どんな業界にもありますが、美容師さんもパワハラがあります。仕事が間に合う人ほど、パワハラを受けて困っている現状があります。お客さんの立場から見れば、美容師さんの技術が高い方がいいので、本当に悩ましい問題です。パワハラの事例を知ることによって、上手く回避して対策を考える情報として、役立てて下さい。悪質な場合は、訴訟を起こすなど、発展しているケースもあるようです。美容師が経験したパワハラの事例を、ご紹介致します。
美容師さんが経験した転職によるパワハラ
転職により新しい美容室で働き始めた美容師さんは、以前働いていたお店では店長として働いていました。そのため新しい就職先の美容室では、仕事が分かっているだろうということで、仕事のやり方を全く教えてもらえませんでした。そのお店は県内で1番だったため、優秀なことが気に入らなくて、幹部の人にパワハラを受けました。仕事について質問をすると、店長だったのに分からないのかと、嫌味を言われて無視されるだけです。お客さんの前でも、悪口を言われ突き飛ばされたりしました。お客さんの前で悪口を言ってほしくないと、店長に相談をしたら、告げ口をしたとさらにパワハラが、エスカレートしてしまいました。
美容師さんが経験したオレ様系上司によるパワハラ
上司だという立場をいいことに、攻撃的な言葉でスタッフに悪口を言ってきます。「女性美容師は、雇いたくないんだよっ。」と、性差別をしている発言もあります。仕事で少しでもミスがあると、「給料を払いたくない。」と暴言を連呼してきます。部下を精神的に、追い詰めていきます。最近美容室で増えている、パワハラのパターンです。
美容師さんが経験した学歴による仕事差別
美容師になるためには、専門学校に通って資格を取得する必要があります。専門学校に入校する前の学歴は、中学卒業の人と高校卒業の人がいます。学歴を見て中学卒業の人には、アシスタントの仕事しかさせないなど、学歴差別があります。高校卒業の人だけ、スタイリストに昇格させるといった感じです。たとえ中学卒業の人の方が、技術が高かったとしても、学歴を見て仕事を与えないことがあるようです。
まとめ
あまりにもパワハラがひどい場合は、働くお店を変えてみることを考えますが、転職先でもパワハラがある可能性があります。やはり一番いいのは、一人だけでもいいので、相談できる仲間を作るといいでしょう。同じ職場で見つけられない場合は、相談できる友人などいると励みになります。