シャンプーの詰め替えボトルを衛生的に使用できていますか?エコで経済的という理由で、環境への意識が強い方を中心に使用する方が急増している詰め替え用の製品ですが、意外ときれいに使うのが難しいアイテムでもあります。今回は、シャンプー詰め替えのメリットと注意点を紹介し、その注意点を意識しなくとも清潔に使えるパーツをつけるだけの詰め替えアイテムを紹介します。今一度、詰め替え用のボトルを使っている意味を整理し、そのまま詰め替えできる製品を検討してみてはいかがでしょうか?
シャンプー詰め替えはボトルはそのままが普通?
出典:http://news.livedoor.com/article/detail/11007504/
みなさんはシャンプーを詰め替える際に、使用していたボトルをどのように扱っていますか?ほとんどの方がボトルはそのまま使用すると答えるのではないでしょうか。そもそも詰め替え用の製品は、価格を抑えられるやゴミを減らせるなどの理由で使用する方が多いため、わざわざボトルも交換していては詰め替え用の製品を購入している意味がなくなると考えるのが普通とも言えるでしょう。
シャンプー詰め替えボトル・容器のメリットとデメリット
一見するとエコで環境に優しくと良いことばかりに見える詰め替え用の製品ですが、しっかりとしたお手入れをしていなければシャンプーの品質を落とす可能性があるとも言われています。まずは、詰め替えボトルのメリットとデメリットを振り返り、詰め替えボトルを用いる必要性を見直しましょう。
詰め替えボトルのメリット
やはり詰め替えボトルのもっとも大きいメリットは、エコで経済的という点にあります。もともと使用していたボトルをそのまま使用できるためゴミを削減でき、製品自体を新しく購入するよりも安く買えるという理由で詰め替え用の商品を使用している方がほとんどです。
詰め替えボトルのデメリット
実際に使用しているシャンプーを詰め替える時に、意外とうまく詰め替えられないと感じたことのある方も多いのではないでしょうか?事実詰め替え用のボトルのデメリットは手間にあります。経済的でエコとは思いつつも、容器に残ってしまったシャンプーを見ると本当にメリットはあるのかなと疑問に感じる方も多いはず。また、使いまわす容器の衛生面を考慮すると、割りと面倒なことが多いアイテムと言えそうです。
シャンプー詰め替えボトルの選び方
シャンプーの詰め替え用のボトルは折を見て買い換えるようにしましょう。ボトルの選び方のポイントは、半透明で中の様子をチェックできることです。また、注ぎ口が広く設計されており、洗いやすいという点も重要です。長期間にわたり、誤った使用方法で詰め替えてしまうとボトルの内側が汚れてしまう、ボトルが劣化する懸念が少なからずあり、シャンプーの品質を損なってしまいます。そのような理由から、詰め替え用のアイテムを使用しながらも中身をチェックし、定期的に洗い、定期的に買い替えを検討する必要があります。
シャンプー詰め替えの注意点
詰め替えボトルの選び方を紹介した際に簡単に触れましたが、シャンプーの詰め替え用アイテムの大敵は菌です。言い換えれば、キレイに使用し続けるための手間とも言えますが、正しく詰め替えるためには意外と気を使わなければいけないポイントがたくさんあります。湿気が多く、菌の繁殖しやすい温度が保たれるバスルームだからこそ、衛生面への気配りは必須です。
ボトルに水を入れるのはよくない
日常が忙しい、次の買い物まで少し間があるなどの理由で、シャンプーに水を足してその場を凌いだことがある方も多いのではないでしょうか。実は水を足すと製品の成分構成を変えてしまい、シャンプー本来のメリットを損なってしまうと言われています。もともとシャンプーは水と界面活性剤、香料や防腐剤、コーティング剤などをメーカーが高い効果を実現するために決まった割合で配合しています。水を足してしまうと、その構成比が崩れてしまいシャンプーの効能自体を損い、髪や頭皮に悪影響が及びやすくなってしまいます。
緑膿菌の危険性
ボトルを清潔に保てていない場合に緑膿菌という菌が繁殖しやすくなります。緑膿菌とは、別名でグリーンネイルとも呼ばれており、爪が緑色に変色するなどの肌トラブルを引き起こす原因とされています。基本的に健康的な成人であれば、肌トラブルにまで発展してしまうことはないとされていますが、乳幼児がいる場合には注意が必要です。また、体調を崩している時などの抵抗力が落ちている時には注意が必要です。ひどい場合には、化膿性疾患や気道感染、目に入ると角膜炎につながる危険性もありますので、大人だけが使用する場合でも緑膿菌へのケアは怠らないようにしましょう。
シャンプーは使い切ってから入れ替えよう
先程、水を足して使用した際のシャンプーへの悪影響を紹介しましたが、浴室に置いているだけで少なからず水が混ざっているという点にも注意が必要です。特に冬の季節ともなれば、バスルームはシャワー後は気温が上昇し、使用していない時には気温が下がるため寒暖差が大きくなります。ボトル内に結露が生じやすい環境となり、ボトル内部にシャンプーが残っている時間が長ければ長いほど、水の割合が高くなります。また、菌が発生した場合にはシャンプーを使い切り、洗浄しない限り菌がそのまま生き続けてしまい、新しいシャンプーにも繁殖することになります。シャンプーを使い切ってから新しい製品を補充することで、清潔に、シャンプーの効果を高いままキープできます。
乾燥させることが大切
詰め替え用の製品を使用する場合には、洗浄した上で乾燥させるようしましょう。一度繁殖してしまった雑菌を除去するためには、ボトル内部を乾燥させる必要があります。無意識にシャンプーを補充し続けてしまうと、なかなか乾燥させる機会がなく、菌の温床になる危険性があります。シャンプーの詰め替えは多くとも1ヶ月に1回程度ですので、必ずボトル内を洗浄した上で乾燥させてから補充するようにしましょう。
必ず柔らかいスポンジを使用する
ボトル内をきれいにするために、定期的な洗浄の必要性を紹介しましたが、ピカピカにしようという意識が強すぎると逆効果になる場合がありますので注意しましょう。きれいにしたいあまり鉄製の用具を用いてしまうと、容器の内部を傷つけることになり、小さな傷の中に菌が住処を作ります。ボトル内を洗浄する際には、必ず食器用のスポンジなどの柔らかいアイテムで軽くこする程度にしましょう。固まってしまったシャンプーを除去できれば洗浄は十分です。
シャンプーを詰め替えるタイミングは?
ドラッグストアなどで販売されているシャンプーをきれいに使うために意識し、正しく詰め替えていれば、期間を気にせず使い切ってから詰め替えれば問題ありません。ただし、最近注目を集めているオーガニックシャンプーやボタニカルシャンプーの中には、防腐剤や香料を使用していない製品も多く販売されています。もしそういったシャンプーを使用している場合には、1ヶ月〜1ヶ月半程度で使い切っていなくとも詰め替える必要があります。防腐剤や香料を配合していない製品は、は頭皮への刺激を減らすというメリットがある反面、製品の使用期限が短くなりがちというデメリットがあります。また、一度緑膿菌などの菌が繁殖した際に、殺菌してくれる成分も含まれていないため増殖しやすい環境にもなりがちです。このように使用しているシャンプーによっても、シャンプーを詰め替えるタイミングが異なりますので、製品の注意書きや成分を今一度チェックしてみましょう。
「シャンプー詰め替えそのまま」がある!
みなさんはシャンプー詰め替えそのままというワードを聞いたことがあるでしょうか?最近ではテレビなどのメディアにも取り上げられ、注目を集めている便利グッズです。これまで紹介してきた詰め替え用の製品は、ボトルに詰め替える手間がかかり、衛生面に気を配る必要があるなど意外と面倒の多いアイテムでした。しかし、その名の通り、シャンプー詰め替えそのまま使用できるアイテムは詰め替える手間がないだけで、驚くほど多くのメリットがあり、主婦を中心に人気を集めている製品なんです。
シャンプー詰め替えそのままのメリット
シャンプー詰め替えそのままは、詰め替え用の製品の注ぎ口にキャップを付け、底の部分にフックを取り付けるだけの非常にシンプルな造りのアイテムです。使い方は、フック部分をバスルームにあるタオル掛けなどに引っ掛け吊るすだけ。こんなシンプルな商品であるにも関わらず、メリットの豊富さが話題となっています。
詰め替えをする必要がなくなる
買ってきた詰め替え用のシャンプーの口にキャップを付け、底の部分に取り付けたフックを引っ掛ければ設置は完了です。この簡単な設置方法から分かる通り、詰め替えをする必要もないアイテムです。これまで紹介してきた詰め替え用の製品のデメリットは、いずれも詰め替える手間から生じているためそのすべてを解消できます。ボトル内を洗浄する手間も乾燥させる手間も一切不要です。さらに、詰め替え用の製品の真空状態を極力そのままキープできるというメリットもあり、空気が少ない分、シャンプー内に菌が繁殖する心配もありません。
最後まで無駄なく使える
逆さまに吊るすという形式で使用する製品であるため、最後の一滴に近いくらい無駄なく使用できます。これまで詰め替え用のシャンプーで起こりがちだった、まだ容器内に残っているのにというストレスも解消でき、もともと予算が抑えられる詰め替え用の製品のコストパフォーマンスを最大限に活かすことができます。
ボトル掃除の必要がない
詰め替えそのままは床に置かないという点も大きな特徴です。特にお気に入りのシャンプーであれば、ボトルもきれいに保ちたいと考える方も多いのではないでしょうか。従来のボトルシャンプーは床に置く形状をしているため、定期的にカビやヌメリを取る必要がありました。しかし、詰め替えそのままにはそんな手間も必要なく、ボトルはもちろん、バスルームのタイルもきれいに保てるというメリットがあります。
一回のシャンプー量が均一
シャンプーにコストパフォーマンスを求める方は、どのくらいの期間で購入するかを大まかに計算しているのはないでしょうか。ボトル用シャンプーであればワンプッシュの量が一定で計算しやすく、お買い物の算段まで立てられるというメリットがありますが、詰め替えそのままも同様の利点があります。基本的に宙吊りになった、キャップ部分を押すと決まった量のシャンプーが出る設計となっており、製品にもよりますがスタンダードタイプであれば1プッシュ6~7ml、ミニであれば3~4mlの一定量が出てきてくれます。髪の長さなどを考慮し、自分にあったアイテムを選ぶようにしましょう。
子供にいたずらされにくい
意外なことに詰め替えそのままは小さなお子さんがいる家庭での評価が高く、いたずらされにくいという点に魅力を感じる主婦の方が多いようです。小さなお子さんがいたずらして、口に含んでしまうなど気苦労が耐えない主婦の方には吊るせるという構造が好評です。さらに、特にシャンプーにこだわりたい方には、無駄使いされる心配がないだけで、お気に入りのアイテムを心置きなくしようできるというメリットもあるようです。
スタイリッシュに収納できる
お風呂の床に物を置きたくないという方にも、詰め替えそのままはおすすめです。もちろんカビやヌメリを取らなければいけない手間もありますが、なんとなくスッキリしないという方からも人気のアイテムです。また、シャンプーをパッケージで購入している方も多く、自分なりの収納が実現できるためインテリアの楽しみを広げてくれるアイテムとしても注目を集めています。
シャンプー詰め替えそのままの保管方法
シャンプー詰め替えそのままは、使用する時だけバスルームに持ち込むのがおすすめです。使用後はバスタオルで簡単に拭き、洗面台などに引っ掛けて保管しましょう。床に置かず、引っ掛けておく造りをしていますので、バスルームに放置しておいても、従来の詰め替え用のシャンプーよりは菌の繁殖を抑えられます。ただし、気温差によってボトル内に結露する、湿度の高さによってボトル内部にカビが繁殖するという懸念が0になるわけではありません。少しでも清潔に使用するために、使わない時にはバスルームから出すという保管方法をおすすめします。
100均・ダイソーで買えるシャンプー詰め替えボトル
シャンプー詰め替えそのままにはたくさんのメリットがありますが、コストパフォーマンスがあまり高くないという口コミも少なくありません。もちろん製品にもよりますが、事実数千円で半年程度の使用期間しかなく、割りと頻繁に買い換える必要があるというデメリットもあります。また、キャップ部分からの液漏れが気になるという声も多く、衛生面でのメリットは多いものの宙吊りの設計に疑問を感じているという声も聞かれるアイテムです。そんなコストパフォーマンスや宙吊りの設計を避けたいという方に、人気の製品が100均・ダイソーで買えるシャンプー詰め替えボトルです。一見すると従来の詰め替え用のボトルと似た形状をしていますが、詰め替え用のシャンプーをそのままパッケージごと収納できる口の広さが特徴です。そのまんま詰め替えポンプというネーミングで販売されており、床に置く形状をしているものの、詰め替える手間がいらないアイテムです。詰め替え用の製品の口を切り、中に収納し、ポンプと一体になった蓋を閉めれば設置は完了です。半透明で中をチェックできるというメリットもあり、詰め替え用シャンプーの利点を最大限に引き出せるアイテムです。床に置くタイプの製品のため、ボトル自体をきれいに保つための手間は必要になりますが、シャンプーの効能を長く楽しめるコストパフォーマンスに優れたアイテムです。
まとめ
一般的に環境に優しく経済的とされている詰め替え用シャンプーですが、意外と手入れが大変なアイテムであることがお分かりいただけたでしょうか。詰め替えるタイミングや詰め替えの手順など、少し怠ってしまうとせっかく購入したシャンプーの効果を損なってしまいます。また、そんなデメリットを整理しながら、今回紹介したシャンプー詰め替えそのままも購入を検討をおすすめします。小さなことですが、詰め替え手間がかからないだけで多くのストレスを解消できるはずです。