚異の40%超え
すごいですね。。一方で東京から離れれば離れるほど「休業率」が低いことが顕著になっておりました。
例外が一つ。福岡県です。4/12vs4/16休業店舗の増加率が147%とどのエリアよりも最大規模の休業件数の増加率になっていました。
恐らく福岡市では家賃の補助を行うと発表しており、賃料面でのコストも軽減されるから休業判断したという店舗が多いような気がします。
この結果から、ホットペッパービューティーの減額対応は、休業店舗の増加を後押しした、という結果になったのではないでしょうか。
最後に:さらに賃料保証さえあれば、休業店舗は増えるはず
緊急事態宣言以降、集客が40%~50%ダウンになったという話をちらほら聴いています。
開けていてもお客さんが来ないが、賃料がかかるから開いているというオーナーさん、多いと思うんですよね。。。
今回のホットペッパー減額対応調査から「固定コストが軽減されれば、休業を踏み切る店舗は多い」という結果が見えてきました。
今後、政府主導で賃料軽減の要請(既存ローンの金利軽減打診/固定資産税の軽減等)などしてくれると、休業したくても出来ない店舗さんが安心して休業できるケースが増えると思います。
誰も経験したことのない状況になっています。とにかく乗り切りましょう。