【寄付】ヘアドネーションをする際に必要な髪の毛の長さは15cm?団体ごとの特長や髪の測り方など!

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どうもKAMIUです。
少し前まではヘアドネーションで必要な髪の長さは「31cm以上ないと寄付できない」というのが一般的になっていましたが、近年では15cmと団体によっては31cmよりも短い髪でも寄付することが可能になっているそうです。
今回はそんなヘアドネーションで寄付できる髪の長さ・団体ごとの特徴などを調査しました!
では早速、記事本編の方見ていきましょう!

ヘアドネーションで寄付できる髪の長さは最低15cmから?団体によって違う!

今回調査してみた結果、ヘアドネーションできるできる髪の長さは「団体によって違う」ようです。
団体によっては15cm以上からも可能とのこと。

引用:hair design Urizun

話題になっているヘアドネーションなのですが、今までは髪の長さが31cm以上ないと寄付が出来ないと思っていた方も多いのではないでしょうか?
しかし、2021年現在なんと団体によっては髪の長さが15cmあれば寄付が可能となっているようです!

寄付先の団体名は「つな髪プロジェクト」です。

髪の長さが15cm以上で髪の毛だとインナーキャップウィッグになり、31cm以上でフルウィッグや部分ウィッグを作成することが出来るとのことです

「つな髪プロジェクト」は小児がんや脱毛症などによって髪に悩み抱える子供たちへ、寄付によって集められた髪で医療用ウィッグを無償で提供する社会貢献プロジェクトの1つです。
このプロジェクトは株式会社グローウィングが手掛けており、医療用ウィッグの製造・販売・メンテナンスまで行なっているようです。

一番有名なヘアドネーション団体「JHD&C」では31cm以上の髪の長さが必要

日本にあるヘアドネーション団体の主な団体であるJHD&C(ジャーダック)で、医療用ウィッグ提供のためには、31センチ以上のドネーションヘアが必要としています。

【重要】毛髪のご寄付に関する大切なお知らせ(2) 「#31センチからのお願い」の画像1

脱毛症状などによりウィッグを必要とするお子様の多くが希望しているのは、セミロング、ロングヘアのフルウィッグになっている為、31cm以下の髪の毛では、医療用フルウィッグを作ることができません。

長さ以外にもヘアドネーションで寄付が可能中身の条件はあるのでしょうか?
実際に調べてみました!

長さ以外にヘアドネーション寄付が可能な髪の条件とは?

ヘアドネーションで寄付が可能な髪の毛の条件が長さ以外にもあるとの事で長さ以外に必要な条件を調べてみました!

寄付可能な髪

はたして寄付が可能な条件とは一体何なのでしょうか?

「つな髪」へ寄付できる髪の条件は下記になります。

  • 長さ15cm以上、または31cm以上の髪
  • ヘアカラーした髪の毛も可能
    *JHD&CとHEROはパーマも可

ただ注意が必要なのが、バラバラな髪の長さになっているものは使用ができないということです。
その他にも湿っている髪の場合も使用することが出来ません。
湿っている髪だとカビや雑菌が繁殖するケースがあり、ヘアドネーションのウィッグとして使用出来ないので注意が必要です。

寄付ができない髪

続いては「つな髪プロジェクト」でNGな髪は以下になります。

  • ブリーチした髪
  • 白髪・白髪まじりの髪
  • パーマをあてた髪
  • 天然パーマ、クセが強い髪質の髪な
  • ダメージが激しく引っ張ると切れてしまう髪
    *つな髪以外の団体では可能な事もあるため注意

上記のようにかなり寄付ができない条件の髪が多いということがわかりました!

ヘアドネーションをするなら、ダメージレスな髪を目指す事が大事です。
子供のナチュラルウイッグを作る為にも、髪本来の質感を大切ということですね!

基本的なヘアドネーションの送り先は4つの団体

続いては日本国内でヘアドネーションの主要な送り先4つをご紹介していきます!

JHD&Cつな髪NPO法人HERO女子高生ヘアドネーション同好会
髪の長さ31cm以上15cm以上31cm以上31cm以上
カラー
パーマ
縮毛矯正
白髪
ブリーチ

 

つな髪

これからご紹介する他の団体とは違い、15センチ以上の髪の毛でも受け付けているのがこの「つな髪」です。
15センチの髪の毛だと医療用のフルウィッグは作成することが出来ずに、毛付きの帽子になってしまいます。

しかし。、ヘアドネ-ションをしたいのに、長さが足りない人とかに有り難いのがこの団体になっていますね。しかし15センチからヘアドネーションができるのって凄いですよねー。。

つな髪のInstagram投稿です。
なんと寄付者数が 85,000人を超えたとのこと!
いやぁめちゃすごいですね。。

つな髪の送り先はこちら!

ジャーダック

ジャーダックは、完全無償でヘアドネーション活動を行うNPO法人になっています。

「必ずしもウィッグを必要としない社会」を理想に掲げ、病気や事故などで髪の毛をなくしても、注目を浴びずに今までの変わらない関係を目指しているようです。
また、つな髪とは寄付する髪の条件が異なり、31cm以上の髪の長さが必要となっています。
その他にも、カラーリング・白髪・パーマの髪の寄付が可能となっているようです。

髪がないことも個性として、社会に根付くよう頑張っているのがジャーダックです。

上記はジャーダックのInstagramの投稿です!

ジャーダックの送り先はこちら!

NPO法人HIRO

東日本大震災以降、宮城・福島・岩手の幼稚園や保育園を無償訪問しているNPO法人HIRO。

またこのNPO法人に破牙神ライザー龍という子どもたちに人気のオリジナルキャラクターがいるのが面白いですよね!

また、メンバーの一人が入院中に髪の毛を失った子ども達と接する機会があったそうです。

「病気で髪の毛を失った子ども達に我々で出来ることはないだろうか…」
この言葉がプロジェクトのスタートでした。

(中略)

私たちは、小児がんやその他の疾患、先天性および心因性の脱毛症・無毛症、不慮の事故、その他様々な理由により髪を失ってしまった日本中の18歳までの子ども達を対象に、人毛を集め、ナチュラルな完全オリジナルのウィッグを製作しプレゼントをすることで、笑顔・明るさ・元気・勇気を取り戻してもらいたいと願っています。

引用:NPO法人HIRO公式サイト

女子高生ヘアドネーション同好会

なんとこの団地、高校生ボランティア・アワード2020【名古屋国際会議場賞】を受賞している高校の同好会になっています。

群馬県の「ぐんま国際アカデミー」の生徒さんが主に活動を行っているようです。

いやぁすごいですね。。ヘアドネーションを深く学び、真摯に取り組んでいる姿勢が伺えます。
2017年4月に活動開始らしく、活動を始めたのがまだ最近なんですね、、。

2018年3月には、第一号のウィッグを県内に入院する女の子に届けることができたそうです。

NHKニュースやEテレ、毎日新聞、朝日新聞などでも活動が取り上げられています。

上記は女子高生ヘアドネーション同好会のInstagramの投稿です。

ヘアドネーションの長さの測り方とは?

30cm定規もしくはメジャーなどの長さ測るモノがあればたった簡単に自宅でも測定ができます。それでは早速、ヘアドネーションの髪の長さの測り方を見ていきましょう!

残す髪の長さを鏡を見て決める

まずはじめに鏡を見て鎖骨や肩など体の部分的なパーツで位で髪を切るイメージを持ってからクリップなどで止めるようにしましょう。
止めた部分から毛先までの長さをメジャーなどの測定して31cm以上あるかを確認するようにしましょう。

自分以外の人に測定をしてもう

やはり自分ひとりで測定をする場合かなり長さにズレがおこるため、うまく髪の長さを測定することが出来ません。
必ず第三者に測定の際はお願いをし、長さの確認をしてもらいましょう!
この際に注意しなくてはいけない点が、実際に切る時は長さに誤差が生じる可能性がかなり高いので3cmから5cmは多く見積もって髪を切るようにしましょう。
31cmに髪が足りなかった場合は、最低15cmから寄付可能な「つな髪へ送付するのも1つの手となっています。

最後に:ヘアドネーションは髪の長さ15cm以上で可能だが団体によって違う

ヘアドネーションで必要な髪の長さは、最低15cmの長さは必要となっています。

つな髪では15cmの長さが最低、条件になっているものの、ヘアドネーションで寄付できない髪の毛も存在する為、寄付をしようとしている方は条件などを今一度確認するようにしましょう!
また、寄付先の団体によっては15cm以上の髪の長さが最低条件となっている団体もあるため、寄付する際は寄付先の団体の概要などを確認する事をおすすめします。