どうもKAMIUです。今回は前回やった業務用ブリーチ23種類に引き続き11種類で検証をしてみました!
前回1位だったブリーチ4種類+今回新しく検証するブリーチ7種類をご用意し最強ブリーチを決定致します!
前回記事:【完全検証】業務用ブリーチ剤23種を検証してみた!最強ブリーチ剤はこのメーカーだ!
まずそもそもブリーチ剤の仕組みとは?
知っている方のほうが多いと思いますが改めてざっくりと説明していきます!
ブリーチ剤とは?ブリーチの用途は?
ブリーチとは脱色という意味合いも含んでおり、キッチンブリーチなども色を抜き、綺麗にするということからブリーチと言われるそうです。
では、何故髪の毛にカラーを入れる際にブリーチをする必要があるのか?
髪の毛には元々メラニンが入っている為、普通にカラーを入れても鮮やかな赤色などを出すのが難しくなっています。
たとえば黒い髪に赤色を入れても色が入らない様に、ブリーチをすることで髪に存在してる黒色を消し、綺麗に赤色などを入れることが出来るのです。
イメージとしては下記のような図になります。
ブリーチ剤の色が抜ける仕組みとは?
ブリーチは、1剤のアルカリ剤と2剤の過酸化水素水を混ぜ合わせ、カラーと同じ用に髪の毛に塗布していきます。
1剤のアルカリ剤は、髪の毛の外側にあるキューティクルを開かせる役割を果たすと言われています。
1剤で2剤の過酸化水素水を分解し酸素を発生させ、発生した酸素が、髪の毛の色を出しているメラニン色素を分解することで、髪の毛の脱色ができると言われています!
メラニン色素にはユーメラニン・フェオメラニンと呼ばれている2種類があり、それぞれの配合バランスによって髪の毛の色が決まると考えられています。
ブリーチをすることで、黒色~茶褐色を出しているユーメラニンが先に分解され、徐々に赤褐色~黄色を出すフェオメラニンが分解されていくのだと言われています。
色の変化としては「黒→茶→赤→金髪→白」と色が薄くなっていきます。
業務用ブリーチ剤と市販のブリーチ剤を比較してみた
ではここで市販のブリーチ剤と業務用ブリーチ剤は果たしてどのように違うのか比較してみましょう!
業務用ブリーチ剤と市販のブリーチ剤では成分の配合具合や比率に違いがあるようです。
比べてみた結果、「過硫酸アンモニウム」「過硫酸カリウム」など2つの主な成分は大体どれも入っており同じだったのが分かりました。
成分などの大まかな違いが見られなかったものの、業務用と市販用のブリーチでは一体何が大きく異なるのでしょうか?それは下記の2つの点だと思われます!
- 塗りムラを減らすことが出来る。
- 塗布スピードが速い為髪へのダメージが抑えられる。
業務用ブリーチ剤11種類のランキングはこちら!
まず今回検証した業務用ブリーチのリストはこちら
今回実際に検証した業務用ブリーチ11種類が上記のリストになります!
ちなみに用意したブリーチ剤はこちら!
パイモアから発売されたばかりの新商品のシロブリーチなど個人的にかなり気になりますね。。
業務用ブリーチ11種の点数別ランキングはこちら
今回は美容師さんにも参加をして頂きリフト力の強さで評価をつけていきました!
ちなみに5段階評価で5が最大の評価となっています。
資生堂が一番人気で合計点数が19点と満点に近かったですね。。
前回総合的に1位だったイリヤは今回2位という結果になりました!
今回はどれもリフト力がかなり近く評価をつけるのが難しかった印象がありました!
詳しい順位表はこちら!
前回と同様に資生堂とイリヤが上位に来ているのが分かります!
しかし1位と2位と最下位以外あまり点数で差が無いようにも見えますね。。
業務用ブリーチの検証風景や動画などはこちら
検証風景はこちら!
早速黒髪の毛束に塗布していきます!
アルミホイルの上に毛束を載せてブリーチ剤を塗布しています。
放置時間は20分ですべて固定しています!
アルミホイルを重ねて20分放置!
繰り返して全11種類の毛束が完成!
資生堂と下の毛束を比べるとリフト力に差があるのが分かりますね。
*室温状況が良くなかった為染リフト力が分かりづらいです
業務用ブリーチ剤11種類の検証動画はこちら!
今回の検証を詳しくまとめた動画を作りましたのでよければご視聴宜しくお願いします。
業務用ブリーチ剤11種類のビフォーアフターを1枚ずつ大公開!
資生堂 パウダーブリーチ
今回リフト力が1番良かったのが資生堂になっています!
元の黒い毛束と比べるとさが分かります!
ちなみに放置時間は20分で今回の色味になりました。
イリヤ ビビッドホイップハイブリーチ
前回の検証で総合的に1位だったイリヤです!
今回もリフト力で2位とかなり得点が高かったのが印象です。
1位の資生堂の毛束と比べても遜色ない位の染まり具合となりました!
シュワルツコフ ファイバープレックス
こちらがシュワルツコフから発売されているプレックス系のブリーチになっています。
プレックス系のためダメージが少なくブリーチが出来るという優れものになっています!
しかしリフト力は若干弱いイメージが有りました。
サンコール パウダーブリーチ
こちらサンコールのパウダーブリーチです。
もとの毛束と比べるとブリーチが聞いて茶色になっているのが分かります。
サンコールはsyうアルツコフよりは明るく見えるが資生堂と比べると若干リフト力が弱い印象になりました。
タマリス パウダーブリーチ
前回の検証でイリヤ・資生堂などと同率で1位だったタマリス。
しかし今回の検証ではあまりリフト力が高くないという結果に。。
アリミノ ブリーチ120
前回かなり評価が高かったブリーチ剤になります!
なんとリニューアル下ということで今回も検証してみました。
しかし前回よりもリフト力が弱いという結果に。。
リニューアルの影響かもしれません。
ハホニコ クレイジービアンゴ
こちらも前回の検証で同率1位だったブリーチ剤になります!
良くも悪くもなく平均という結果になりました。
今回の検証では放置時間20分ということでかなり繊細になってしまいました。。
ミルボン オルディーブアディクシーハイブリーチ
皆様も気になるのではないでしょうかミルボンのブリーチ剤です!
今回の検証でも評価が良くリフト力も赤いという結果になりました。
ルベル エドルブリーチ
今回の検証で初検証のエドルブリーチです!
今回の検証での評価では他と遜色ないという結果に。
元の毛束と比べてみてもリフト力があまり高くないよう印象ですね。
パイモア シロブリーチ
個人的に今回気になったのがこちらのパイモアのシロブリーチです。
新発売されたばかりとなっているブリーチ剤です!
検証結果はサンコールなどのブリーチ剤と近いリフト力という結果になりました。
最後に:今回の検証はリフト力での最強ブリーチ決定戦
いかがでしたでしょうか?
今回は11種類ご用意してリフト力のみで評価をしました!
リフト力だと前回と同じ用に「資生堂」や「イリヤ」が高得点を取り1位と2位という結果になりました。
やはりリフト力ならこの2つのメーカーをおすすめできるのが分かりました。
しかし、放置時間20分でそこまでリフト力に差が出た印象はなかったのでコスパなどを考えてブリーチ剤を選ぶのもありかもしれません。
以上、KAMIUでした。