美容師をしている方、将来の老後のことについて考えたことがありますか。恐らくほとんどの方が無いのではないでしょうか。
世間一般的に、美容師は収入が安定しないと言われていますが、それは老後についても同様のことです。
そこで今回は、美容師が老後不安にならないためにするべきことについてお話します。
美容師が老後不安になる理由
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美容師の老後が不安になる理由として、年金が少ないことが挙げられます。皆さん、社会保険と国民保険の違いをしっかりと理解できていますか。
何となく、社会保険は会社勤めの人が入っているとイメージされるかと思います。社会保険とは、病気やケガ、老後の生活などに備えて、国民の生活を保障するために設けられた制度を指します。
国民保険についても社会保険と似た制度になりますが、両者の大きな違いは年金の支給額です。国民保険は、老後に年金を受け取れる年金は少なく年間78万円程と言われています。
先ほど会社勤めの方は社会保険に加入しているとお話しましたが、実は美容師は社会保険に加入していない方がとても多いと言われています。
法人化している美容室であれば社会保険に加入しなければなりませんが、個人事業主の美容室の場合はお店側が社会保険に加入する義務がありません。
老後不安にならないためにするべきこと3選
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それでは美容師が老後に不安にならないために、どのようなことをすれば良いのでしょうか。
美容師のスキルを活かして他の仕事をする
美容師という仕事は、体力勝負な面があるため、老後まで現役で続けるというのは非常に難しいです。そこで、美容師のスキルを活かして他の仕事をするのはどうでしょうか。
例えば例として挙げられるのが、美容学校の講師です。講師であれば、体力はそこまで必要とされていないので、長く仕事を続けることが可能です。
老後は美容室のオーナーとして働く
美容師として独立して、自分でお店を持つという方法もあります。ただ、現役でお店にたち続けるというのは難しいと思うので、老後は別で店長を雇い、オーナーという立場になるのが良いでしょう。
独立を目指す美容師は数多くいますが、独立できない理由に初期費用がないからという意見が多いです。そこで、独立希望の美容師を店長として雇い、自分がオーナーになればお互いにプラスとなります。
老後に向けて貯蓄する
中々老後に向けて貯蓄というのは難しいかもしれませんが、毎月少しずつで良いので貯蓄することをおすすめします。
先ほどもお話しましたが、国民年金は支給額が非常に低いです。そのため、年金だけで生活するというのは不可能です。そこで、現役で働ける間に少しずつ貯蓄をしておくようにしましょう。
いかがでしたか。
中々老後のことまで考える機会がないと思いますが、是非一度先を見通して人生設計してみることをおすすめします。