ミルボンのカラー剤はその名も株式会社MILBON(ミルボン)が発売しています。
ヘアカラー剤の他には、売上の60%を超えるシャンプー、リンス、ヘアトリートメント、ヘアスタイリング剤などのヘアケア剤、パーマ剤、薬用発毛促進剤、パーマ用器具類の製造販売を生業としています。
ミルボンは1960年創立、すでに50年超の歴史があります。
本社は大阪府大阪市ですが、ファッショナブルで流行に敏感な東京・青山や銀座をはじめ、全国15ヶ所に支店や営業所を持っています。
また、ミルボンは東証一部上場企業で、海外にもアメリカ、上海、韓国、タイなどに子会社があり、香港、台湾をはじめとした海外7ヶ所には駐在所もあります。
ミルボンのカラー剤について紹介!
それでは、ミルボンのカラー剤についてご紹介して行きましょう。
ミルボンカラー剤の特徴
ミルボンのヘアカラー剤には、「オルディーブ」というブランドと「オルディーブ アデクシー」、そしてグレーヘアの彩りにこだわった「ファルグラン」というブランドがあります。
ひとことで言うと、「オルディーブ」はどちらかというと適度に流行を取り入れたお嬢様風でコンサバティブな感じ、「オルディーブ アデクシー」は、個性的で流行をより追求するタイプとも言えるでしょうか。
また、別ラインの「ファルグラン」は年齢髪に負けず、オシャレを楽しみたい年齢層にも支持されるグレーヘア用ヘアカラーブランドです。
ミルボンカラー剤の種類
それでは、ミルボンカラー剤の種類をご紹介致します。
ミルボン・オルディーブ
スロウカラーやイルミナカラーも出揃い、まさにカラー剤戦国時代のような雰囲気の昨今ですが、ミルボンカラー剤の「オルディーブ」も負けてはいません。全5色でグレー系色番が2色。今話題のスロウカラーよりもクリアでまろやかな染め上がりだと評判です。
新しくパール&ホワイティラインも発売され、黄味が強い髪にはパールグレージュ。赤みが強い髪にはパールライムグレージュを使用します。パールラインは、角が取れたまろやかな白味と透明感が特徴のヘアカラーで自然で上品な雰囲気を求める女性に大人気です。また、ホワイティラインは、白味のある透明感が特徴のヘアカラーで、赤みや黄味など、染める髪を選ばず使え、クールで上品な雰囲気を求める女性に大人気です。
また、ミルボンカラー剤の「オルディーブ」は、匂いが少ないので、施術する側もされる側の負担も軽く、カラー剤を湿布後の放置時間が従来より短い、しかも髪を深部から発色させるため、放置30分後くらいの発色がいい、また、カラー後の色持ちがいい、とほんとうに理想的なカラー剤と言えます
ミルボン・オルディーブアデクシー
ハイライトやブリーチとも相性が抜群のミルボンオルディーブアデクシーは、次世代のためのヘアカラー。軽くレイヤーを入れてグラデーションを作り、髪の動きを出してまるで欧米人のような髪を叶えます。
2017年2月に発売された、アデクシーの新色は、グレーやブルーを組み合わせて日本人特有の赤みを抑え、外国人髪のようなグレージュ。ドライヤーやコテの熱にも強く、従来は寒色系では抜けやすかったカラーも退色しにくいと評判です。
ミルボンカラー剤「オルディーブ アデクシー」は、「もっと自由に楽しく」をコンセプトにしており、髪のダメージを極力少なくし、ツヤや透明感を感じられる高発色なカラー剤です。カラーバリエーションは基本色が5色、強調色が3色なのでそれほどバリエーションが多いとは言えません。2剤オキシダンは、髪をブリーチできる割合によって6%・4.5%・3%の3種類あります。数字が大きいほどブリーチする力が強いものとなっています。
おしゃれ染めのリタッチの場合などは2剤は6%を使うことが多いようです。
「オルディーブ アデクシー」のヘアカタログには、レッドやブルー、バイオレットなど、あえてビビッドな色目のあるカラーの提案もされており、グレージュやアッシュなど全盛の時代に一石を投じるような、個性的なカラーも作ることが出来ます。
ミルボンカラー剤「オルディーブ アデクシー」は、今話題の赤みを抑えた外人髪が作れるスロウカラー、イルミナカラーと違い、低明度の暗い色もあるそうで、これらのライバルカラー剤との差別化を図っているようです。
一人ひとり異なる髪質、その時々の女性のなりたい髪に応え、上品で繊細な質感表現を叶えるヘアカラーと言えます。一人ひとりの女性の髪質やなりたい髪に応えて、自由自在にミックスして施術する、いわば、オーダーメイドなヘアカラーなのです。
「オルディーブ アデクシー」は、「オルディーブ」同様、いままでのカラー剤の欠点を補っており、匂いが少なくて塗りやすく、色持ちがいい、放置時間が短い、とほんとうに理想的なカラー剤と言えます。
フレンチ、ヌーディー、シアー、イノセント、マーメードラインなど、ミルボンオルディーブが提唱するヘアカラーライン。それぞれ赤みを極力抑え、ネイビーやブルー、グレー、アッシュ、プラム、カシスなどを単色で、また、ネイビー×グレー、ブルー×プラチナなどを組み合わせ、いままでになかった発色で自由なカラーを楽しめます。
出典:instagram@kazu_carnival
コケティッシュでラウンドバングが特徴のボブ。グレーっぽいホワイトやピンクの色味が入っているのがおわかりでしょうか?それにミルボンファルグランを使うと染め上がりのツヤがいいのも特徴のひとつです。
出典:ミルボン
グレーヘアの彩りにこだわったカラー剤であるファルグラン。色味が良いのと、塗りやすいのが特徴です。カラーバリエーションは70色。
ミルボンカラー剤の使い方
ミルボンカラー剤は1剤と2剤があります。
まず、1剤を2色程度混ぜ合わせます。通常混ぜる色は2色が限度のようです。また、根元は13トーン、既存の染部分は8トーンなど、色の濃さを変えて湿布します。
次に、2剤を混ぜ合わせます。1剤と2剤の割合は、基本は1:1ですが、髪質によっては2剤を多めに混ぜ、髪に湿布します。2剤のオキシダンは、髪を脱色する率によって違いがあり、それぞれ6%・4.5%・3%の3種類があります。数字が大きいほどブリーチする力が強いことを示しています。湿布時間は1人で施術する場合、10分ほどです。
まとめ
いかがだったでしょうか?採用している美容室も多い、ミルボンのカラー剤についてご紹介致しました。
このミルボンのカラー剤ですが、従来は美容室専売品で一般の人は手に入らないものでした。
しかし今では、ネット通販などでも手に入るようになり、一般人でもプロの使うカラー剤を使うことができるようになりました。ただ、技術の点はよく勉強してからでないと失敗してしまう事も多いようです。しかし、使い心地、香りなどは自分で実践してみないとわからない点も多いので、興味のある方は実践してみるのもよろしいのではないでしょうか?
ミルボンのカラー剤には、オルディーブ、オルディーブアデクシー、そして白髪用のファルグランがありますが、中でも2017年2月に発売されたばかりのオルディーブアデクシーに話題が集中しています。
まさに現在は他のメーカーでも日本人特有の赤みを抑えた外人髪が作れるヘアカラーを発売し、美容室はもちろん、SNSなどの写真や口コミなどでも話題になっており、「ヘアカラー戦国時代」とも言えます。
ヘア専用の美容商材メーカーであるミルボンが50年超の歴史の中で積み重ねてきた技術を結集した「ミルボンオルディーブ」「ミルボンオルディーブアデクシー」で是非、あなたのなりたい髪を実現してみて下さい。