【注目】知っておきたい美容師の歴史

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髪の毛って、自分が思うよりも早いスピードで伸びてきますよね。そんな時に皆さんは美容室に行くと思いますが、美容師という仕事はいつから存在しているのかご存知ですか。

実は、美容師の仕事が誕生したのは、何と紀元前3,000年~4,000年頃のこと。当時文明が発達していたエジプトで生まれました。今回は、美容師の歴史について詳しく紹介していきたいと思います。

日本の美容師の歴史

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美容師という仕事自体は歴史が古いものの、日本で誕生したのは、それから随分後の鎌倉時代だと言われています。

当時、日本では髪結いの文化が広まっており、髪を結う仕事として「髪結い所」が登場しました。

そして、明治時代に入ってからは、髪型を自由にして良いという「断髪令」が制定され、人々は様々な個性的なヘアスタイルを楽しむようになります。

現代では美容師になるためには専門学校に入りますが、その歴史は大正時代にまでさかのぼります。1913年に日本で初めて「東京女子美髪学校」が設立され、その学校では髪結いの技術に留まらず、現在のエステ施術のような技術も学ぶことができ、数多くの髪のプロが誕生。

1947年には、理容師全般の職務を規定する「理容師法」が登場し、後から独立する形で「美容師法」が登場しました。

これにより、結髪・パーマやウェーブ、化粧などで容姿を美しくすることが定められ、広い範囲での業務が認められるようになりました。

ヘアカラー美容師の歴史

日本で美容師法が制定されてからは、人々は美容室に行くようになりましたが、当時はヘアカットは行われておらず、髪を整えることが主流でした。

その後、イギリスより生まれた「サスーン・カット」と呼ばれるカット方法(髪の毛をブロック分けして、カットを行う施術法)が1980年代に日本にも登場し、美容室業界に大きな転機が訪れました。

それでは、髪を染めるヘアカラー文化はいつ生まれたのでしょうか。ヘアカラーは、今から30年前の1990年代にさかのぼります。当時NYで働いていた日本人が大阪に専門のサロンをオープンさせたことがヘアカラーリスト文化が始まりました。

ヘアカラー市場規模は1985年時点では400億円だったのに対し、1990年に飛躍的な成長を遂げて、2000年代には1000億円を超える市場規模になったそうです。

いかがでしょうか。美容師と呼ばれる仕事はかなり昔に登場していたものの、ヘアカット・ヘアカラー等のような施術については、まだ歴史が浅いようでした。

今後も、どんどん新しい技術やスタイルに進化し続けるでしょう。