美容師独立の年齢のタイミングはいつ?平均年齢などを紹介します!

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こんにちは!美容師が独立する年齢は何歳でしょうか?

独立で大事なことなどを紹介していきます。

美容師が独立する年齢は何歳?

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美容師として独立する年齢は何歳が多いのでしょうか?美容師として独立する年齢はその人の実力、力量次第です。センスがある、金銭面で不安がない、美容業界に精通しているなど実力があれば若くても独立することは可能です。心の壁を作らないようにしましょう。

ただ一般的に独立する年齢は25歳~35歳前後が多いです。独立の平均年齢は29歳です。美容師歴でいうと20歳からサロン勤務をすると考えると5年~15年前後でしょうか。

今と昔で違う独立のタイミング

年配の美容師にお話しを伺うと25歳前後で独立をしたという人がいます。独立の年齢がかなり早いなという印象をもたれるかもしれませんが、昔は中学を卒業して手に職を得る人が多かったです。雇う側も若い程仕事の吸収スピードが早いと考えていました。なので中卒は金の卵といわれ重宝されていました。15歳で中学で卒業し25歳で独立すると実務経験は10年になり最適なタイミングといえるでしょう。今は高校、美容学校を卒業してからになりますので昔に比べて独立の年齢は遅めになります。

どんな人が早く独立するのか

成長意欲、向上心がとても高い人、センスがある人、お客様の立場に立ってカットができる人、また目標を立てロジカルシンキングができる人は早く独立します。

ロジカルシンキングとは物事を順序立てて考える能力のことです。たとえば20歳の人が25歳で独立すると目標(長期目標)を立てます。25歳での独立というゴールから逆算すると21歳までに何をして24歳までに何をできるようになって…という筋道を立てて短期目標を決めます。そしてひとつひとつ短期目標をクリアしていくのです。そのような思考プロセスをもっている人は短期目標へのこだわりが強くなりできることも増えるので結果的に独立が早くなります。

美容業界は体育会系気質が強いために数字、データを基にした論理的な面からのアプローチが進んでおりません。物事には因果関係があるので、順序立てて物事を進めるロジカルシンキングができればかなり抜きんでた美容師になることができるでしょう。

独立の年齢が若いほど良い理由

美容業界は体力勝負です。体が強い、根性がないとやっていけません。朝は早く、夜は遅いです。今の時代根性論は古臭いかもしれませんが、美容師の仕事は非常に体力を使います。その過酷さから新卒で就職した美容師の離職率は50%~70%といわれています。若いときほど体力がありますのでバリバリ働けるうちに独立した方がよいです。

若い人の方がお客さんがつきやすいというのも理由のひとつに挙げられます。美容室に来店されるのは女性が多いです。女性の心理を分析するとおしゃれでイケてる男性に髪を切ってもらいたいと思うのが心理でしょう。男性でもキレイな女性から髪を切ってもらった方がいい人が多いと思います。なので若い程独立した際にお客さんがつきやすいです。

美容師には40歳前後が分かれ目で40歳定年説があります。40歳で独立するか廃業するかの選択を迫られます。先程述べたようにお客さんが若い人を好むことから40歳の美容師は需要がなくなってきます。需要がなくなれば当然美容師としての仕事は減っていき別の仕事をする必要があります。廃業した美容師の転職先として、営業、建築、運送業などがあります。サービス業なので営業は多く、歩合制の会社で働く場合、美容師時代の何倍ものお金を稼ぐ人もいます。

美容業界は体力勝負、若い人が好まれる、需要がなくなれば仕事がなくなる面を考えると芸能界に近い面があります。40歳までに独立してある程度やっていけるかがポイントとなります。

若さは絶対的な強みにはならない

美容師が独立するのは若い方が良いと述べましたが若さは決定的な強みにはなりえません。大事なのはお客さんを喜ばせる能力、技術です。これが伴っているとき若さは強みになります。おもてなし精神、技術がない若い美容師は40歳前後の美容師よりも需要はありません。若いからといって驕らず謙虚に自分の能力を磨いていく必要があります。

美容師独立までのプロセス

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美容師として独立するまでにどのようなプロセス、過程を経験すればよいのでしょうか?

美容学校を卒業する

まずは美容学校に行って国家試験を受けて美容免許を取得する必要があります。美容学校は2年間で卒業するのは20歳前後です。20歳前後でなくても学校に行って美容免許を取得することはできます。

サロンに就職

美容免許を取得して就職活動をしてサロンに就職します。就職面接はサロンによって特色がありますのでしっかり対策しましょう。自己アピールに力を入れるとよいです。

就職したらまずは見習い(アシスタント)です。見習い期間も人によります。1年目はシャンプーだけなんてこともザラです。やる気を維持して頑張っていれば根性があると見込まれ見習いから昇格できますが、やる気がないと仕事の技術も身につかず辞めることになります。給料は驚くほど安いですが耐えましょう。見習い期間もしっかり努力すればシャンプー、カラー、トリートメントなどを覚えることができます。

スタイリストデビューは見習い期間が短い程早く訪れます。平均5年前後ですがお店の教育状況、個人の能力等が甘味され早い人は2年前後でスタイリストデビューします。

スタイリストから昇格していく際の基準は売上になります。売上を上げることができれば店長になれますし経営ができますので、独立した際の成功の可能性を上げることができます。

 

美容師独立とサロン勤務の決定的な違い

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サロン勤務で実力をつけることはとても大事になってきますが、独立との違いはあなたが経営者になることです。サロン勤務では経営能力は身につきません。経営とはお店を運営していくことでお金のやりくりをすることです。お金を得るためにはお客さんに来店いただかなければいけませんし、そのためには集客をする必要があります。サロン勤務のときは来店いただいたお客さんを大事にすればよかったかもしれませんが、集客は経営層が行っていたのです。集客できていた要因はお店の名前などあなたの力以外だったかもしれません。これからは自分の力だけでやっていく必要があります。

経営はどうやったらできるのかというと経営することでしか身につきません。致命的にならない限りの失敗を重ねる必要があります。また経営に教科書はありませんので自分の頭でしっかり考えていきましょう。ロジカルシンキングはそのとき必ず役立ってきます。

まとめ

ここまで美容師独立の年齢の記事をお伝えしてきました。独立の年齢は早ければ早い程よいです。40歳定年説を考えればなおさらです。自分のやる気と根性、考え方次第でいくらでも上にいけます。夢がありますね。独立して成功されて多くのお客さんを笑顔にすることを祈っています。最後までお読みいただきありがとうございました。

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