どうもKAMIU編集部です。衝撃的なニュースが舞い込んできましたね。
HAIR DIMENISONが倒産とのこと。
聖子ちゃんカット、カリスマ美容師ブームのさきがけとして知られる美容室「HAIR DIMENSION(ヘアーディメンション)」運営会社が破産(東京商工リサーチ
Yahooニュース 4/19(水) 11:31 掲載
KAMIU編集部がたまたま通りがかったときにサロン名が変わっていたかつ、噂は聴いていたのですが実際に負債総額などレポートされると衝撃ですね。
今回はシザーズリーグで一世を風靡したカリスマ美容室(ZACC、ACQUA、DIMENSION、RITZ、anti、MINX)の現状をレポート致します。
閉店をすすめているサロンもあったりと経営が安泰というわけではないサロンも。。
浜崎あゆみも担当、高橋和義率いる「ZACC(ザック)」
引用:ZACCブログ
ZACCといえば浜崎あゆみさんを担当されていた事で有名ですね。
一時はTOTAL BEAUTY志向で、カフェを併設展開したりと派手な展開イメージが強かったですが、現在はどうなっているのでしょうか?
カフェは閉店していました。
サロン数の推移が下記になります。
★【図の挿入】
一時は6店舗まで展開していたものを現在は4店舗と規模縮小していますね。
ネイルやまつエクなどの展開も一旦停止したようです。
ただ、サロン数だけでは測れないのも確かですので、あくまで目安程度でご認識ください。
サイトがまじでおしゃれですね。
http://www.zacc.co.jp/
3人の共同代表で一世を風靡、武道館での単独ヘアショーも「ACQUA(アクア)」
アクアは3人の共同経営という形の斬新な美容室でした。成功要因かもしれません。
・綾小路竹千代(経理・資金面)
・野沢道生(広報担当)
・青山正幸(営業面担当)
1990年代後半から2000年にかけてのACQUA(アクア)の集客力とブランド力はかなり凄く、
ヘアショーはいつも満員。
そして驚きなのが、武道館でのヘアショーも開催していたのです。
青山氏の無免許が発覚し、シザーズリーグは終了。
いっきにカリスマブームは収束するきっかけとなります。
(フジTVのプロデューサー石本幸一氏がACQUAの3名を脅したりと、社会問題にもなりました。)
では、そんなアクアの現状はどうなのでしょうか?
★【図の挿入】
実はアクアの象徴でもあった原宿噴水の美容室はすでに業務委託系美容室に変わっています。
★【図の挿入】
そして、昨年2016年に渋谷店も閉店しております。
経営が厳しそうな気もしますがどうなのでしょうか・・・?
http://acqua.co.jp/
先進的な経営手法の導入、金井豊氏「RITZ」
コールセンターなどを早い段階で導入されていたRITZ。
こちらの本、素晴らしかったです。
そんなRITZはどうなのでしょうか?
★【図の挿入】
出店自体をそんなにしていなかったこともあり、経営状況は掴めませんでした。
ただ、RITZの素晴らしいサービスがあればお客さまもリピートしてくれていると思います。
小松 利幸「anti アンティ」
全盛期を風靡したサロンで唯一のホットペッパー集客の成功事例「MINX ミンクス」
個人的に観測している中でカリスマ系サロンの中で最も成功していると思うのがMINXです。
昨年のホットペッパービューティーアワードではゴールドを受賞。
★【図の挿入】
シザーズリーグ系サロンの中では異例の成果となりました。
「時代とともに変化していく」のがMINXだと感じます。
時流とともに生きていくというのは、MINXのテーマでもあります。だから、時流に対してのチェンジは速いかもしれないですね。
ビューティ総研インタビュー
Vol.47 株式会社MINXworld 代表取締役 高橋 マサトモさん
とインタビューでも語られていました。
では、店舗数の推移はどのようになっているのでしょうか?
★【図の挿入】
実は独立された地である下北沢店を去年閉店させています。
創業の地だから残すという選択はせず、破壊し前へ前と変化していく経営スタイルは本当に尊敬します。