世の中には、美容師免許を持っていても、現在は美容師の仕事をしていないという方は非常に多く見受けられます。
理由としては、
- 結婚を機に専業主婦になったから
- 給料が低いから
- 職場環境が合わなかったから
など様々なことが考えられます。
一方で、数年のブランクを経て、再度仕事を再開しようとする方も少なくありません。しかし、一般的に美容師の再就職は難しいと言われています。
美容師の再就職が難しい4つの理由
30歳を超えると美容師は採用されにくいため
美容師の平均年齢は29歳と言われています。そのため、30歳を超えて再就職しようとしても、年齢という壁によって断られる可能性が非常に高いです。
どんなに技術があったとしてもお店側からすれば、
- 若いスタッフの中で上手くやっていけるのか
- 歳上には指示しにくいと思うスタッフがいる
という不安を抱いてしまいます。
美容師は体力が必要であるため
美容師は、皆さんが思っている以上に体力を必要とします。また、一日中お客さんに気を使わなければならず、精神的にも疲れます。
もし、仕事を辞めて数年のブランクがある場合、労働環境に身体が慣れず体調を崩してしまう可能性が高いので再就職は難しいと言われています。
美容師は時間的な制約が多いため
仕事を辞めてブランクがある方の中には、結婚して子供を産んで子供が大きくなったから、再度美容師として働こうと思われる方もいるかと思います。しかし、美容師は他の仕事と比べて固定の休みをとることが難しいと言われています。
時間的な制約があると、家庭のことや子供がいる方には働くことは厳しいですよね。
美容師は流行を把握する必要があるため
美容師であれば、常に流行を把握しておく必要があります。若い方であれば意識しなくても、自然と流行がわかりますが、年齢を重ねると流行には疎くなってしまいますよね。
再就職を考えているのであれば、普段の生活から流行を取り入れるように意識しなければなりません。
別の業界への再就職という手段もある
これまで美容師の再就職が難しい理由をお話しましたが、別の業界に挑戦してみるのもアリだと思います。ただ、全く別の業界となるとさすがに厳しいと思うので、美容師の経験を活かせるような業界をおすすめします。例えば、事例として下記のような業種が挙げられます。
- 結婚式場の美容スタッフ
- エステティシャン
- ネイリスト
- マッサージ師
いかがでしょうか。美容師の再就職は難しいと言われることが多いですが、世の中には数え切れない程の美容室があります。
ただ、再就職を考えている場合は理想の条件を全て満たす職場を探すことは難しいと思うので、いくつか妥協点を挙げた上で、それに沿った職場を探すように意識してみましょう。