ヘアスタイルは、手軽に自分のイメージをチェンジすることが可能ですし、ストレートヘアをパーマヘアに変えるだけで、女性らしさが演出できたりなど、特に女の人にとっては、おしゃれの要素として、大事にしているポイントです。ヘアカラーやパーマを頼む際に、上手に美容師さんに頼むことができれば、イメージ通りのヘアスタイルが完成します。美容室でカラーをする場合、どれぐらい時間がかかるのか、どのように頼めばいいのか、などをご紹介致します。美容院に行く際に、役立てて下さい。
美容室でカラーリングするときの注意点
美容室でカラーリングをする際の注意点を解説していきます。
アレルギーかどうかをチェックする
美容院でヘアカラーをしたい場合、カラー剤に対してアレルギー反応が出ると、後で大変な状態になるので、ヘアカラーを施術してもらう前に、アレルギー反応の有無をチェックします。初めてヘアカラーを行う人は、カラー剤が頭皮に合うかどうか分からないので、必ずすることをおススメします。利用している美容院で、パッチテストという方法により、反応が出るかどうか確かめます。絆創膏などにヘアカラー剤を付けて、腕の裏などに貼り、48時間様子を見ます。48時間経過したら、絆創膏をはがし皮膚がかぶれたりしていないか、目で見たりアレルギー反応が無いか確かめます。
美容室には汚れにくい服で行こう
ヘアカラーを美容院でする際は、ケープで身体を覆ってくれますし、タオルを首に巻いて、汚れにくくしてくれるなどするので、着ていった洋服がすごく汚れることはありませんが、絶対汚れないとは言えません。万が一ヘアカラーが洋服に付いた場合は、汚れてしまいますので、着古した洋服を着ていく方が無難です。服の色は白ですと、付いた場合目立ちますので、濃い色の服がいいです。ヘアカラーが付いたら、すぐ洗剤で部分洗いをして下さい。白い服は、漂白剤でシミ抜きをして、綺麗にして下さい。
美容室でカラーした日にはシャンプーをしない
シャンプーとリンスなどは、ヘアカラーをした後に、美容院でして頂けるので、自分で行う必要はないのですが、カラー剤が頭皮に残っていたらと心配になり、美容室でヘアカラーした日の夜に、シャンプーをしたくなる人もいるかもしれません。ですが、ヘアカラーが髪の毛に定着するには、丸一日ほど時間がかかります。ヘアカラーがまだ定着していないのに、シャンプーをしますと、ヘアカラーも一緒に洗い流すことになります。髪の毛より色が抜けてしまうので、せっかく美しい色の髪が、色褪せてしまいます。
体調が悪いときには美容室でカラーリングをしない
体調が悪いのであれば、美容室でのヘアカラーは控えたほうがいいです。ヘアカラーは独特の匂いがありますので、匂いをかいでさらに気分が悪くなることもありますし、体調がいつもと違う状態にあるので、なるべくヘアカラーを行わないほうがいいです。美容院でのヘアカラーは、2時間~3時間ほど時間がかかり、ずっと同じ姿勢でいることは、体調が悪い人にとっては、つらい状態になりますので、体調が良い日に日程を変更するといいでしょう。
生理のときにはカラーリングを控えよう
生理中は体調がいつもと違いますので、頭皮なども敏感になっています。パッチテストでヘアカラーのアレルギー反応が出てなくても、生理中は身体の状態が安定していません。人によっては、アレルギー反応が出ることも考えられますし、体調が悪くなったり頭皮にダメージを与える、きっかけになることもありますので、生理中のヘアカラーは、行わない方がいいでしょう。
前回いつカラーリングしたかを正確に美容師さんに伝えよう
美容院に行く前に、前回ヘアカラーをした日がいつだったのか、思い出してから出かけましょう。美容師さんは前回のヘアカラーしたのが、いつ頃だったのか聞いてきます。これは何故なのかと言いますと、ヘアカラーする際の髪の反応が変わってくるからです。色がのりやすいのか、前回と違う色で染めるなら、きちんと色が入るのかなど、判断するために質問しているのです。髪の状態を把握していないと、施術しても思ったようなカラーにならないからです。
どのようなカラーにしたいのか美容師さんに伝えよう
髪を染める方法は、いくつか種類がありますので、自分の希望をきちんと美容師さんに伝えます。ヘアカラーは、髪のキューティクルを分解して、染料を髪内部に浸透させます。白髪染めも、同じ方法で染めています。ヘアマニキュアは、髪表面に染料を定着させて、髪に色を付けるヘアカラーです。カラーリンスとカラートリートメントも、ヘアマニキュアに分類する商品です。ブリーチは、髪を脱色し明るくするヘアカラーの方法です。髪の色を抜くことで、ブラウンなどの軽めの色にしていきます。
美容室でカラーする際の時間は?
美容室でカラーをする際の時間はどれくらいかかるのでしょうか?
カットにかかる時間
美容室でヘアカットにかかる時間は、それぞれの美容院で違ってきますが、髪をカットする前に、カウンセリングの時間があります。どのようなヘアスタイルが希望なのか、写真などを見て美容師さんと、ヘアスタイルのイメージを、話し合いします。その他、髪の長さやボリューム感、どのような色にどの方法で染めたいのかなど、要望を伝えます。ヘアスタイルの方向性が決まりましたら、ヘアカットです。カウンセリングも含めて、ヘアカットにかかる時間は、おおよそ60分ぐらいです。
美容室でのカラーにかかる時間
ヘアカラーは実際手間がかかりますので、ある程度時間がかかる予定で、美容院に行くといいでしょう。カラーは始めに、髪の毛の根本より、刷毛などでカラーリング剤を塗ります。塗ったら放置をして、カラーリング剤を髪に定着させます。髪の毛がしっかり染まったことを、美容師さんが確認しましたら、染毛剤をシャンプーで落とし、トリートメントなどを髪に付けて、痛みをケアします。ヘアカラーにかかる時間は、約1時間30分ぐらい見ればいいですが、髪が早く染まる人は、放置時間が短く、染まりにくい人は、放置時間がかかってしまうと思って下さい。
カット&カラーにかかる時間
髪の毛が長く染まりにくい人は、どうしても時間がかかりますし、髪の毛が短く良く染まる人であれば、短い時間での施術で対応してもらえます。カットとヘアカラー、両方をということになりますと、2時間から2時間30分ほど、予定を空けて美容院に行く方がいいです。美容院にお客さんが多い場合は、さらに時間がかかります。施術してもらうまでの、待ち時間もかかってきますし、1人の美容師さんで、何人かのお客さんを担当しているなどの状況であれば、3時間以上時間がかかることもあります。
パーマにかかる時間
パーマは緩めに大きくかけるのか、細かくかけるのか、希望するパーマヘアにもよりますが、おおよそ2時間はかかります。又、パーマの種類にもよりますが、デジタルパーマは3時間ぐらい、エアウェーブも3時間ぐらいです。コールドパーマは1時間30分ぐらい、クリープパーマは2時間30分ぐらいです。縮毛矯正は、髪のクセの強さや量にもよりますが、2時間30分ぐらいかかります。
カット&パーマにかかる時間
どのようなパーマヘアスタイルにするか、髪の長さにもよりますが、カットとパーマで約3時間はかかります。パーマをかける際に美容師さんは、お客さんの髪の毛質や、ダメージを受けてないかどうかなど、きめ細かくチェックして、人それぞれに合わせた、パーマ剤を選定しながら、髪が痛まないように配慮して、丁寧にロットを巻いています。なので、それなりに時間がかかりますが、いろいろ配慮しながら、施術してくれていると言えます。カットはロットを巻いて、希望のヘアスタイルに仕上げるためのカットなので、カットとパーマどちらもお願いする場合は、3時間以上かかると思っていいでしょう。
美容室でカラーにかかる値段
美容院でカットとカラーを施術してもらうと、値段としては約6,000円~8,000円ぐらいは、予算上限として用意しておくといいでしょう。美容院にもよりますので、これよりお値段が安いお店もあれば、高いお店もあります。
美容室でカラーをする時の頼み方
街を歩いている人を見れば分かりますが、じつにいろんな色のヘアカラーが存在します。十人十色と言っていいほど、いろんなヘアカラーがあります。部分的にブリーチしている人もいますし、髪の毛をグラデーションに染めている人もいます。どのようなヘアカラーにしたいか美容師さんに、確実に伝える方法は、自分が希望しているヘアカラーをしている、モデルさんの写真などを見せるとか、インスタグラムなどで、イメージに近い髪色をしている人を見つけて、見せながら説明をするなどの方法です。美容師さんが分かりやすいと、希望のヘアカラーに完成できます。
又、美容院にはヘアカラーの色見本がありますので、美容師さんがお客さんの希望の髪の色を確認するために、色見本を見せながら説明をしてくれます。いろんな色の毛束が貼ってあり、染め上げ後がイメージできるので、その中から選択する方法もあります。
写真・画像・切り抜きなどの見本を見せよう
ヘアスタイルもですが、やはり写真を見せて、このヘアスタイルにして下さいと、要望を伝える方法が確実です。できれば髪質も合わせた方がいいので、髪の毛が太い人は、太い他人のヘアスタイルの中から、参考になる写真を探すといいでしょう。猫っ毛の人は、同じ猫っ毛の他人のヘアスタイルで、感じがいいものを選びます。髪質が違いますと、例えば同じショートヘアでも、髪のボリューム感が違ってくるので、同じ雰囲気になりません。
美容室には普段着る服やおしゃれをしていこう
普段自分がいつも着ている服は、カジュアルですか?フェミニンですか?ファッションスタイルで、似合うヘアスタイルも変わってきます。着てきた洋服のファッションを見て、美容師さんも雰囲気に合う、ヘアスタイルを意識してくれます。なので、いつも着ている洋服で、美容院に行くのがおススメです。ヘアカラーをする場合は、汚れる可能性もありますので、普段着ている服の古着で行くといいでしょう。
ヘアスタイルを変えたので、イメチェンしたい場合は、今まで着ていた服も変えて、全く今までと違うファッションにするのも、雰囲気が変わり楽しいです。ヘアスタイルを変えたことで、着こなせなかった洋服が、似合うようになると嬉しいものです。新しいファッションに、チャレンジしてみましょう。
美容室でカラーについてのまとめ
ヘアカラーは上手く染まっていないと、不満が出てきますので、丁寧にきちんと染毛剤を塗ってくれる美容院がおススメです。又、髪の毛がダメージを受けないように、トリートメントなどでヘアケアをしてくれるお店がいいでしょう。ヘアカラーのために美容院に行く場合は、約3時間は予定を空けておきましょう。色の仕上がりイメージは、他の人の髪の色の写真を見せて説明するか、美容院にある色見本の中から選びます。髪の毛を染めましたら、1日はシャンプーを控えましょう。美容室でのカラーについてお伝えしてきました。