美容師は自分の髪を誰に切ってもらうの?

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お客様の髪をカットすることが本業の美容師ですが、自分の髪は一体誰に切ってもらうのでしょうか。実は、美容師によってその答えはまちまちです。今回は、美容師は自分の髪を誰に切ってもらうのか。そして、その理由はどこにあるのかを解説していきます。単純な疑問ながらも誰に切ってもらうかという選択には、プロ意識を感じさせるものがありました。

ほとんどの美容師は自分の髪を自分のサロンで切る

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美容師として勤めている方の8割程度の方がその特権を利用して、自分のサロンで髪を切ってもらっています。。ほとんどのサロンには、アシスタントとしてまだお客様のカットは行えない美容師がいます。そんな美容師の練習台になることを条件に、無料でカットしてもらっています。また、自分の髪の手直しは自分でできるということもあり、新人のアシスタントにとっても気軽に実践できる存在と言えます。

わざわざお金を払って自分の髪を切ってもらう美容師もいる

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少数ではありますが、美容師の中には自分の髪を切ってもらうために他のサロンに足を運ぶ方もいます。一般的な考えでは、多くの美容師の方々のようにスタイリストの練習台になることでカット代を浮かせるほうがお得と思われますが、プロ意識の高い美容師の考え方は少し異なっています。わざわざお金を払い、他のサロンに足を運んで自分の髪を切ってもらうという行動の背景には、他の美容師から技を盗むという目的が隠れています。また、自分自分がお客様として接客を受け、お客様目線を再確認し、どんなサービスだと嬉しいのか、どんなサービスは気分が悪いのかを考えるきっかけにもしています。わざわざ足を運ぶ、時間を費やす、お金を払うという犠牲ばかりに目が行きそうですが、プロ意識の高い美容師は視点を変え自分の糧にするというメリットを享受しています。

まとめ

美容師は自分の髪を誰に切ってもらっているのかという単純な疑問でありながら、その美容師の本気度を推し量ることができます。費用をかけないために自分のサロンで切ってもらうことで、アシスタントに貢献するという姿勢も大切ですが、他のサロンの技を盗むという視点をもつだけで学びに変えられるという考えも捨ててはいけません。自分の髪を切ってもらうことが自分のスキルを伸ばし、サロンに反映するという姿勢こそがプロには必要になるでしょう。